澄んだ空気を吸い込み、抜群のロケーションの中でのごはんは普段以上に美味しく感じられるものです。何を食べても美味しいとは思いますが、使う食器にこだわれば食事はもっと楽しくなります。
今回、ご紹介するのは自然に優しい素材で作られている「KUPILKA(クピルカ)」の食器です。
KUPILKAとは?
KUPILKAは環境意識の高い、北欧フィンランドのメーカーです。
製品をつくる工場の電力は全て、水力、地熱、太陽光などのグリーン電力でまかなわれています。原材料の生成から製品の製造、輸送の過程においてCO2排出量の削減にも力をいれています。
購入して届いた商品は、リサイクル段ボールと紙のみの簡易包装でした。なんと紙ラベルまでリサイクル紙!環境への徹底的な配慮がうかがえますよね。
製品自体も100%リサイクル可能!燃やしても有害物質がいっさい出ないのです!
KUPILKAのどこが良いのか?
その独特の質感
KUPILKAの素材はパイン材50%と環境にやさしいポリプロピレン50%をミックスした素材です。つまり、木材が半分、プラスチックのような素材が半分だということです。
内側も外側もスベスベした手触りです。持ってみると、木の器のようなぬくもりが感じられます。唇にあてた感覚はやさしく、金属製品の冷たい質感が苦手な方にオススメです。
取っ手が持ちやすい
取っ手の中央に出っ張った部分があります。握ると指の間にしっくりとおさまります。同じぐらいの容量があるシェラカップと比べて、持った時の安定感が違います。素材自体が軽いので、長く持っていても疲れません。
メンテナンス不要
同じフィンランドの製品でククサはご存じですか?ククサは白樺のコブを削って作られるマグカップです。
無垢の木なので、定期的に油を塗ってメンテナンスが必要です。洗剤を使って洗うことができません。
私も以前、ククサを使用していましたが赤ワインを飲んだ後に、においと色が移ってしまいました。メンテナンスが面倒になりだんだんと使わなくなりました。
その点、KUPILKAなら洗剤を使ってガンガン洗うことができます。食洗器の使用も可能です。湿気にも強く、カビが生えることもありません。-30℃~100℃までの耐熱性があるので、どんな飲み物を入れても壊れません。
強い耐久性
木材のような質感ながら、固いプラスチックのような耐久性があります。何度か使用中に落としたことがありますが、アルミ製品のようにへこみは見られませんでした。3年程使用していますが、表面には傷1つついていません。
KUPILKAの使用感
シンプルな色目が料理を引き立たせる
やさしいブラウンの色目なので料理が映えます。ボウルのほうは、丼ものや麺類にピッタリのサイズです。マグはコーヒーやちょっとした料理を入れる小鉢にも便利なサイズです。
使い勝手が良いので、アウトドアだけでなく普段の生活にも取り入れています。
レトロな見た目が古いアイテムとマッチする
レトロなデザインのKUPILKAは、使い古したヴィンテージ品やホーローのアイテム、真鍮(しんちゅう)などの雰囲気と相性抜群!おしゃれキャンプにもピッタリです。
取っ手には穴が開いています。紐を通したり、カラビナを利用したりすれば、ぶら下げるのに便利です。
使って気がついたKUPILKAの注意点
シェラカップや金属製のボウルのようにピッタリとは収納できません。
収納を気にする方は、カバンの外側にぶら下げるのもありだと思います。ぶつけても壊れにくいので安心です。こうすればかさばりませんよ。
おわりに
KUPILKAには他にもエスプレッソコーヒーに丁度いいサイズの製品や、カトラリー、お皿などがあります。カラーもご紹介したものだけではなく豊富です。日本では販売されてはいないようですが、ムーミンのキャラクターがプリントされたカップもあるようです。
普段使いにも、アウトドアにもオススメのKUPILKA。屋外に持ち出せばきっと美味しい外ごはんが楽しめますよ!
KUPILKA21
素材:木繊維とポリプロピレンを混合したオリジナル素材
重量:83g
サイズ:高さ60×幅93×奥行き165mm
容量:210ml
メーカー希望小売価格:¥2400(税抜)
KUPILKA55
素材:木繊維とポリプロピレンを混合したオリジナル素材
重量:184g
サイズ:高さ54×幅154×奥行き223mm
容量:550ml
メーカー希望小売価格:¥2800(税抜)