アウトドアを上質にする、プロ御用達メーカーの国産本革グローブのススメ
軍手は扱いやすく、暮らしに身近な存在です。きっと多くのご家庭に常備してあることでしょう。
そこをもう一歩進めて、プロ仕様の本革グローブを取り入れてみるのはいかがでしょうか。「軍手でも十分だけど、もう少し作業効率や安全性を高めたい」という際のおすすめツールです。
今回は、富士グローブが販売する牛オイル革グローブ「SW-32B S&W(以下、S&W)」について紹介します。
写真で使用している商品は、2021年購入の筆者私物です。
富士グローブ発、牛オイル国産革手袋S&Wについて
牛オイル革グローブ「S&W」を販売する富士グローブは、消防等官公庁向け特殊手袋をも手がける、信頼の国産グローブメーカー。プロの現場で広く活躍する高品質グローブをメインに、さまざまなプロアイテムを提供しています。
ありがたいことに私たち一般市民も、このプロ品質グローブを市場から簡単に入手することができます。
S&Wグローブの特長
以下が、このグローブのおすすめポイント&特長です。
・S&W(ソフト&ウォッシャブル)
・国産なめし皮×オイル加工の本格仕様
・洗っても硬くなりにくい
・皮の使用部位の工夫で使いやすさ抜群
・親指付け根のアテ付きで丈夫
・手首にフィットするマジック付き
天然の「皮」は、薬剤の漬け込みなどの複雑な“なめし工程”を経て、ヒトにとって扱いやすい「革」へと生まれ変わります。
このS&Wグローブも、厳選された国産なめし皮の採用により、とりわけ高品質のグローブに仕上がっています。
牛革は本来、「厚手で丈夫」というメリットと、「多少のゴワつき」というデメリットをあわせ持っています。ところがこのS&W手袋は、オイル加工により、丈夫かつ柔らかな質感を追求。そのデメリットを打ち消しています。
背部分や指付け根部分の切り替えなど、こだわって作られているのがわかります。
それでは、活用例をみていきましょう。
たとえばこんなシーンで役立ちます
木切れや小枝、落ち葉を扱う際に
突き刺し・裂けに強いこのグローブは、木切れや小枝、落ち葉を扱う際に役立ちます。
洗える安心感から、汚れを一切気にすることなく、アウトドアにいそしむことができます。
尖った枝をはじめ、毒虫、毒草の脅威からも、大事な手指を守ることができます。
グローブ表面は非常に滑らかな風合いで、木肌などを傷つけにくく、植物・昆虫採集、自然観察の際にも役立ちます。
トゲのある植物の扱いに
ヒイラギ、バラなど、軍手を突き通すほどの鋭いトゲを持つ植物は、扱いづらいもの。そんな植物を取り扱う際にも、このグローブは頼りになります。
ノコ刃に触れる際にも
たとえば刃のお手入れなど、工具や機器類の金属部品を触る際にも活用できます。写真のような粗目のノコ刃であれば、少々強く握り込んでも、手に痛みを感じることはありません。
グリップ力を必要とする作業に
このグローブなら、振動する大型機器の取り回しもラクラク。強力グリップにより、作業の疲労感を和らげます。
鋭利な刃のついた機器は、手からハネると大ケガの恐れがあります。安全な作業のためにも、しっかり握りこめるグローブは必須です。
グルーガンなどの熱にも
家庭用の熱を帯びるDIYグッズ、たとえばグルーガンやコテなどを扱う際にもおすすめです。うっかり溶けたグルーを落としてしまうなど、不意のヤケド対策としても重宝します。
※グルーガン先端はかなりの高温になるため、グローブを装着していても、触れないようにしましょう。
洗って乾かしても品質はそのまま
このグローブは本革ながら、水濡れしても硬化や色落ち、縮みがほぼなく、ソフトな質感を保ち続けます。
汚れても装着したまま手を洗うことができ、何かと便利です。
ソフトで洗える国産グローブを、暮らしに取り入れてみませんか
アウトドアを一段上質にする本革グローブ。今回は数あるグローブの中でも、個人的にイチオシの富士グローブS&Wをご紹介しました。
このグローブは、上記以外にも、
・家具の組立や移動
・配線工事やリフォーム
・危険な魚介類を扱う際(ウニやシャコ、尖ったヒレや尾を扱う際など)
・指先の防寒、防風
などの用途で使用可能。ほか、テントの組み立てや粗目のロープの取り扱いの際など、キャンプシーンでももちろん役立ちます。
このS&Wグローブの柔らかさ、使いやすさはリピート必至レベルです。この手首の「S&W」マークを目印に、ホームセンターや通販で探してみてくださいね。特徴的な美しい青緑色も、また魅力です。
富士グローブ 国産牛オイル床マジック付 SW-32B S&W
素材 牛皮/オイル皮
サイズ L/LL