車の掃除を始めよう!手順や便利グッズを紹介 | カーギア(車用品) 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

カーギア(車用品)

2025.03.11

車の掃除を始めよう!手順や便利グッズを紹介

車の掃除を始めよう!手順や便利グッズを紹介
日頃から愛車の車内を綺麗にしておけば快適性や運転中の満足感を得られます。車内掃除のコツや便利アイテムを伝授します。
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車の掃除は定期的に!

車内の汚れは知らず知らずのうちに溜まっていきます。しかし車内空間には扱いがデリケートな部品があったり、手順を間違えば新たな汚れを招いてしまうことも……。

日頃の使用で少しずつ溜まる汚れには、意外と気が付きにくいもの。述べ数百台の車の掃除や洗車の経験のある元自動車整備士の筆者が、掃除をするときのコツ、車内をきれいに保つ秘訣をお教えします。

車の掃除にあると便利な道具

ハンディ掃除機

掃除機はシートの隙間やフロアマットに溜まった埃や砂を掃除する必需品です。

バッテリー駆動のハンディ掃除機は持ち運びなどの利便性が大変よく、出先や、駐車場所に十分なスペースがなくても使えることから車内の清掃に非常に適しています。

大がかりな準備が必要ないことから思い立ったそのときに手軽に掃除を始められ、さらにUSB充電式のものであれば充電のために車から降ろす必要もなく、車内が高温になる夏以外は積みっぱなしにもできます。

一方で本体とノズルが一体のものが多く取り回し性が限られる点や、硬い樹脂製の本体をインパネなどにぶつけてキズを付けてしまう可能性がある点には注意が必要です。

マイクロファイバークロス

マイクロファイバークロス

マイクロファイバークロスはインパネに溜まった埃の拭き取りに使用します。

マイクロファイバークロスが車内の清掃において優れている点は、繊維が極細で柔らかいのでインパネ部品にキズを付けづらく、飲み物の汚れ程度であればそのままぬぐい取ることができるといった点です。

濡らして使用しないのであれば、気が付いたときにサッと使えるようグローブボックスなどに常備しておくのもおすすめで、寒い時期に車内のガラスの結露を拭き取る用途にも使用できます。

ブラシ

ブラシでエアコン吹き出し口を掃除

このような細かい箇所がきれいだと、より一層車内が清潔になります。

ブラシはエアコンの吹き出し口といった掃除機のノズルを入れることのできない狭い箇所や、パネルの合わせ目で角になっていてウェスでふき取りづらい箇所の埃を掻き出す用途に使用します。

キズを付けづらいできるだけ柔らかい毛であることや、柄が曲がっているものがあらゆる隙間に対応できるためおすすめです。

100均やホームセンターで販売されている塗装用のブラシは毛が柔らかく価格もお手頃ですが、柄の硬い部分が露出していて車内部品にキズを付けやすい点には注意が必要です。

