超人気の”山と道”のザックを遂に購入。DIYのワザも駆使して軽量化に成功!winpy-jijiiさんの最新登山道具がスゴい | 山・ハイキング・クライミング 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2021.05.15

    超人気の”山と道”のザックを遂に購入。DIYのワザも駆使して軽量化に成功!winpy-jijiiさんの最新登山道具がスゴい

    念願かなって”山と道”のULザックを入手したwinpy-jijiiさん。次の登山に向けて着々と軽量化が進む。

    登山好きYouTuber『winpy-jijii』さんが2㎏もの軽量化に成功!

    チャンネル登録数20万9000人。BE-PAL本誌でもお馴染みのwinpy-jijiiさんは、登山やハイキングも大好き。ご自身のYouTubeチャンネルにも、乗鞍岳、上高地、涸沢、木曽駒ケ岳など、各地の名峰を歩いた記録が残されている。そんなwinpy-jijiiさんは、山道を快適に歩くため道具選びにも徹底してこだわっている。そこで、どんな道具を選んでいるのかを教えてもらった。

    「YouTubeで山歩きの動画をアップしたのは、8年前くらいからちゃうかな。近所の低山に出かけたり、人気のある山に行ってみたり。たしか、一番最初は立山だったかな。今ではテント泊もするし、ご飯を作って食べて帰る気軽な山登りもしますわ。ただね、最近は、歳をとったこともあって、できるだけ荷物を軽くする工夫をしてます。ウルトラライトっちゅうやつね」

    2019年に、友人、奥様と一緒に出かけた乗鞍登山の模様は、YouTubeチャンネルで公開中。

    ザックの重量は、わずか680g

    新型コロナウイルスの影響で、2020年からは登山も控えているというwinpy-jijiiさん。それでも、道具のアップデートはぬかりなく、先日も新しいザックとテントを購入したそうだ。

    「ザックは、ずっと憧れていた”山と道”の”ワン”というモデルです。ご存知の方も多いと思いますが、日本のビルダーが作る軽量バッグで、これが全然手に入らないほどの人気なんですわ。重量を測ってみると680gでした。今までのやつが1.1kgやったから約半分。ほかにもいろいろ軽量化して、トータル12kgを10kgまで減らしました」

    「軽いだけでなく容量も十分。それに大きなポケットも使いやすい。よくできてますわ」

    テント泊を想定したwinpy-jijiiさんの装備

    続いてどんな装備で山を歩いているのか、winpy-jijiiさんの装備を拝見した。

    「食事を作るときやテントの下に敷くなど、便利に使えるのが”マタドール”のシートです。160x110cmもあって、重量はわずか110g。かなり小さくなるので、これは便利ですね。あとはテーブルも軽量化しましたわあ。プラスチック製の段ボールで自作したんですが、これは市販品を参考にしたもの。自分で作るとかなり安くできますよ。重量は100gないんちゃうかな」

    マタドールのシートは、料理をするときやテントの下に敷いて使う。軽くてコンパクトになることからこれを選んだ。

    自作した軽量テーブル。見た目もおしゃれ。

    水筒は軽~いチタン製

    winpy-jijiiさんは、必要な道具を取り出しやすいように、用途ごとに分類して、それぞれスタッフバッグに入れてからザックに収納している。そのほか、ザックの左ポケットにはチタン製の水筒と座るときに使うクッション、右側にはトレッキングポールを入れている。このほか、必要なときにサッと取り出せるよう、バッグ上部のポケットには、ファーストエイドキットなどを収納している。

    軽くて金属臭さが無いことから選んだというチタン製の水筒。「容量も適量なので気に入ってます」。うしろのマットは岩場などに座るときに使う。

    ファーストエイドキットの中身は必要十分なものをセレクト。目薬、頭痛薬、ポイズンリムーバー、刺抜きなどを入れている。

    山歩きの必需品というトレッキングポール。ブラックダイアモンド製。

    スタッフバッグまで自作する

    「寝具類や着替えを入れているメッシュのバッグやけど、これも自作したやつですわ。使わなくなった古いテントのメッシュ部分を切り取って、自分で縫製してスタッフバッグにしました。これは軽いだけじゃなくて、中身が見えるところが便利なんですわ」

    ザックの中には直接入れず、用途ごとに分けてからスタッフバッグに入れて収納する。右端がテント。クッカーは”ジェットボイル・スタッシュ”を使用。

    取り出しやすいようにと、ザック外側の上部にある大きなポケットに入れている道具。雨具、ポケットタオル、シェラカップ、ファーストエイドキットなど。ゴミ袋は、万が一テントが濡れたときにそのまま入れるため45Lのものを常備している。

    こちらは寝袋、シュラフカバー、枕、マット。軽くてコンパクトになるものばかり。

    こちらは4食分の行動食。行程が長いときに予備の水を入れて持ち運ぶウォーターバッグやヘッドライト類も黄色いスタッフバッグにまとめて収納。

    さすがです!
    今回、見せていただいた道具は、1泊程度のテント泊を想定した山歩きの装備。「新しく購入した」という軽量テントについては、後日、詳しく紹介したい。

    「2020年は、コロナの影響で山に行かれなかったんで、今年こそゆっくり歩きたいですね」とwinpy-jijiiさん。

    構成/山本修二

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