オピネル×二唐刃物! フランスで完売した名品ナイフを数量限定販売だ~ - 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • ナイフ・刃物・マルチツール

    2025.07.13

    オピネル×二唐刃物! フランスで完売した名品ナイフを数量限定販売だ~

    オピネル×二唐刃物! フランスで完売した名品ナイフを数量限定販売だ~
    海外で日本製刃物の評価が高いとよく聞くが、これもそのひとつ。フランスのオピネルが、刃の鍛造を青森県弘前市の二唐(にがら)刃物に依頼している。かの地で完売した話題作を数量限定で確保したぞ!

    VG7鋼の刃。メープルの柄と木箱。贅を尽くした破格のオピネル

    フランス向けに「用の美」を追求

    オピネルと二唐刃物のマッチングを手がけたのは、フランスのコンセプトショップ「栞(Shiori)」。同店は、「用の美」を商品開発の柱として、フランスの暮らしに合った日本の匠の品をプロデュースしていて、今回のナイフもその一貫として企画された。

    二唐刃物のルーツ・二唐家は、享和3(1803)年から津軽藩お抱えの鉄砲鍛冶となり、その後は日本刀作りを生業としてきた。第二次世界大戦後にナイフや農具の製造を開始して今に至る。

    コンセプトは「折りたためる和包丁」

    オピネルのフォールディングナイフといえば、コンパクトな#8が定番だが、これは、和包丁のように本格的な料理ができるようにと、ふたまわり大きい#10(刃長約10cm)となっている。また、刃の素材はカーボンスチールかステンレススチールのどちらかだが、今回は「VG7」というハイクラスのステンレス特殊鋼を採用している。

    全長約23㎝、重量は約70g。

    錆びにくく、長切れする「VG7」

    VG7はステンレスだから錆びにくいのはもちろんのこと、63HRCという高い硬度を備えているので切れがよく、しかも長く持続する。オピネルユーザーは、一般的に「切れ重視」ならカーボン、「錆びにくさ重視」ならステンレスを選んでいると思われるが、このナイフは両方を兼ね備えている。刃の表面は槌目によって微妙な凹凸をつけてあり、切った食材が貼り付きにくい。

    ランダムな楕円の槌目が独特の気品をかもし出している。まさに「用の美」。
    弘前名物アップルパイ。堅い部分もやわらかい部分もスパッと切れる。

    白い木肌と繊細な木目が魅力

    オピネルのハンドルはブナ材が定番だが、これはメープル(カエデ)材。硬質かつ重みがあって、刃の重みとのバランスがいい。黒い刃と対照的な白い木肌も目を引く。しかも、カーリーメープルだから、細かいシワのような木目が現れていて、ついつい見とれてしまう。

    ハンドルの根元の金具は、錆び防止の黒いアルマイト加工がなされていて、これもまた白い木肌と見事な対照をなしている。なにからなにまで破格のオピネルだが、とどめはパッケージ。なんと木箱入りなのだ。一生の宝物になるだろう。

    いわゆる虎斑(とらふ)のような木目
    木箱もメープル材。

    ※この商品は[通販サイト]「小学館百貨店」で購入できます。

    Shiori #10/OPINEL

    66,000円(税込)

    NEW ARTICLES

    『 ナイフ・刃物・マルチツール 』新着編集部記事

    土佐の漁師が愛用するトヨクニ製の出刃包丁!とにかく丈夫でよく切れて、魚をさばくのにおすすめ

    2025.06.21

    オピネルナイフはキャンプの定番!魅力や選び方、おすすめアイテムも紹介!

    2025.06.05

    シースナイフでキャンプスキルを高めよう!選び方やおすすめを紹介

    2025.06.03

    持っている数は20本!ホーボージュンが特に気に入っているガーバーグほか「モーラナイフ」3選

    2025.06.01

    ピカソも愛用したオピネルのナイフ。シンプルで使いやすいおすすめモデル11選

    2025.05.31

    軽量でタフ!ヘレナイフの新定番、フルタングナイフの「ノルドリス」の魅力を紹介

    2025.05.28

    手斧の読み方を知りたい!手斧の使い方や選び方も解説

    2025.05.26

    FEDECA (フェデカ) / 折畳式料理ナイフ

    2025.05.20