- Text
CONTENTS
冬のアウトドアで活躍する手袋の選び方

冬のアウトドア活動では『どのような手袋を身に着けるか』が、快適さや安全性に大きく影響します。まずは、冬のアウトドアを楽しむ上で重要な手袋の選び方を見ていきましょう。
使用シーンに合うか
アウトドア用の手袋を選ぶときは、使うシーンに合わせて必要な機能を想定することが大切です。
- ツーリング・サイクリング:防風性・防寒性・保温性
- 釣り:防水性・はっ水性・保温性・指先の操作性
- 調理・たき火:耐火性・耐熱性・難燃性・耐久性
冬のツーリング・サイクリングでは、走行中の風対策として、防風性の有無が重要なポイントとなります。水ぬれが想定される釣りでは、防水性が欠かせません。細かい作業が必要なシーンも多いため、指先の操作性にも注目しましょう。
また、調理やたき火などをするときは、耐火性・難燃性の高い手袋が必要です。薪を割ったり熱い鍋を持ったりする場合は、耐久性・耐熱性も必須となります。
必要な操作性や耐久性があるか
一般的に手袋の厚みが増すほど、耐久性・防寒性・保護力が向上します。薪運びやロープワーク、岩場での作業といった手を酷使するシーンでは、厚みのある手袋が安心です。
一方、『スマホを頻繁に操作する』『細かい作業を行う』などの場合は、指先の感覚を拾いやすい薄手の手袋が役立ちます。
また、手袋の丈は、防寒性に関わる重要な要素です。冬山登山や風の強い環境では、冷気の侵入を防ぎやすい丈の長い手袋がおすすめです。
とはいえ、丈の長い手袋は、着脱にストレスを感じることもあります。「保温性も操作性も捨てられない」という場合は、厚手・薄手、丈の短いもの・長いものをシーンに合わせて使い分けることも検討しましょう。
素材や付加機能も確認
手袋の素材によって、防寒性・防水性・耐久性・快適性は大きく異なります。代表的な素材と特徴は、以下の通りです。
- 革:耐久性・耐火性・防風性に優れる
- ゴアテックス:防水性・透湿性に優れる
- 化繊(ポリエステル・ナイロンなど):軽量で速乾性に優れる。防水性は加工次第
- フリース・ウール:軽量で保温性・通気性に優れる。防水性は低い
また、手袋の中には、使用感や保温性を向上させるための機能を持つものがあります。
- 電熱手袋:内蔵された熱線により、手袋内部から手を温める
- タッチパネル対応:手袋を着けたままデジタルデバイスを操作できる
- 滑り止め加工:手のひらや指先に滑り止めが配されている
機能にまでこだわって手袋を選ぶことで、冬のアウトドアはより快適になります。
冬のアウトドアにおすすめの手袋【ツーリング・サイクリング】

冬のツーリング・サイクリングでは、指先まで安定して暖かい電熱手袋がおすすめです。強い走行風を受ける場面でも指先がかじかみにくく、安全面のメリットもあります。ここでは、長距離走行にも使いやすい、防風性・耐久性に優れた電熱手袋を三つ紹介します。
山城「ID-205 HEAT5(ヒート5)」
断線リスクの少ないカーボン電熱線が指まわりに配されている、バイカーのための電熱手袋です。中綿には、高機能素材『3Mシンサレート』が採用されています。
表地は透湿防水防風フィルムの二層構造で保温力が高く、風や水を防ぎつつ暖かい空気を手袋内に維持することが可能です。
電源はマグネット式が採用されており、手袋をしたままオン・オフを簡単に切り替えられます。さらに、人差し指はタッチパネル対応なので、スマホ操作のたびに手袋を外す必要がありません。
長めの丈と手首ベルト、袖口ドローコードにより手首側からの冷気の侵入を抑制しやすく、長時間のツーリングも快適です。バッテリーは汎用性の高いUSB Type-C型なので、スマホとケーブルを共用できます。
- 商品名:山城「ID-205 HEAT5(ヒート5)」
- 公式サイト:商品はこちら
山城 ID-205 HEAT5(ヒート5)
サイズ:XS〜3XL
KOMINE「EK-204 ヒートインナーグローブ12V」
車載バッテリーから直接電源を確保する、DC12V仕様の電熱手袋です。給電用ハーネスを携行すれば充電切れの心配がなく、長時間のツーリングでも安心して使えます。インナータイプなので、既存のウインターグローブの下に装着しましょう。
電線ユニットは指先までしっかりと配置されており、十分な暖かさを得られます。温度調節は3段階に対応しており、約38℃・約44℃・約54℃に設定可能です。人差し指と親指はタッチパネル対応のため、スマホ・タブレットもスムーズに操作できます。
- 商品名:KOMINE「EK-204 ヒートインナーグローブ12V」
- 公式サイト:商品はこちら
KOMINE EK-204 ヒートインナーグローブ12V
サイズ:XS〜3XL
Liberta!「12Vヒートレザーグローブ LTシリーズ TYPE-1 LIDEF」
薄く軽量なカーボンナノチューブフィルムヒーターを、手の甲と指の周囲に配した電熱手袋です。柔らかい素材が面全体で均一に発熱するため、電熱手袋にありがちなごわつきを感じません。3段階の温度調節機能もあり、状況に合わせて小まめに変更できます。
表地には、しなやかなやぎ革が採用されており、自然なフィット感と動きやすさがあります。特殊な加工を施した指先は操作性が高く、スマホやナビを操作するときに手袋を外す必要がありません。ガントレットデザインは冷気の侵入を抑制しやすく、保温性が高い点も魅力です。
- 商品名::Liberta!「12Vヒートレザーグローブ LTシリーズ TYPE-1 LIDEF」
- 公式サイト:商品はこちら
Liberta! 12Vヒートレザーグローブ LTシリーズ TYPE-1 LIDEF
サイズ:S〜3XL
冬のアウトドアにおすすめの手袋【釣り・登山】

