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ふかふかの牧草ベッド上に並ぶかぼちゃたち!
かぼちゃの季節が到来!
冷え込む日が増え、木々も色づき始めた。8月下旬から11月にかけて、スイス各地では個人の農家が期間限定で無人販売所のかぼちゃスタンドを設置することが多い。市場やスーパーでもかぼちゃが販売される嬉しい季節。
今年も近所のかぼちゃスタンドへ出かけた。世界各国の品種、様々な形、大きいものから手のひらサイズ、色とりどりのかぼちゃが並ぶ。食用もあれば飾り付け用のかぼちゃも。見ているだけでわくわくする!
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緑と赤い丸のかぼちゃは日本の品種。すべて種類が異なる。
秋の味覚・嬉しい日本の味!
日本で出回っている丸い緑のかぼちゃのほとんどが【栗かぼちゃ】という種類。濃くて甘い風味とホクホクとした食感が特徴である。栗かぼちゃはバターカップ・スクワッシュという西洋かぼちゃから品種改良されたそうだ。
日本の栗かぼちゃは【Hokkaido】という名前で、90年代にドイツに持ち込まれ、ヨーロッパで人気となり広がっていった。【Kabocha】と表記されて売られていることもある。ヨーロッパでは硬くてさくさくしたかぼちゃも多く、スープやサラダにしたり、パスタの具材として入れることが多い。
甘くてホクホク柔らかい食感のかぼちゃをスイスで食べれるのは秋だけ。貴重な季節の味だけに、張り切ってたくさん買ってしまった!
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下は、主人が軍隊で使っていたヴィクトリノックスのアーミーナイフ。
ハロウィンのランタン作りに挑戦!
もう少しでハロウィン!ということで子供たちとランタン作りに挑戦した。難しく見えるがとてもシンプルで簡単!ナイフの扱いだけ気をつければ、中身をくり抜いて好きな顔を書き、掘っていくだけ。
キャンプ好きの方はきっとひとつは持っていると思う、スイスのアーミーナイフの出番!
【用意するもの】
・ナイフ
・油性ペン
・新聞紙
・LEDのキャンドルライトかロウソク
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中は空洞の部分が多く、思ったよりも簡単にくり抜くことができた。
今回使うオレンジ色のかぼちゃの種類は【アメリカン・パンプキン】。子供も蓋を開けやすいように上部から開け閉めするパターンにしたが、底をくり抜くパターンで作ってもよい。
かぼちゃは硬いので手を切らないように注意。水分や粘り気もあるので、汚れないように新聞紙の上で作業することをおすすめする。
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取り出した種は、乾燥させてから塩をかけ、オーブンで焼いて”おやつ”に。これもおすすめ!
子供たちに種を取り除いてもらう。繊維が邪魔をして取りづらいが、楽しそうに作業してくれた!かぼちゃを長持ちさせる秘訣は、内側の柔らかい果肉が腐りやすいので、この部分をしっかり削ること。
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切れ味のよいアーミーナイフがかぼちゃに滑らかに入っていく。
ランタンの表情を考える楽しみも
どんな顔にするか携帯で検索をすると、たくさんの候補が出てきて楽しい!そしてかぼちゃに油性ペンで顔を描き、大きなパーツからナイフを入れてくり抜いていく。油性ペンの跡が残らないように外側から切り込んでいくと良い。
ナイフに手が刺さらないかひやひやしたが、子供の頃にボーイスカウトをしていた主人は器用にナイフを扱っていく。
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息子は口におもちゃの蜘蛛やレゴのおもちゃを挟みたいとのこと!
今回のポイントは歯。すべてくり抜かず、半分だけ残して歯を作成!少し高度な技だが、光の抜け方が変わり印象深くなる。主人は手慣れた手つきであっという間に完成。
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娘はパパに猫をリクエスト!
さあ点灯!
出来あがりが楽しみ!カットした部分にワセリンを塗ると保護してくれるそうだ。でもその場合はロウソクの火から点火する可能性があるので、必ずLEDのキャンドルライトを入れること。
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半分くり抜いた歯と目がいい感じの光となった!
夜になり点火!とても綺麗。子供たちはランタンをつけて消すのが、寝る前のお楽しみになった!
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日中に見るのも愛着が沸いて可愛らしい!
キャンプ場で作ってみよう
かぼちゃは水分が多いとカビやすくなる。長持ちさせるために日陰の風通しの良いところで、頭の部分の蓋を開けよく乾燥させる。1週間くらいで悪くなっていくので、ハロウィンの少し前に作って楽しむことをおすすめする。
購入したかぼちゃたちはそのままオーブンで焼き、牛乳を合わせてミキサーでスープにしたり、煮物にしたり、ケーキにしたり。貴重な日本の味覚を楽しみたいと思う。
家族でのキャンプの際に小さなかぼちゃでランタンを作って、夜に眺めるのも楽しいはず!意外と簡単なので、ぜひおためしいただきたい!
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