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    調理器具・食器

    2021.11.19

    キャンプにおすすめのクッカー8選。ソロからファミリー向けまで紹介

    「キャンプでBBQ以外にも何か料理がしたい」と考える人は多いでしょう。そんなときに活躍するのがクッカーです。クッカーとはどんな器具なのか、自分に合ったクッカーの選び方やシーン別のおすすめのクッカーを解説します。

    キャンプで活躍するクッカーとは?

    (出典) pixabay.com

    キャンプやBBQで活躍するクッカーとはどんなアイテムなのでしょうか?クッカーの意味と特徴を解説します。

    アウトドア向けの調理道具

    『クッカー』は、野外向けの調理器具のことです。家庭用のフライパンや鍋と比べるとサイズがコンパクトで、軽くて丈夫なのが特徴です。ほとんどのものが焚き火やバーナーで調理できます。

    家庭用の鍋やフライパンでは邪魔になりやすい取っ手部分を折りたためるものが多いので、持ち運びがしやすく、キャンプなどアウトドアでの料理に最適な調理器具ともいえるでしょう。

    なお、『コッヘル』はクッカーのドイツ語で、意味は同じです。

    クッカーの素材は3種類

    一般的にクッカーに使われている素材は『アルミ・ステンレス・チタン』の三つです。各素材の特徴とメリット・デメリットを解説します。クッカー選びの参考にしてみましょう。

    安価で使いやすい「アルミ」

    『アルミ素材』のものは安価なため、キャンプ初心者やコスパを重視する人におすすめです。

    アルミの長所は軽量で持ち運びしやすいことと、熱伝導率が高いことです。熱伝導率が高いと食材に火が通りやすくなるので、調理が楽になります。

    一方デメリットは、熱しやすい分冷めやすい点と、サビや変形に弱く耐久性が低い点です。そのため、長期の使用には向いていません。

    なお、取っ手部分が熱くなりやすいので、そのまま食器として使いたい場合は耐熱加工されたものを選ぶのがおすすめです。

    耐久性に優れた「ステンレス」

    家庭用の調理器具にもよく使われている『ステンレス』は、耐久性に優れています。サビにも強いため、長期にわたって活躍してくれることでしょう。保温性も高いため、ラーメンなどの汁物を調理するのに向いています。

    デメリットは、ほかの素材と比べて重い点と、熱伝導率が低い点です。調理に時間がかかり、焦げも付きやすくなってしまいます。しかし、焦げが付いても、たわしなどを使えばキレイに洗えます。

    また、酸に弱いので、酸性の液体を入れて長く置いておくと浸食されてしまうことも留意しましょう。

    軽量でサビにくい「チタン」

    軽くて丈夫な素材が『チタン』です。サビに強く、金属臭もしないため食材の味を損ねることもありません。軽量なので、1人で荷物を運ばなくてはならないソロキャンプのときに重宝するでしょう。

    ただし、チタンは熱伝導率が悪いという難点があります。火が当たっている部分しか熱せられないため、調理には時間がかかってしまいます。

    取っ手部分は熱くなりにくく、食器として使うこともできます。衝撃にも強いため、長く使える素材といえるでしょう。

    クッカー選びのポイント

    (出典) pixabay.com

    クッカーを購入する際は、形状と使用人数に合わせたものを選びましょう。それぞれ詳しく解説します。

    形状は「浅型」と「深型」

    クッカーの形状は、『浅型』と『深型』の大きく2種類に分けられます。料理するものによって向いている方を選びましょう。

    『浅型』は、クッカー全体に火が通りやすいため、炒め物や煮物におすすめです。カトラリーも長いものは必要なく、調理がしやすいことがメリットです。しかし、形状が平らなため、収納性は深型に劣ります。

    一方の『深型』は、お湯を沸かしたり、汁物の料理を作ったりするときに向いています。また、細長い形状をしているので、中にいろいろなものを収納できて持ち運びが便利です。

    しかし、底が深いため、火が通りにくいのがデメリットです。

    ソロやファミリーなどの「使用人数」で選ぶ

    ソロやデュオ(2人)、あるいはファミリーでキャンプに行くかどうかで選ぶべきクッカーが変わります。ソロやデュオの場合は、スタッキングができるタイプが向いています。

    スタッキングタイプとは、数種類のクッカーを一つにまとめられるアイテムのことです。荷物を小さくまとめられることは、大荷物を運べない少人数でのキャンプにとって重要な要素といえます。

    ファミリーでキャンプに行く場合は、さまざまな調理器具がセットになっているクッカーがおすすめです。セットクッカーは、大きさが違う二つの鍋とフライパンがセットになっているのが一般的です。荷物が多くなっても分担して運べるため、浅型や重いクッカーを持っていくのもよいでしょう。

    ソロキャンプにおすすめのクッカー

    (出典) pixabay.com

    ソロキャンプにおすすめのクッカーを四つ紹介します。ソロキャンプ用のクッカーを選ぶときは、軽さと収納性を重視しましょう。

    キャプテンスタッグ「トレッカー アルミソロクッカーセット M」

    アルミ製の1~2人用のクッカーセットです。片手鍋と、ミニポットにもなるふたがセットになっており、それぞれの容量は1lと0.5lです。鍋には、調理をするときに便利な目盛りも付いています。