車内清掃の専用品であればゴム製で軟質な柄のものが多く扱いやすいため、慣れない方には専用品がおすすめです。

業務用掃除機

業務用掃除機

吸引力の強さから車内清掃だけでなく、家庭内の色々な場面でも使えます。

ガレージ内作業やテーブルタップなどで電源が取得できるのであれば、業務用の掃除機が砂や埃の除去に大変おすすめです。

本体を車外に置き、車内ではホースのみの取り回しとなるため細かいところまでノズルが届きやすく、吸い上げるパワーも申し分ありません。

意外に価格もリーズナブルで、ホームセンターで売っているものなら家庭用掃除機やハンディ掃除機より安い場合も多くあります。

また、バッテリー駆動の業務用掃除機もあり、こちらは前席~後席の移動で電源の繋ぎ直しもなく車内清掃に申し分ないといえるでしょう。

一方で作動音がハンディ掃除機より大きい点には注意が必要です。

車の掃除の手順8つ

車内から荷物を出す

チャイルドシートとコンテナボックス

特にチャイルドシートの下は汚れが溜まりやすく、徹底的に車内をきれいにするのであれば降ろした方が良いでしょう。

荷物を積んだままの清掃では当然ながら隅々までは清掃できず、積んだ荷物をずらしながら清掃をすれば荷物同士や車内部品にぶつけるといったトラブルも発生します。

また荷物の下に小銭やルーフボックスのカギなどの細かい貴重品がある場合もあり、気付かないうちに掃除機で吸ってしまっては一大事です。

車にお子さまも乗るのであれば落としたお菓子の欠片なんかも荷物の下によく隠れています。

車内の清掃を始める前に車内から荷物を出しましょう。

フロアマットの掃除

フロアマットの掃除

筆者所有車。ノズルを擦りつけるとどんどん砂が沸いてきます。

フロアマットの清掃には掃除機を使用します。

見た目以上に砂が生地に入り込んでいる場合もあり、掃除機のノズルを擦りつけてよく掻き出すようにしましょう。

掃除機で吸い取れない泥汚れなどはフロアマットを車外に出して水洗いすれば良いのですが、乾燥に時間を要する点には注意が必要です。(夏場でも丸2日程度)

また、雨が続く梅雨や靴についた雪を車内に持ち込んでしまう冬季は、フロアマットが何か月も湿ったままとなることもあり、放っておくと匂いやカビの原因となります。

そのような季節は定期的に車外に出して干すと良いでしょう。

天井

天井の掃除

荷物を満載するような使い方だと、簡単に天井は汚れてしまいます。

車の天井(ルーフライニング)は意外にも汚れが溜まっていることがあり、特にラゲッジスペースは使用したアウトドア用品がぶつかったりすれば簡単に汚れが付着してしまいます。

掃除の際に注意する点としては、ルーフライニングは不織布などの繊維素材でできていることが多く、擦り過ぎると毛羽だったり、場合によってはへこんでしまってシワが残る場合もあります。

天井を清掃するコツとしては、マイクロファイバークロスなどのウェスを2枚用意し、十分に濡らしたウェスで軽く叩くようにして汚れを浮かし、乾いたウェスで同じく叩いてふき取るようにすると良いでしょう。

ガラス

ガラスを拭き掃除する様子

上下左右を直線的に拭くことで、拭いた跡も気にならなくなります。

ガラスの清掃は濡らしたマイクロファイバークロス(以下クロス)でふき取るのが基本ですが、かなり固く絞って拭き跡を残さないようにしないと、乾いた水垢が残ってしまいます。

非力な方など、固く絞れなくても水垢を残さないコツとしては

  • 濡らしたクロスで拭いた直後に乾いたクロスでふき取る
  • 車内清掃を始める前に濡らしたクロスを用意し、ある程度乾燥させておく
  • 絞ったクロスと乾いたクロスを重ね合わせて再び絞ることで、濡れたクロスの水分を乾いたクロスに移す