冬の釣り・登山に使う手袋は、手を冷えや水から守る保温性と防水性、作業に耐える耐久性が必要です。水辺や山での作業を快適にする、おすすめのアウトドア手袋を二つ紹介します。
モンベル「パウダー ライトグローブ Men’s」
表地に75デニール・ポリエステルを採用した、防水透湿性に優れる手袋です。雪や雨はしっかりと防ぐ一方で、手袋内部に湿気をこもらせません。手袋内が蒸れにくく、快適な装着感を維持できます。
裏地にはモンベルの独自素材『シャミース』フリースが採用されており、暖かく快適な使用感です。ワンハンドアジャスターで袖口を絞れば、冷気も侵入しにくく、手指が冷たくなるのを防げます。
縫い目を最小限に抑えた手のひら構造や、細かな指の形に合わせたラップアラウンドフィンガー設計により、指先の操作感は良好です。低温でも固くなりにくい生地は指の動きを妨げにくく、釣りや登山のギアもスムーズに扱えるでしょう。
- 商品名::モンベル「パウダー ライトグローブ Men’s」
- 公式サイト:商品はこちら
モンベル パウダー ライトグローブ Men’s
サイズ:S〜XL
Snow Peak「GORE-TEX Gloves」
20デニールのゴアテックス素材を採用した、防水透湿性に優れた手袋です。厳しい寒さの中でも手の冷えや湿りを軽減し、手袋内をドライで快適な状態に保ってくれます。
中綿にはポリエステル100%の高機能素材が採用されており、ぬれた状態でも保温力が低下しにくい仕様です。親指と人差し指部分はタッチパネル対応素材のため、スマホやタブレット操作のストレスもありません。
カード・小物を入れられる止水ファスナーポケット、グローブ同士をつなげられるバックルなどといった細かなギミックも充実しており、アウトドアシーンから日常まで幅広く活躍します。
- 商品名::Snow Peak「GORE-TEX Gloves」
- 公式サイト:商品はこちら
スノーピーク GORE-TEX Gloves
サイズ:1,2
冬のアウトドアにおすすめの手袋【キャンプ】

冬キャンプでは、たき火やダッチオーブン、BBQなどで熱源に触れる作業が多くなります。手袋を選ぶときは、断熱性・耐火性を確認するのがおすすめです。冬キャンプで活躍する、アウトドア仕様の手袋を紹介します。
THE NORTH FACE「ボンファイヤーキャンプグローブボア(ユニセックス)」
手のひら内部に、断熱材『LIVINAX WARM』を内蔵した手袋です。表地は高い耐久性を誇るやぎ革で補強されており、キャンプ作業中の摩耗にも強い設計が採用されています。
たき火作業やダッチオーブン調理など、熱・摩擦が加わる作業でも、手に負担がかかりにくい点が魅力です。手の内側には肉厚のボアフリース素材が使われており、暖かく快適に装着できます。
- 商品名:THE NORTH FACE「ボンファイヤーキャンプグローブボア(ユニセックス)」
- 公式サイト:商品はこちら
THE NORTH FACE ボンファイヤーキャンプグローブボア(ユニセックス)
サイズ:M、L
Naturehike「 耐熱グローブ」
『牛革+難燃素材+綿布』の三層構造を採用した、耐熱性の高い手袋です。耐熱温度は最大で約500℃と高く、たき火の薪をつかんだり、BBQやダッチオーブンの重い鍋を扱ったりなどの作業にも対応できます。牛革は使い込むほどに風合いが変化してくるため、育てる楽しみがある点も魅力です。
手首までしっかりとカバーするロングタイプであるため、手首や腕のやけども防ぎやすいでしょう。バックルが付いており、テントのポールやタープのロープ、カラビナなどに取り付けておけば、紛失や置き忘れの心配もありません。
- 商品名:Naturehike「 耐熱グローブ」
- 公式サイト:商品はこちら
Naturehike 耐熱グローブ
サイズ:M、L
まとめ

冬のアウトドアでは、手袋選びが指先の冷えや安全性を左右する重要なポイントです。適切な手袋を選択しないと、作業効率が落ちたり、やけど・凍傷を負ったりするなどのリスクがあります。
ツーリングやサイクリングで『とにかく暖かい手袋が欲しい』という場合は、電気で熱を供給する電熱手袋を選択すると、より快適になります。一方、釣りや登山用の手袋なら、防水透湿性と保温性を備えた手袋がおすすめです。
まずは手袋の着用シーンをイメージし、必要な機能を見極めることから始めましょう。














