八ヶ岳や南アルプス登山に最適!アウトドア向けホステル「chAho Hostel Nirasaki/Outdoor Base」

2020.06.25

遠方から登山に向かうとき、登山口近くで前泊できたらもっと楽なのにと思うもの。またトレイルランニングの後に、シャワーを浴びてサクッと1泊してから翌日帰宅プランもできたらなんて思う人もいるはず。そんな人にピッタリなホステルが、2019年12月に山梨県の韮崎にオープンした。

八ヶ岳や南アルプスへのアクセスに程よい、中央本線の韮崎駅。ここから徒歩約5分圏内にできたのが、アウトドア向けのホステル「chAho Hostel Nirasaki / Outdoor Base 」だ。

ホステルがリノベーションされる前の、昔ながらの商店街。

名前は元お茶屋さんから取って「茶舗=chAho」

築50年のビルをまるごとリノベーション。元々は「茶舗」というお茶屋さんが入っていた建物だった。そこでホステルの名前も「chAho」に。 しかしなぜ韮崎に、ホステルを作ろうと思ったのだろうか。

「山梨の良さをもっと体験して欲しいという想いからです。国内だけでなく、海外からの旅人にもぜひ来てもらって、1泊でも数日間でも良いから滞在して体感して欲しい。とりわけ登山へのアクセスも良い韮崎は、アウトドアをテーマにしたホステルを作りたいと思いました」とオーナーの野田寛さんは話す。

では早速、ホステルのなかに入ってみよう。

壁には韮崎から登れる山の絵が。諏訪在住のイラストレーターの伊藤佳美さんの作品。

「茅ヶ岳」「甘利山」など部屋の名前もユニーク

建物のエントランスにはオリーブの木など鉢植えが並び、一見するとオシャレなセレクトショップのよう。扉を開けると、Helinoxのチェアやテーブルが配置され、小さな薪ストーブからはちりちりと炎が揺れているのが見える。入って右手は、Houdiniのウェアや、ボトル、サコッシュなどのアウトドアアイテムが販売されている。トレイルランナーの”ヤマケン”さんこと、山本健一さんのプロデュースによるセレクトだそう。

この共有スペースでまず、チェックインを済ませよう。

共有スペース。ここでチェックインを済ませる。近所にあるカフェ「PEI COFFEE」でコーヒーをテイクアウトしてここで頂いてもOK。

chAhoには本館と別館みよしの、ふたつの棟がある。本館の1階奥に、共有のキッチンスペースがあり、その奥に共有トイレ(1つ)と洗面台(3つ)とシャワー室(3室)が続く。

カウンター式キッチン。奥に共有の冷蔵庫も。

ドライヤーも完備。バスタオルも貸してくれる。

本館2階は、ドミトリーと和室の部屋だ。部屋のネーミングもユニークで、「茅ヶ岳」「観音岳」など山梨県界隈の山の名称が並ぶ。

海外からの宿泊客も対象にしているので、英語表記も並列。

ドミトリー。複数名で同部屋になっても過ごしやすい工夫が至るところに。

ベッドの下にザックを収納できるスペースも確保。これも”ヤマケン”さんのアイデア。

屋上スペースは誰でも利用できる。

別館みよしには、テレビ付きのダブルとツインの個室があり、ビジネス利用にも適している。 スタッフはチェックイン後〜チェックアウトまでの間は不在になる。建物の出入りはボタン式のロックなので、カギを忘れる心配もなし。

部屋や建物のロックはすべてボタン式。

建物の古さを生かした天井や窓枠など、コンクリートや古い鉄がそのまま利用されていて、そこに木をふんだんに使ったベッドやラックなどがあり、居心地バツグンだ。 実際に泊まってみて感じたのは、ベッドにはそれぞれシーツや枕カバーが用意されていて清潔感もあり、枕元には充電に便利なコンセントも完備。貴重品を入れられる鍵付きのボックスもあって安心だし、ベッドごとにハンガーも用意されているからフリースやレインウェアも掛けられて便利。

各ベッドに設置されている、セイフティボックスとコンセント。

木枠のベッドもゆったり広く、ぐっすり眠ることができた。 シャワー室や洗面台もコンパクトだが快適。使い捨てになるが、アメニティ(歯ブラシ、カミソリなど)も用意があるので、いざ持参するのを忘れてしまっても間に合わせることができる。キッチンには冷蔵庫やIHもあるので、お湯を沸かしてお茶を入れてボトルに入れることもできるし、ビールを持ち込めば共有スペースで飲むこともできる。気負うこともなく、気持ちよく過ごせるスペースに大満足。

韮崎がこのところ熱い!

宿には朝食や夕飯はついていない。食べる場所に困るのではと思われるかもしれないが、実はこの韮崎エリア、ここ数年で若い世代が集まってきて、カフェや飲食店、居酒屋やバーなどの新店舗がオープンしつつある。その中心的存在としてあるのが、中央本線の電車の窓から見たことがあるかもしれないあの、「アメリカヤ」だ。

1960年創業のアメリカヤ。今は全フロアをリノベーションして雑貨店や飲食店が入っている。

「アメリカヤは、もともと飲食や雑貨類を扱う複合施設でしたが、約10年前に廃業してしまったんです。そこを建築士の千葉健司さんが買い取り、リノベーションを進めました。この計画に賛同した若い人たちが少しずつ韮崎に集まってきて、カフェや居酒屋をオープンし始めています」と野田さん。

「アメリカヤ横丁」にはラーメン屋、バーや居酒屋などが軒を連ねる。

近くの「PEI COFFEE」ではモーニングやランチのメニューもあるので、宿泊の際にぜひ利用したい。

「これからますます楽しみなエリアになっていきますから、ぜひいらしてください」(野田さん)

前泊でも、登山後でも、自分の別宅のような気分でサラリと利用しやすいホステル。ぜひ一度宿泊してみてほしい。

chAho Hostel Nirasaki / Outdoor Base

〒407-0023 山梨県韮崎市中央町10-22
Tel: 0551-45-7556
Email: info@chaho.jp
https://chaho.jp/
チェックイン 16:00-23:00 / チェックアウト 10:00

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