    クッカーの表面には、耐食性を高める硬質アルマイト加工が施されています。アルミの表面に厚い皮膜をコーティングする処理のことで、シャフトやロール、航空機の部品などに施される加工方法でもあります。

    持ち手を折りたたみ、重ねて収納したあとに付属の巾着型のバッグに入れれば、持ち運びも容易です。

    • 商品名:キャプテンスタッグ トレッカー アルミソロクッカーセット M
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    PRIMUS「ライテックトレックケトル&パン」

    コンパクトで収納力に優れたクッカーです。単品ではポットとフライパン(ふた)のセットだけですが、別売りのバーナーやクッカーセットを中に収納できるようになっています。

    炊飯は約2合までできるため、2人分の料理を作るには十分といえるでしょう。

    ポットとパンの内側には、ノンスティック加工がされているため、食べ物が付着しにくくなっています。収納袋も付いているので、持ち運びもしやすいでしょう。

    • 商品名:PRIMUS ライテックトレックケトル&パン
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    スノーピーク「チタントレック 1400 重量210g」

    軽量で強度のあるチタン製のクッカーです。深型のクッカーで、中には同シリーズの別サイズのクッカーも収納できます。バーナーセットも収納できるため、1人で持ち運ぶのにも問題はありません。

    チタンは熱伝導率が低く、火が当たっている部分以外は熱くなりにくいので、カップや食器としても使用可能です。

    できるだけ荷物を少なく収めたいソロキャンプにはもってこいの製品といえるでしょう。

    • 商品名:スノーピーク チタントレック 1400 重量210
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    ロゴス「LOGOS クッカー・SOLO KIT 900」

    アルミ・ステンレス・シリコンが主な素材として使われているクッカーです。

    大鍋の容量は約900ml、小鍋の容量は約345mlと少々小ぶりですが、大きさはカップラーメンがぴったり入るサイズでソロキャンプには十分です。耐久性を高めるため、ハードアルマイト加工が施されています。

    本体はスモークがかった黒色で、大鍋と小鍋にはワンポイントでメーカーのロゴが入っており、高級感があります。

    ファミリーキャンプにおすすめのクッカー

    ファミリーなど大人数でのキャンプにおすすめのクッカーを4つ紹介します。ファミリーキャンプ用のクッカーは、器具の多いものを選ぶのがポイントです。

    コールマン「アルミクッカーコンボ」

    スタッキングもでき、キャンプに必要な調理道具が一通りそろっているクッカーセットです。

    熱が伝わりやすいアルミでできているので、料理をするときも手間がかかりません。アルミライスクッカー以外はポットの底面がステンレス加工されており、IHにも対応しています。

    さらに、各クッカーの内側にはノンスティック加工がされているので、食べ物もこびり付きにくい仕様です。計量カップやザルまで付属しているので、凝った料理も作れるでしょう。

    スタンレー「ベースキャンプクックセット」

    調理器具のみならず、食器やカトラリーまでセットになっている優れものです。計4人分の食器が付属しているので、家族でのキャンプにぴったりでしょう。

    全てのアイテムをスタッキングできるため、スペースも取らずすっきり収納できます。収納方法は、ふたの裏に記載されているので安心です。

    ポットとふたはステンレス、フライパンはステンレスとアルミでできており、耐久性にも優れています。食器を立てて乾かせる乾燥棚も付いているため、後片付けも楽です。

    • 商品名:スタンレー ベースキャンプクックセット
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    ユニフレーム「fan5 DX」

    大小の鍋とライスクッカー、フライパンがセットになっています。ライスクッカーは2~5合炊けるので、家族でのキャンプには十分でしょう。

    鍋はステンレス製、フライパンとライスクッカーはアルミ製で、各素材の長所を生かした作りになっています。全てのアイテムがスタッキングできるため、収納面も問題ありません。

    また、大鍋のふちは汚れがたまらないよう、肉厚に作られています。大鍋のサイズに合わせたザルも付いているので、パスタなども作りやすいでしょう。

    MSR「フレックス4システム」

    大小の鍋が一つずつと深皿・耐熱マグが四つずつのセットになっています。

    深皿とマグはポリプロピレンでできており、軽量で耐熱性に優れ、スープやコーヒーなどの熱いものにも問題なく使えることでしょう。

    また、鍋には硬質アルマイト加工が施されているため、傷・摩耗・腐食に強くなっています。鍋の容量は大小それぞれ5.3lと3.2lなので、4人以上のキャンプにも対応できるでしょう。色もカラフルでおしゃれです。

    まとめ

    『クッカー』は野外での調理のために作られた、コンパクトで丈夫な調理器具です。代表的な素材は、アルミ・ステンレス・チタンの3つで、主に耐久性・重量・熱伝導率に違いがあります。

    また、クッカーを選ぶ際は浅型か深型、そしてキャンプをする人数を考慮することが大切です。浅型は調理がしやすい反面、収納力に不安が残ります。深型は料理の幅は狭まりますが、収納力に長けています。

    ソロキャンプの場合は、スタッキングができて持ち運びしやすいものが、大人数でのキャンプにはさまざまな器具がセットになっているものがおすすめです。

    クッカーに求める性能や利用シーンに適したものを選びましょう。

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