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アウトドアコーヒーを美味しく嗜む「技アリ」ギア
給湯サーバーが自動でクルクル回る!
tent-Mark DESIGNS oceanrich/ポータブルオートコーヒードリッパー
¥8,980

本体(黒いパーツ)のスイッチを入れると給湯サーバーが回転。細口のポットから、湯を「の」の字を書くように注ぐ──といった、ハンドドリップの技法を、自動で再現してくれる便利器具だ。フィルターは繰り返し使えるステンレス製で、直径53〜82㎜のマグカップに対応する。

給湯サーバーは、一定の速度で毎分約4回転しながら、ハンドドリップを再現。約3〜4分で、美味しいコーヒーができ上がる。

メッシュフィルターのホルダーは、市販のドリップバッグのホルダーにもなる。このほか茶葉用フィルターも付き、緑茶にも対応。

SPEC
●組み立てサイズ=W10.7× D10.7×H21.2㎝
●総重量=約340g
●電源=単4アルカリ電池×2(別売り)
問い合わせ先:カンセキWILD-1 TEL:028(688)7597
限定デザイン器具を満載したコラボセット
カリタ×チャムス/アウトドアコーヒーセット
¥44,000

1958年に創業した日本のコーヒー器具専門メーカー「カリタ」とのコラボで誕生した特別セット。カリタ独自のドリッパーやミル、ケトルにチャムスのロゴがデザインされ、スペシャル感満点。収納に困ることが多いペーパーフィルターのケースも便利だ。専用ケース内には仕切りも付き、スマートに収納できる。
SPEC
●ケースサイズ=約W39×D17.5×H18㎝
問い合わせ先:チャムス 表参道店 TEL:03(6418)4834
気軽に外へ持ち出せるV60ドリップ器具一式
HARIO/V60 アウトドアコーヒーフルセット
¥22,000

真横から見るとV字形で角度が60度であることから「V60」と名付けられたHARIO独自の円錐形ドリッパーを核に、ケトルやサーバー、ミル、カップがセットに。ドリッパー内側にはリブ(凹凸)があり、コーヒー粉の膨張を妨げることなく空気が抜けるようになっている。専用バッグには、着脱式ショルダーベルトも付く。

SPEC
●総重量=約1900g(個箱含む)
問い合わせ先:HARIO https://www.hario.com/
水があればOK! 最先端エスプレッソマシン
OutIn/Nano
¥23,980

上部タンクに水を入れてボタンを長押しすると加熱が始まり、加熱後にボタンを2回押すと抽出が始まる。できあがったクレマたっぷりのエスプレッソは、本当に美味しい! 野外で湯沸かし道具なしでエスプレッソが楽しめるなんて、じつに感動的だ。フル充電状態で、冷水からなら5回、熱湯からなら100回の抽出が可能。

上部に水を入れて3分ほどすると、20気圧の圧力で抽出された濃厚なクレマコーヒーが! これはちょっと驚きでした。

セットには、ネスプレッソのコーヒーカプセルが使えるカプセルアダプターも付属。より手軽にエスプレッソが楽しめる。
SPEC
●サイズ=φ7.3×H23㎝
●重量=670g
●USBーC充電式(7500mAh/USB-Cケーブル付属)
問い合わせ先:ELEBIZ info@elebiz.jp
気軽に持ち運べるドリッパー付きタンブラー
カフラーノ/GoーBrew
¥4,400

コーヒー抽出後は、そのままタンブラーとして活用できるユニークなアイテム。ドリッパーとなるボトル上部は、キャップをして逆さにすればカップとしても使える。本体が透明なので、抽出量やコーヒーの色の濃さを確認しやすく、使い勝手も良好だ。透明なボトル本体には、環境にやさしいバイオプラスチックが使われている。

