ガレージブランド製焚き火台、百花繚乱!
心地よくキャンプ&焚き火を!
左右どちらから読んでも「サンゾクマウンテン」と読める「山賊山」のブランド名。焚き火台をはじめ、焚き火周りで使うハンガーやスタンドなどの鉄製品を中心に製造している。従来にはなかったワイルドさがSNS上で話題となり、人気沸騰中。
問い合わせ先 sanzoku mountain http://www.sanzokumountain.com/
1 和柄模様から透ける炎を鑑賞!
mouncos wagara ¥29,800
マウンコスワガラ。側面からでも炎が見える焚き火台シリーズのおひとり様モデル。直径約20㎝で、ねじ込み式の脚と下に敷く蓋、収納袋付き。
渡會誠治さん
型枠職人として長いキャリアをもち、自分が欲しいモノを作りたいという欲求から、溶接などの鉄加工技術を独学で習得したという。
火と遊びながら料理を楽しむ!
焚き火を使って料理したいという気持ちが高まり、焚き火台を自作したのがきっかけでブランドを創設。ブランド名には、"日常を逃れて野外へ。そしてそんな時間を楽しくする道具を作りたい"という思いが込められる。
問い合わせ先 YAGAI ESCAPE TOOLS https://yet.buyshop.jp/
2 ふたつのX字ゴトクで料理が楽しめる!
焚火コンロXX ¥14,546
火床面がフラットで広く、焚き木の位置を変えて火力調節しやすく設計されている。側面を覆う風防は別売り(¥4,000)。付属の焚き火シートに包みストラップで留めて収納する。
コジマさん
休みのたびに、年がら年中キャンプしているというアウトドア好き。焚き火を利用して食事を作って食べるのが、なにより楽しくて仕方ないという。
職人技と機械工程の有機的デザイン
先進機械、技術をもつ北海道の金属加工企業「トリパス」が、’19年に立ち上げた自社ブランド。職人による手作業と、大型機材による工程、そして優れたデザイナーの合わせ技から生まれるハイセンスなアイテムがそろっている。
3 組み立てから収納まで全行程が楽しい!
GURU GURU FIRE(S)¥18,800
プラモデルのように組み立て、焚き火のあとは、パズルのように収納──と、すべての工程が味わい深い焚き火台界の風雲児的存在。
MOKUME TABLE ¥23,800
天板半面は黒皮鉄に木目のレーザー加工を施し、半面は錆びにくい細板の組み合わせ。天板をずらしたり、はずしたり、多彩な使い方ができる。
TSUNO STAND LONG ¥19,800
TSUNO STAND SHORT ¥15,800
横棒以外に直線がない、自然と調和するデザイン性の高さにご注目!ハンガーの役割をするツノは、本体各所にある好みの位置のスリットに付け替えられる。素晴らしいスタンドだ。
鈴木謙友さん
ブランド立ち上げに携わったリーダー的存在。メンバーはもちろん、鈴木さん自身も、カヌーやキャンプを日常的に楽しむアウトドアフリークだ。
"鉄"を武器として自然の中で遊ぶ
瀬戸内を拠点に、造船や建築に関わる鉄工所を営む会社社長の趣味が高じて、アウトドアにまつわる道具を作りはじめたのが創設のきっかけ。自然の中で過ごす楽しさを創造する"鉄の道具"を発信するブランドだ。
問い合わせ先 THE IRON FIELD GEAR https://tifg.jp/
4 丈夫な鋼板製で歪みに強くたためば厚さ8.3mm!
TAKI BE ITA(焚火板)L ¥13,450
本体約6.7㎏とズッシリ重いが、すっごくコンパクト。そして板厚3.2㎜の鋼板製で歪みにくいので、とても丈夫だ。収納ケース付き。
TAKI BE CAN(タキビーキャン)¥68,000
耐熱ガラスのドア付きで、本体上部や本体内の着脱式網を利用して焚き火調理も可能。脚は折りたたみ式で煙突パーツは本体内に収納できる。
だるま蚊遣り ¥2,700
配管に使われるエルボという部品を使った蚊取り線香スタンド。蚊取り線香はボルトで挟むだけ。
鉄の足 パンチングメタル
天板付き S ¥14,250
鉄脚はネジ止め式で、厚さ28㎜以内の天板であれば、ほかの鉄や木の天板にも取り付け可能。
森山竜志さん
金属加工、溶接を専業とするかたわら、プライベートではウェークボード、スノーボード、キャンプをこよなく愛すアクティブ派。
3人ではじめた焚き火道具屋
幼少期から焚き火に慣れ親しんできた小川さんが、鉄工所を営む高校の同級生と、キャンプギア卸業の後輩とともに創設。製品の販売は2020年9月にスタートしたばかりだ。「MITARI」は3人を意味する和語に由来する。
問い合わせ先 ブルックワークス 042(593)0108
5 限りなく直火に近い焚き火を追求!
Takibi Stand L ¥27,000
3枚のプレートと火床で構成するシンプルな焚き火台。写真のX字状ゴトクL(¥6,000)は別売り。ほかにS、Mサイズもある。
小川晴永さん
非常に特殊な製法を使うジュエリーデザイナーが本業。最近は、8歳の娘さんとキャンプに行くのが楽しみだという子煩悩なお父さん。
(BE-PAL 2021年1月号より)