などの点が挙げられます。

ダッシュボードやインパネ周辺

インパネの拭き掃除をする様子

シフトノブの口や、シフトブーツ装備車両であれば、その折り目も埃が溜まりやすい箇所です。

ダッシュボード周辺とインパネ周辺の埃や汚れは、マイクロファイバークロスで拭き取ります。

メーターパネル周辺は埃が溜まりやすく運転中にもよく目につく箇所のため、よくきれいにするようにしましょう。

ピアノブラック調や塗装の施されたインパネはキズがつきやすいので、他の箇所の汚れがマイクロファイバークロスに付いていないうちに掃除を済ませてしまいましょう。

また、ピアノブラック調などツヤのある箇所は水垢も残りやすいため、ガラスの掃除手順と同様に固く絞ったマイクロファイバークロスで拭き上げるのがおすすめです。

シート

シートに掃除機をかける様子

筆者所有車。ファブリック生地のシートは埃が溜まりやすいです。

シートは掃除機を使って、ノズルで全体を軽く撫でるように掃除します。

生地の合わせ目は埃が溜まりやすいため、ノズルをしっかり押し当てつつ掻き出すように吸い上げましょう。

飲み物や泥などの汚れが付いた場合は、中性洗剤を解いた水を少量染み込ませてからマイクロファイバークロスで叩くようにして汚れを浮かせて除去します。

このような汚れは雑菌の繁殖も起こるため、できるだけ早いうちに掃除をしましょう。対処が早ければ汚れの落ちも良いです。

また、水を染み込ませる掃除をした後はよく乾燥させることが大事なので、ドアを開け放てる屋根の下や晴れた日に掃除をするのがおすすめです。

フロア

車両フロアの掃除をする様子

フロアマットの切れ目や角に砂利や埃が溜まります。

フロアマットを取り外した下にある生地が車両本来のフロアになります。

フロアマットほどではありませんが、ここにも砂などの汚れが溜まることもあるので、定期的にフロアマットを取り外して掃除機をかけるようにしましょう。

掃除機で吸えない泥汚れなどは天井と同様にマイクロファイバークロスで掃除しましょう。

また、フロアマット同様に水分が乾かないままということも多くあるので、よく晴れた日などにドアを開け放すなどして乾燥させると匂いやカビの発生を防ぐことができます。

車の掃除のポイント

ウェスの使い分け

セーム皮でダッシュボードを拭き上げる様子

拡げたウェスを引くようにするとより効率的に埃を除去できます。

ダッシュボードなどシボ加工の施された硬質の樹脂を拭く際、柔らかいマイクロファイバークロスの切れた繊維が埃として残り、拭いても拭いてもきれいにならないということもあります。

このような箇所はあえて繊維の硬いタオルで拭くときれいにしやすいです。

また、ボディの拭き上げに使用するセーム皮は汚れをぬぐい取るようなことは苦手ですが、繊維の切れがないため埃のみを除去したい場合にはおすすめです。

セーム皮は乾燥すると硬く固まってしまうため、使う場合はあらかじめ水に浸けて柔らかくしておきましょう。

埃の溜まりやすい箇所

埃の溜まったインパネ

細かい箇所まできれいにすることで、車内全体の清潔感が増します。

ダッシュボード周辺やシフトノブ周辺、ドアパネルの上部などパネル上部が面になっている箇所は非常に埃が溜まりやすいです。

ドアポケットやリヤシートのシートベルトバックル周辺など袋状になっている箇所も埃が溜まりやすく、さらにドアの開け閉めで車外に出ることもあるドアポケットは、雨天や降雪が続くと水と埃が混ざり頑固な汚れになることもあります。

パネルの合わせ目かつ角になっている箇所は拭き掃除が行き届かないことが多く、いつの間にか溜まった埃が塊になっていることもあります。

このような箇所は念入りに掃除するようにしましょう。

皮製の部品、ソフトパッドの掃除

レザークリーナー

シートの状態まで気を配ると、乗った際の満足感が段違いです。

本革や合皮でできたシートは掃除機のノズルを強く押し当てすぎると跡が残ることがあるため注意が必要ですが、そもそも埃も溜まりづらいためマイクロファイバークロスで拭き上げるだけで十分の場合もあります。

また、ファブリック生地よりも汚れの染みつきが少なく、定期的に専用のクリーナーで拭き上げることで新車に近い状態を保つことができます。

クリーナーで拭き上げることで独特のしっとり感やすべすべ感を取り戻すのが本革の魅力です。

ステアリングやマニュアル車のシフトノブなどは車の操作や安全に関わる箇所のため、滑り過ぎないように水拭きで仕上げるなど注意が必要です。

車の掃除や手順が肝心!覚えておけば安心掃除!

車内がきれいであれば満足感を得られ、日頃の運転はもちろんアウトドアでありがちな長距離運転も全く苦ではなくなります。

運転者にとっては、運転中に見えないボディよりも長時間過ごす車内の方が、きれいにする効果が高いのです。

この記事を参考に準備や段取り良く、無用なトラブルなく車内の掃除をしていただけたら幸いです。

志田 こうたろう

アウトドアライター 釣りYouTuber

幼少から釣りに触れていたものの、“趣味としての釣り”をするようになってからは12年。 子どもたちの成長と共に少なくなる一方の釣行を可能な限り有意義なものにしようと奮闘中。 夏は特に好きな鮎の友釣りで川に入り浸る。クルマ好きで国家2級自動車整備士。

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