赤い枠を上にずらし、ドリッパーとなるボトル上部のキャップをはずして逆さに載せる。あとはペーパーフィルターをセットするだけ。
SPEC
●本体サイズ=約φ8×H20.5㎝
●重量=285g
問い合わせ先:コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド https://shop.cornes.jp/
コンパクトに収納できて山行時に最適
エアロプレス/ゴートラベルコーヒーメーカー
¥10,780

過度な苦みを抑えてコーヒーの風味を引き出せるのが特徴の空気圧抽出式。コーヒー粉と湯を入れてプレスするだけだから、1分ほどで美味しいコーヒーが淹れられる。コンパクトに収納できるため、バックパッキング時に携行するのにも最適なモデルだ。専用フィルターペーパー付属。

コーヒー粉と湯を入れて付属のパドルでかき混ぜたら、あとはゆっくりプレスするだけ。

チャンバー、プランジャーのほか、付属品はすべてマグカップ内に収納可能。
SPEC
●収納サイズ=W10.2×D10.2×H15㎝
●重量=408g
問い合わせ先:小川珈琲 TEL:0120-088-720、075(313)7333
毎回安定した味わいに抽出可能!
HARIO/浸漬式ドリッパー スイッチ 360
¥4,400

コーヒー粉を湯に浸け込む抽出方法。同条件(豆の種類と量、挽き目、浸漬時間等)であれば、均一な味わいに仕上がるのが特徴だ。また、スイッチを押した状態にすれば、通常の透過式ドリップもでき、豆の種類や気分に合わせて使い分けられる。

浸漬して約2分後にスイッチを押して抽出。風味が良く、濃厚な味わいが印象的だった。
SPEC
●サイズ=W13.6×D13.6×H15.2(口径13.6)㎝
●重量=600g(個箱含む)
問い合わせ先:HARIO https://www.hario.com/
レバーで流速調節できて抽出法の自由度抜群
メリタ/流速コーヒーフィルター
オープン価格(実勢価格¥6,600)

レバーを0にセットすれば浸漬式、1〜4にすれば透過式になり、湯の流量(流速)を調節できる革新的ドリッパー。豆の種類や気分に合わせた抽出が可能で、自由度の高さが魅力だ。自分なりのレシピを確立すれば、何度でも同じ味わいを再現することができる。

レバー操作で簡単に流速をコントロール。0〜4の目盛り付きだが無段階に調節可能だ。
SPEC
●サイズ=W11.4×D11.4×H13.4㎝
●重量=約180g
問い合わせ先:メリタジャパン www.melitta.co.jp
誰でも理想的な抽出ができるドリッパー
HARIO/V60 DripーAssist Set
¥1,870

蒸らし用の湯を大きな穴のある中央部に注ぎ、30秒蒸らした後に、外側の溝に湯を注ぐ。この簡単な作業だけで、繊細な湯の注ぎ方を再現してくれる便利アイテム。これなら、誰でもバリスタ級のコーヒーが抽出できる!

外側の溝に湯を注いで中央部にあふれさせると、ポタポタと湯が落ちる仕組み。
SPEC
●サイズ=W13.7×D11.7×H14(口径8.7)㎝
●重量=300g(個箱含む)
問い合わせ先:HARIO https://www.hario.com/
イギリス発! 4種のボトム付きでこだわり派に最適
OREA/Brewer V4ー4 Bottom in 1
¥10,670

4種類のボトムパーツ付け替え式のユニークなドリッパー。ボトムの種類によって注いだ湯の流れ方や流速に違いがあり、同じ豆でも違った味わいのコーヒーが抽出できる。平底タイプのペーパーフィルターを使用。

CLASSIC
APEX
FAST
OPEN
4パターンのボトムパーツが付属。フィールドでじっくりと、好みの豆や好みの味わいに合うパーツを探し出すのも楽しみのひとつだ。
SPEC
●サイズ=最大φ9.1×H7.5㎝
●重量=ブリュワー本体+ステンレスベース/約90g、ボトムパーツ/約10〜12g
問い合わせ先:Kurasu https://jp.kurasu.kyoto/
野外で手軽に使えるフック付き
ハイマウント/ハンギング ステンレスメッシュフィルター 1-2cup
¥1,760

