ビーパル11月号の付録はチャムスとコラボの“火吹き棒”!「ファイア・ブラスター&バーベキュー・フォーク」をレビュー
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    2021.10.17

    ビーパル11月号の付録はチャムスとコラボの“火吹き棒”!「ファイア・ブラスター&バーベキュー・フォーク」をレビュー

    BE-PAL11月号付録。

    2つの機能を持つ画期的なツール

    ビーパル2021年11月号(10月7日発売)には「ファイア・ブラスター&バーベキュー・フォーク」がついてきます。

    すでにおなじみとなっているチャムスとのコラボアイテムであり、天然木から作られた美しいハンドルには、チャムスとビーパルのロゴが刻印済み。

    本体とアタッチメント。アタッチメントは保護キャップつきです。

    とくにユニークなのが、2通りの使い方ができる点です。

    通常の姿は、焚き火には欠かせない火吹き棒。そして先端にアタッチメントを装着すると、焚き火で食材を焼くためのバーベキューフォークに変身!

    今回も実際に使ってみて、各部の仕様や使い勝手をチェックします。

    全長77cmのロングサイズが強みに

    長さ60cmの火吹き棒との比較。

    火吹き棒は全長60cmほどの製品が多いのですが、ファイア・ブラスター&バーベキュー・フォークは全長77cmと長めに作られています。

    それだけに、より離れた場所からでも息を吹きかけられるのが強み。使用する焚き火台が大きいほど、この長さが強力な武器になります。

    焚き火台に近づきたい場合は、短くして使えます。

    逆に、長すぎる場合は縮めた状態でも使用できます。「大は小を兼ねる」の言葉がピッタリです。

    火起こしの段階や、小型の焚き火台で使用する場合などでは、半分ほどに縮めるほうが使いやすく感じられました。

    バーベキューフォークも使いやすい

    今回はウインナーを焼いてみます。

    バーベキューフォークとして使うためのアタッチメントは、溶接を用いて作られた頑丈なもの。先端が斜めにカットされており、食材に簡単に刺さります。

    根もとを火吹き棒の先端にねじ込む仕様で、フォークを装着した状態の全長は約88cm。焚き火台から十分な距離をとりつつ、安全に食材を焼けます。

    煙が出なくなってから焼くのがコツ。

    ソロキャンプではとくに、焚き火を眺めているときは手持ち無沙汰になりがちです。

    ですがバーベキューフォークがあれば、ちょっとした食べ物を口に運びながら、焚き火を楽しむことができます。

    暇つぶしの道具としても役立つといえそうです。

    太めのハンドルが持ちやすい

    見た目だけでなく、実用性にも貢献しているハンドル。

    素材に天然木を用いたハンドルは、見た目がいいだけでなく、握りやすいことも特徴です。

    この握りやすさは、火吹き棒として使うとき、そしてバーベキューフォークとして使うときにも、使い勝手に貢献していることは間違いありません。

    太めに作られているため、革手袋を装着した状態でもしっかり握ることができました。

    「見つけやすい」という意外なメリット

    3本の火吹き棒が写っています。どれがもっとも目立つかは一目瞭然。

    ハンドルが太いために、収納時のサイズは大きめです。しかしサイズが大きいことは、メリットにもなることがわかりました。

    そのメリットとは、見つけやすいことです。バッグから取り出すときでも、地面に置いているときであっても、茶色に塗装された太いハンドルが瞬時に目にとまります。

    そして、家に忘れてしまうといったことが起こりにくい。これもまた、目にとまりやすいからこそ期待できるメリットです。

    バーベキューフォークがこれほど楽しいものだったとは……

    ファイア・ブラスター&バーベキュー・フォークを使ってみて、もっとも印象的だったこと。

    それは、バーベキューフォークを使った食事の楽しさです。筆者にとってバーベキューフォークの使用は今回が初めてだったのですが、とても新鮮な感覚でした。

    食材を棒に突き刺し、火で炙って食べる。この行為自体が原始的で、クッカーやスキレットで料理をするよりも強く非日常感を味わえます。

    ただの食事というよりは「食事をともなう火遊び」といったところ。もしもこれで満足できるなら、もはや調理器具は必要ないのかもしれません。

    火吹き棒としても、バーベキューフォークとしても、すこぶる使い勝手が良いと感じました。

    私が書きました!
    アウトドアライター
    斎藤純平
    キャンプに関する記事を中心に執筆しているアウトドアライター。趣味はキャンプ・国内旅行・バイク・スキューバダイビング。温泉や神社を巡るのも好きで、そこそこ詳しい自信あり。どこにも定住しない自由気ままな生活を目指すため、ライターとして活動している。

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