【漕いで、釣って、食べて】 カヤックフィッシング奮闘記Vol.9「ルアーで青物狙い編(後編) | 釣り 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル - Part 2
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    2016.11.06

    【漕いで、釣って、食べて】 カヤックフィッシング奮闘記Vol.9「ルアーで青物狙い編(後編)

    さきほどヒットしたあたりまで戻ると、魚探にたくさんの影が。これ全部カマスなんだろうか。ひとまずルアーをキャストすると、またすぐにヒット。上がってきたのは、また大きなカマス。注意深く針を外すと、やはり手間取る。また流される。戻る。投げる。ヒットする、の繰り返しとなる。大げさではなく、ルアーを投げて釣り上げている時間より、針を外している方が長いほど。

    人生初のルアー入れ食い状態にこの笑顔

    人生初のルアー入れ食い状態にこの笑顔

    まさに1キャスト、1バイト、いや、バレてまた違う魚がかかったりするので、1キャスト、3バイトくらいある。ルアーでこんなに魚がヒットした経験はない。これがカヤックフィッシングの実力なのか。とにかく、釣れるわ釣れるわ、カマスの嵐。ルアーを投げて、ただ巻くだけ。細かいことは何もしていない。たぶん今ここにいたら誰が投げても釣れる、という状態だった。

    水中カメラでカマスくん

    水中カメラでカマスくん

    「すごいじゃないですか!」と沼野さんが近づいて来るが、その間にも「あ、来た、バレた。あ、また来た」という感じ。不思議なのは、沼野さんが投げていたメタルジグには一切反応せず、私がたまたま付けていたバイブレーションという種類のルアーにだけにカマスが強烈に反応してくることだった。

    釣れるのはひたすらカマスだけ

    釣れるのはひたすらカマスだけ

    試しに沼野さんに私が持っていたバイブレーションを貸して投げてみてもらうと、すぐにカマスがヒットしてきた。後で聞いたのだが、偶然付けていただけのバイブレーションと、たまたまバイブレーションが好きなカマスの大群に遭遇しただけで、こんなことは稀らしい。通常は、魚探で見つけた魚がなんなのか、どんなルアーに反応してくるのかを探るのに時間がかかるとのこと。偶然とはいえ、それも運。さすが私。

    釣れすぎて飽きぎみの私

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