【素朴な疑問Q&A】「自転車は歩道か車道か」問題、パンク対応、保険、捨て方まで教えます!
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    2021.11.30

    【素朴な疑問Q&A】「自転車は歩道か車道か」問題、パンク対応、保険、捨て方まで教えます!

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    基本を知って、 快適な自転車ライフを!

    老若男女問わず、移動手段として日常的に活躍している自転車ですが、実はいろんなルールがあるんです! 安全を守るためにもぜひ、ルールの基本を頭に入れておきましょう。

    教えてくれた人

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    tokyobike吉祥寺店長・宮尾耕平さん。「東京を走るためにデザインされた自転車ブランド『トーキョーバイク』。新店舗の『谷中Soi』lでは中古車の引き取りや販売など新しいサービスにも取り組んでいくのでご期待ください!」

    Q1.自転車にライトは必要?

    A ライト、ブレーキ、ベルは三種の神器です。

    自転車で公道を走る場合は、ブレーキ(制御装置)、ライト(前後)、ベルの装着が義務付けられています。ただし、後部は赤いテールライトの代わりに反射板でもOK。ベルはハンドル周りに装着し、走行中いつでも使用できる状態にしておく必要があります。

    スポーツバイクは、鍵がついていないので、別にチェーン式などの鍵が必須です。

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    夜間、車のライトを反射して位置を知らせるために、後部には赤い反射板を付けましょう。

    ライトとベルは必須。ブレーキもしっかり整備しておきましょう。

    Q2. 歩道と車道、どちらを走ったらいい?

    A 軽車両なので基本は「車道の左側」。

    道路交通法において、自転車は軽車両。車の一種なので、車道の左側を走るのが原則と定められています。

    ただし、13歳未満の子供や70歳以上の高齢者、車道や交通の状況から止むを得ない場合(道路工事や交通量が激しく危険がある場合)は歩道を走ることもできます。その場合、歩行者が優先なので、車道寄りを「徐行」で走行することを守りましょう。

    例外として、車両の幅が60cm を超えるもの(MTBや後ろに荷台を牽引している場合は要注意)は歩道の走行は不可。また、13歳未満の子供はヘルメット着用の努力義務があると定められています。

    Q3.自転車のメンテナンスって難しい?

    A 日常的にチェックするのは3か所!

    1. ブレーキが利くかどうかを確認
    2. しっかり空気を入れる
    3. チェーンの回転具合を確かめる

    1 ブレーキはちゃんと利くか?

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    まずブレーキチェック。左右のブレーキレバーを握り、ちゃんと利くかどうか前に押してみます(利かなければ自転車ショップに!)。

    2 タイヤの空気は十分に入っているか?

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    次にタイヤの空気。2週間に1度はしっかり空気を入れることでパンクの発生も防げます。スポーツバイクの場合、空気圧計付きの空気入れで、適正空気圧を確認しながら入れるのがおすすめ。

    3 チェーンはなめらかに回転するか?

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    最後にチェーン。雨の中で1、2回乗っただけで油が流されるので、ペダルを回したときに金属音や擦れる音がして回しにくい場合は、チェーンオイルを塗りましょう。

    Q4.ロングライドに持っていったほうがいいギアは?

    A パンク修理用品は忘れるべからず。

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    日帰りツーリングやロングライドの際は、万が一に備え、パンク修理用品が必須。左から、携帯用エアーポンプ(できれば空気圧計付き)、簡易的にタイヤの亀裂を塞ぐタイヤ応急修理用パッチ、タイヤをホイールからはずすホイールレバー、交換用予備チューブ。これだけは備えよう。

    Q5.パンクしちゃったんですけど…

    A チューブ交換はカンタンです!

    パンクした際のインナーチューブの交換方法を覚えておくと、いざというときも安心。(昔ながらのパンク修理法より、チューブごと新しいものに交換してしまったほうが早いんです。)

    チューブ交換や、タイや応急処置用のパッチなど、簡易処理して自力で帰れるスキルは、ぜひ身につけておきましょう。

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    空気を完全に抜き、タイヤレバーを使ってタイヤをホイールからはずす。

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    タイヤの内側のチューブを引っ張り出してはずす。その際に異物などないか確認。

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    新しいチューブに、ある程度空気を入れておく。パンパンにしないこと。

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    タイヤにチューブをしっかり入れ込む。最後にバルブ部分をはめ込む。

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    ホイールにタイヤをはめる。チューブがタイヤとリムの間に挟まれないよう注意。

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    全部入ったら、空気を入れて完成。指で押して凹まない程度に入れること。

    Q6.自転車保険って必要なの?

    A 東京都では2020年4月から義務化されました。

    各自治体によって異なりますが、現時点では東京都、大阪府を含め全国23都道府県で自転車保険の加入が義務付けられています。ただし、必ずしも自転車保険である必要はなく、個人賠償責任補償が2億円以上あれば、自分が加入している自動車保険などでもOK。家族全員がカバーされているものなら保険料もお得です。まずは自分の保険を見直してみましょう。

    Q7.自転車とのお別れはどのように?

    A 防犯登録の抹消は忘れずに。

    壊れた自転車や不要になった自転車は、自治体の粗大ゴミとして回収してもらったり、自転車販売店に処分を依頼することもできます。いちばん手数料がかからないのは、粗大ゴミ。まだ動く自転車はリサイクルショップで引き取ってもらったり、ネットオークションで販売する手も(メンテ必須)。いずれにしても、防犯登録は一度抹消する必要があるので購入店へ。

     

    tokyobike吉祥寺

    東京都武蔵野市吉祥寺本町2-35-10 1F
    0422(27)2819
    営業時間:平日12:00〜19:00土日祝11:00〜19:00
    休日:火、水、木 
    ※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、予約制で営業中。

    ※構成/大石裕美 撮影/田川哲也

    (BE-PAL 2021年10月号より)

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