コーヒーの抽出に適した極細メッシュのステンレスフィルター。もちろんペーパーフィルター不要。両側にフックが付いているから、カップやサーバーの開口部にしっかりセットできるのが特徴だ。
SPEC
●サイズ=約W12.2×H8.5㎝
●重量=約15g
問い合わせ先:ハイマウント TEL:03(3667)4545
手挽きと電動が選べるグラインダーセット
HARIO/スマートG電動ハンディーコーヒーグラインダー
¥15,400

コーヒーを手挽きするのって、けっこう面倒──そんな人にお薦めなのがコレ。ミル本体に充電式電動グラインダーを差し込んでスイッチオン! これだけで野外でも素早くグラインドでき、挽きたての豆で淹れた美味しいコーヒーを味わうことができる。

スリムなボディーだが思いのほかパワフル! 3時間の充電で豆20gを25回挽ける。

ミル本体に付属のハンドルを取り付ければ、シンプルな手引きグラインダーに。
SPEC
●サイズ=W5.9×D5.3×H33.2㎝
問い合わせ先:HARIO https://www.hario.com/
野外持ち出しにぴったりなハンディータイプ
ゼブラン/コーヒーミル ステンレスカッター
¥6,600

ハンディータイプとはいえ、切れ味&挽き味の良さは抜群。着脱式ハンドルは本体のシリコンバンドに装着できるので、収納性もバッチリだ。多少時間はかかっても、コーヒー豆を手挽きするひと手間を味わいたい人にお薦め。

ステンレス刃の挽き味はとてもスムーズ。最大20gまでの豆を挽くことができる。
SPEC
●サイズ=W14×D5.5×H16.5㎝
●重量=320g
問い合わせ先:Zebrang https://zebrang.hariocorp.co.jp/
着脱式ハンドルでコンパクトに持ち運べる
ゼブラン/ノマド ドリップケトル
¥6,600

コーヒーのドリップに適した細い注ぎ口のステンレス製ケトル(フタのつまみは天然木)。ハンドルは取りはずし式なのでコンパクトになるのが特徴だ。蓋の裏側にフックがあり、水を注ぐときにケトル開口部に引っ掛けておくことができる。
SPEC
●サイズ=W20×D8.3×H11㎝(取っ手装着時)
●実用容量=300㎖
問い合わせ先:Zebrang https://zebrang.hariocorp.co.jp/
ケトルにもクッカーにもなる2WAY型
ハイマウント/デタッチャブルケトル 400
¥5,500

なんと、注ぎ口を取りはずしできる! ハンドルも折りたたみ式だから、楽に持ち運べるサイズになる。注ぎ口をはずせばクッカーやカップ代わりとしても使えるというアイデア商品だ。持ち運びしやすい専用収納ケース付き。

注ぎ口を取りはずしてプラグを装着すると、クッカーとしても使うことができる。
SPEC
●サイズ=約W19.3×D7.7×H11㎝/約W10.5×D9.5×H13.5㎝(収納時)
●本体重量=約196g(プラグ含む)
問い合わせ先:ハイマウント TEL:03(3667)4545
1杯分のコーヒー粉をひと振りで!
マーナ/コーヒー計量キャニスター
¥1,408

野外で淹れるときは目分量──という人も多いだろう。でも、このキャニスターがあれば大丈夫。容器を逆さにすると、特殊構造の上部に1杯分のコーヒー粉が保持される。家でも野外でも役立つアイテムだ。

ひと振りで、1杯分約12gのコーヒー粉が出てくる。計量スプーンいらずで楽ちん!
SPEC
●サイズ=約W8.4×D8×H19.6㎝
●容量=約520㎖
問い合わせ先:マーナ https://marna.jp
※構成/坂本りえ 撮影/永易量行
(BE-PAL 2025年11月号より)







