
100年以上の歴史で培ったボトルづくりを土台に、温度をしっかりキープする断熱設計を採用した保温・保冷ボトル。過酷な山岳環境での使用を想定して開発され、日常から山行まで、幅広く活躍しそうだ。
極限環境に応える、山岳スペックの理由
標高差のある登山ルート、早朝と夕暮れの急な寒暖差、長時間に及ぶ縦走。
そんな山岳地帯のリアルな課題に応えるために生まれたのが「アルパインスター」だ。
SIGGは、過酷な環境でも信頼して使える“本気のギア”を目指して開発。あらゆるフィールドで安心して使えることを最優先に設計し、ブランドの哲学と技術力を凝縮した最高峰のボトルに仕上げている。
ここからは「アルパインスター」注目のポイント3つに整理して見ていこう。
1、真空×銅の“ダブル断熱”で熱を逃がさない

ステンレスの真空二重構造に、内側の銅コーティングを組み合わせたSIGG独自の断熱設計。飲み物の温度低下(または上昇)につながる3つの要因「伝導」、「対流」、「放射」、それぞれに対応している。
真空層が内外の熱移動を遮り、伝導と対流を抑える。
内側の銅コーティングが赤外線(熱放射)を反射し、内部温度の変化を防ぐ。
中栓の中央部はステンレス。丈夫で衛生的、熱の影響も受けにくい。
この3つの相乗効果で、温かさも冷たさも長くキープ。標高の高い稜線でも、長いトレイルの途中でも、「飲みごろ」をそのまま持ち運べるボトルだ。

2、過酷な山岳環境で信頼できる実用設計


標高差による気圧変化、朝晩の大きな寒暖差、長時間の縦走や行動中の不意の衝撃など、登山者が直面する課題を前提に、設計段階から細部まで詰めたつくりとなっている。
例えば、本体上部を一周するラバーグリップは、グローブ着用時でも開閉がしやすい。底面ラバーは滑りやすい岩場や雪上でも安定性を助け、18/8ステンレススチール製ボディは落下や衝撃に強い。
さらに、マッターホルンモチーフの蓄光ロゴで夜間や暗所でも見つけやすい。上蓋はコップとして使えるため、直接口をつけずに飲める衛生的な設計だ。


3、自然に寄り添う、洗練されたデザインと環境配慮の姿勢

山岳向けの高機能を追求しつつ、日常にも馴染む意匠とサステナブルな素材選定にこだわっている。
シンプルで洗練されたフォルムに、光の反射を抑えるマット仕上げ。自然の風景に溶け込み、アウトドアはもちろん、オフィスや日常使いにも違和感がない。
また、SIGGのボトル製品はBPAフリー。毎日使う道具だからこそ、安心・安全を重視している。
本体には90%リサイクル由来の18/8ステンレススチールを採用。高い耐久性で長く使え、役目を終えた後も金属資源として再リサイクル可能だ。

0.5L
価格:6,270円(税込)
カラー:ブラック、ブラッシュド、グリーン
サイズ:直径7.4×高さ23.7cn
0.75L
価格:7,150円(税込)
カラー:ブラック、ブラッシュド、グリーン
サイズ:直径7.7×高さ28.6cn
1L
価格:8,030円(税込)
カラー:ブラック、ブラッシュド、グリーン
サイズ:直径8.5×高さ30.7cn
1本で、山行から日常まで
温度を保つ構造と現場で効くディテール、そして日常に馴染む意匠まで、必要な要素が小さくまとまっている「アルパインスター」。容量やカラーを行動スタイルに合わせて選べば、稜線でもデスクでも“ちょうどいい”。
次の山行の相棒として、候補に入れておきたい。