福岡・太宰府の霊峰「宝満山」。人気ルート正面登山道から登ってみた! | 山・ハイキング・クライミング 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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  • 福岡・太宰府の霊峰「宝満山」。人気ルート正面登山道から登ってみた!

    2020.07.28 河野綾子

    私が書きました!
    日本山岳協会認定登山ガイド
    河野綾子
    登山ガイド/山のことライター。福岡県出身。2019年秋にくじゅう連山の麓、九重町に移住。九重町地域おこし協力隊として活動し、くじゅう連山、九重町の情報を「九重町飯田 地域おこし協力隊」(Facebook)で発信中。楽しく学びながらをモットーに、山のガイドや、九州の山雑誌「のぼろ」に執筆中。

    山頂には上宮の社殿が建つ。肇社と掘られた岩にはしめ縄が巻いてあり歴史深いことがうかがえる。

    宝満山ってどんな山?

    福岡の山で一番登山者が多いともいわれている宝満山。太宰府市の北東にそびえる宝満山は、神がいる山として、山伏の修験道の聖地として、英彦山、脊振山と並ぶ霊峰としてあがめられている。また軍事拠点として宝満山城が作られるなど、大宰府とも深い関係を持っていた。山中にはこうした遺跡が多く残っており、日本の山岳信仰を知る上で重要な山として、文化財保護法に基づく史跡に指定されている。実はいろいろな登山ルートがあるのだが、人気No1は正面登山道。山頂までほぼ石段が続き、なかなかハードだが登りきった山頂には絶景が待っている。

    登山道の入り口にある、縁結びの神様としても有名な竈門神社。春は桜、秋は紅葉と年中たくさんの人で賑わう。

    竈門神社で安全登山を祈願をして、さあ出発

    いつ登っても登山者に出会うと言っても過言ではない、宝満山正面登山道。毎日同じ時間に登る人もいるようだ。竈門神社で安全登山を祈願しスタート。竈門神社は縁結びの神様としても人気があり、観光客も多く訪れる人気スポット。林道終点まで、案内に従いショートカットルートを利用する。林道終点のすぐ先に一の鳥居があるので、そこから石段歩きの始まりだ。登山道は木陰になっているから比較的涼しいが、この時期は気温がまだ上がらない陽が昇ったばかりの早朝スタートをおすすめする。石段と言っても段差が均一ではない。頑張って行こう!

    参考コースタイム
    竈門神社(30分)→林道終点登山口(60分)→中宮跡(25分)→キャンプセンター(15分)→宝満山(25分)→中宮跡(50分)→登山口(25分)→竈門神社  (3時間50分休憩なし)

    100段ガンギと案内板がある。どれどれ1.2.3…と数え出す。本当に100段だ。

    100段ガンギはなかなかの歩き応え

    石段が続く登山道はなかなかハード。やっと下界の景色が見えちょっと休憩。水場で手や顔、喉を潤しまた歩く。しばらく行くと「100段ガンギ」と案内がある。ガンギとは船着場にある石段のことなどをいう。今までも石段だが、上に上に続く階段が現れた。どれどれ本当に100段か数えてみよう。「1.2.3.4.5…100」と集中して数えられたらいいのだがなかなかうまくいかない人が多いだろう。答えはちゃんと100段ある。ぜひ数えてみてください。登りきった先には、ベンチもあるから休憩しよう。ちょっと登れば中宮跡があり、ここも休憩に良い。

    山頂直下にあるキャンプセンター。土日ともなればたくさんの人で溢れている。みんなの憩いの場。

    宝満山のセンター街、キャンプセンター

    宝満山の中心的な場所だった中宮跡からすぐ、山頂とキャンプセンターへの分岐がある。先にキャンプセンターを目指す。キャンプセンターには、その名の通りキャンプ場、小屋、トイレ、水場がありとても便利だ。土日ともなれば宿泊客でも賑わう場所だ。山頂直下にあるのも魅力的。ここで一息ついたらいざ山頂へ。

    キャンプセンターから山頂までは岩場がある。鎖、梯子を慎重に一歩一歩進もう。

    ロッククライミングの場所でもある大きな岩を登れば、山頂だ

    キャンプセンターから15分もあれば到着する宝満山山頂。キャンプセンターからは、岩場を鎖、ハシゴを駆使してよじ登る。今日のクライマックス、慎重に一歩一歩進もう。側で、クライミングをしている人に会うことがあるかも。最後に石の階段を登れば宝満山山頂の上宮に到着。大きな社殿と岩、展望も抜群だ。無事登頂を報告して、景色をご褒美に心ゆくまで楽しもう。

    山頂からは大絶景のご褒美。若杉山、脊振山系、海の中道から志賀島へ伸びる青い海などが楽しめる。

    さあ下山だ。先ほどの中宮跡までは、岩場で鎖もあるので慎重に。中宮跡へついたら先ほどの100段ガンギを下り竈門神社へ往路を戻る。中宮跡から行者道ルートもあるので健脚な方はそちらのコースもいいだろう。正面登山道は、下山中も登ってくる人に会うだろう。竈門神社で下山報告をしたらゴールだ。

    プラスで楽しむ­­

    九州登山情報センター「山の図書館」

    登山者が立ち上げて運営する図書館。8500冊以上の山岳関係の本の蔵書がある。山の帰りに一息入れて行こう。

    住所:福岡県太宰府市内山708
    休館:水、木曜日
    時間: 11:00〜16:00
    料金: 無料
    電話:092-928-2729 

    都久志の湯

    下山後は、登山口からすぐの温泉で汗を流してから帰るのがオススメ。

    住所:福岡県太宰府市大字内山1128
    休館:水曜日
    時間:平日16002400、土日祝11002400
    料金:600円(土日祝700円)

    電話:092-918-1177

    竈門神社

    古来から「縁結び」「方除け」「厄除」の神様として信仰されている。境内散策可能。桜、紅葉も楽しめ1年中賑わう。

    住所:福岡県太宰府市内山883 
    料金:拝観自由
    電話:092-922-4106 

    アクセス情報

    公共交通機関

    西鉄太宰府駅から竈門神社へ コミュニティバス「まほろば号」を利用。「内山行き」へ内山(竈門神社前)で下車。所要時間は約10分 
    料金:100
    問い合わせ:092-921-2121 

    車 

    九州自動車道「太宰府I.C」から国道3号線、県道112、76、35578経由  約8.5km(約20分) 竈門神社駐車場へ。
    駐車場料金:400

    登山ウェアや持ち物について

    湿度、気温が高い夏の間は、早朝登山がオススメだ。樹林帯の中を歩くため日陰は多い。 風通しの良いウェア、日を避ける(帽子、日焼け止めなど)対策を。 水場は、登山道に1箇所、キャンプセンターから5分ほど歩いたところにあり補給可能。水は1Lは持って行こう。 トイレは、竈門神社駐車場、キャンプセンター、小屋を利用するのも可能(有料)。

    宝満山データ

    山頂所在地:福岡県
    山域:太宰府
    標高:829M
    コースの距離:約5キロ
    コース: 竈門神社(30分)→林道終点登山口(60分)→中宮跡(25分)→キャンプセンター(15分)→宝満山(25分)→中宮跡(50分)→登山口(25分)→竈門神社  (3時間50分休憩なし)

    <問い合わせ>
    太宰府観光協会 092-925-1899
    太宰府市役所 092-921-2121

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