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いつも持ち歩くポケット尻クッション
アウトドアメーカーから折りたたみ式のクッションが出ています。テントの中をはじめ、野外イベント、スポーツ観戦、公園のベンチなどで腰掛けるときに使ってきました。
発泡フォーム製でクッション性はいいのですがかさばり、携帯性はよくないです。また海釣りのボートで使うときは、腰を浮かすと風で飛んでしまうので、二つ折りのジェルクッションにしたりしたのですが、これは飛ばないけど重いです。
最近見つけたのが「ポケット尻クッション」というエア式のクッションで、利点はなんといっても小さくなること。ふくらませると平面サイズが約33×42㎝、たたむと13×7×5㎝の92g。弁が2つ付いていて、ひとつは逆流防止弁で、これで吹き込み、抜くときはもうひとつの弁を開けると瞬時に空気が抜けます。
複数気室の形状がよくできていて、尻当たりとバランスがいい"どこでも座布団"です。
特徴がもうひとつあって、裏面に滑り止めの加工がしてあります。ツルツルの座面でも移動しません。
なんといっても手のひらサイズなので、デイパックに常時入れておいても邪魔にならず、車を使わない旅で重宝します。ブランドのこころ企画「旅寝工房」のモットーは"旅、出張、昼休みなど、外での仮眠をサポート"だとか。¥1,980。

問い合わせ先:こころ企画 https://www.kokoro-kikaku.co.jp
(BE-PAL 2025年11月号より)