
「缶ストーブSE」。左が底に敷くベース。その上に底網を置いて、右の燃焼筒を置く。左下の円形のパーツは本体の上に置く蓋で、料理をするときはこれをセットすると、鍋やフライパンを置きやすい。
大阪の田中文金属は、1919(大正8)年創業の金属加工メーカーで、2016年から「tab.」というブランドを立ち上げて焚き火系のアイテムを展開している。そのなかでも主力といえるのが、この「缶ストーブSE」。本体はアルミメッキ鋼板を使用し、重さは約1.2kg。直径は20cm弱。軽量かつコンパクトで、ソロキャンプにちょうどいい。最大の特徴は「Fix Stream(フィックス・ストリーム)」と名付けられた独自の二層構造だ。底に穴の開いたベースを敷いて、その上に燃焼筒を置くと、本体と燃焼筒の間に空間ができる。この空間によって、上へ上へと空気の流れが生まれる。二次燃焼が起こるため、薪の燃え残りが少なくなり、煙も出にくい。必要最小限のパーツで、最大の効果を発揮できるように作られている。”おりこうさん”なストーブだ。この「缶ストーブSE」の上に載せて使う「缶スモークSE」という燻製器もリリースされているので、セットで買うと、より料理が楽しくなるだろう。

「缶スモーカーSE」。左のチップ皿にチップを入れて、「缶ストーブSE」の底網の上に置き、その下で炭を燃やす。そうすると、「缶ストーブSE」と「缶スモーカー」の中にチップの煙が充満して、燻製ができるという仕組み。網1枚は予備。

「缶ストーブSE」の上に「缶スモーカーSE」をセットしたところ。

「缶ストーブSE」の上で料理。薪投入口を開けば、そこから薪を追加できる。

燻製のできあがり。「缶スモーカーSE」は、「缶ストーブSE」以外のバーベキューコンロの上でも使用できる。

よく燃えて煙が少ない。下部の吸気/着火口を開けたり閉めたりすることで空気の量を調整し、火の強さも調整することができる。
動画もごらんください。
缶ストーブSE:5,940円
缶スモーカーSE: 3,080円
※この商品は[通販サイト]「大人の逸品」から購入できます。
tab.缶ストーブ
https://www.pal-shop.jp/item/A55109001.html