
川遊びにはライフジャケットが必須!
川遊びに欠かせないライフジャケット。着用にあたってのポイントを、リバーガイド歴30年以上のパイオニア・加藤哲也さんに教えてもらった。
(BE-PAL 2024年9月号より)
何はおいてもライフジャケットを着用

「川のいちばんの危険は、流されて溺れることです。それに備えるためには、まず、ライフジャケットを着用しましょう」
と教えてくれたのは、リバーガイド歴30年以上のパイオニア、加藤哲也さん。子供の付き添いだからと油断せず、大人も子供も適切な浮力&サイズのものを正しく着用することがポイントだ。
「基本ベスト型で、頭の重さ以上の浮力が必要です」
固型式と自動膨張式があるが、川や湖、海などのレジャーで常時水に入る場合は固型式が最適。子供は股下ベルトを確実に締め、体にフィットさせる。垂直方向に引っ張って、ずり上がらないか確認するといい。

子供を川で遊ばせる場合、大人もライフジャケットを着用し、子供が流されることを想定し、川下側にいる。浅い場所で流れて遊び、受け止める練習をしておくといい。
イラスト/近常奈央
▼参考記事
快適で便利!大人用のおすすめライフジャケット4選
長時間着ていても快適なモデルや、大容量ポケット付き、SUP用など頼れる大人用ライフジャケットを紹介。
(BE-PAL 2023年8月、2024年9月、2025年8月号より)
mont-bell(モンベル) フリーダム
フリーアジャストシステムの採用により、幅広いサイズに対応。フロントオープン式なので、着脱が楽にできるのも特徴だ。
●サイズ:フリー(胸囲72〜113cm)
FOLBOT(フォルボット) TACTICAL FLOATING DEVICE
大容量のマチ付きポケットと、ホイッスルを内蔵したフラップポケットを前面に装備。股ベルト付きで安全性もバッチリだ。
●サイズ:フリー
撮影/永易量行
(BE-PAL 2025年8月号より)
▼参考記事
ORU KAYAK(オルカヤック) PFD
背面の上部は浮力体、下部はメッシュ構造となっているため、カヤックの背もたれにフィットするとともに、快適な通気性も確保している。(画像右)
●胸囲サイズ:76~106cm
●重量:790g

6つの調整バックルで体にしっかりフィット。前開きのジッパーで簡単に着脱できる。
撮影/三浦孝明
(BE-PAL 2024年9月号より)
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mont-bell(モンベル) シーランナー
SUP用のライフジャケットは、前面フォームが薄いためSUPへ再乗艇しやすく、背面の生地が横方向にストレッチするのでパドリング時の動きを妨げない。
●サイズ:S/M、L/XL
●重量:809g
撮影/三浦孝明
(BE-PAL 2023年8月号より)
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機能も万全!子ども用ライフジャケット3選
川遊びを安全に楽むための、着脱しやすく高機能な子供用ライフジャケットを紹介。
(BE-PAL 2023年8月、2025年8月号等より)
mont-bell(モンベル) アクアファン Kid’s M
水中に投げ出されても頭部が沈まないようにするためのピロー付き。股ベルトも付いているので、安心して水遊びを楽しめる。
●サイズ:フリー(身長105〜125cm、胸囲54〜62cm)
撮影/永易量行
(BE-PAL 2025年8月号より)
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mont-bell(モンベル) フリーダム Kid’s 85-125
フロントオープンで着脱もしやすい子供用ライフジャケット。肩ではなく後頭部を支えるように浮力体がついていて、腕を動かしやすい。
●サイズ:ワンサイズ
●重量:442g
撮影/三浦孝明
(BE-PAL 2023年8月号より)
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HELLY HANSEN(ヘリーハンセン) JR HHフローティングベスト
同ブランドが捜索支援サービス「ココヘリ」と協働。海の安全に寄与する新たなサービス「ココヘリマリン」発信機専用のポケットを備えた子ども用ライフジャケット。体重15~25kg対応。
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