自分の道具は自分で作る! 電気溶接の世界を体験してみた

2018.01.14

ペグからラック、焚き火台までキャンプで使えるアイアンクラフト

溶接技術を駆使して、ペグはもちろんテーブル、クルマに取り付けるキャリア、そして現在はテントを自作しているという究極のDIYキャンパー、浅田圭介さん。スター電器製造という溶接機メーカーの直営店、Fe★NEEDS中目黒店の店長だ。

「鉄は軟らかくて切断や曲げが容易。やり直しもきくので扱いやすい素材です。2016年からキャンプ用品を作り始めて、完成したら使ってみたいので積極的にキャンプに行くようになりました。
Fe★NEEDSやアウトドアイベントで溶接ワークショップを行っていますが、使用するのは免許不要の電気溶接機。小型もあるので、収納場所と作業場所があれば自宅で溶接ができるんです。」(浅田さん)
Fe★NEEDS中目黒店には、浅田さんが作ったキャンプに使えるものがズラリ。というよりも、一部、作家の作品を展示販売しているがそれ以外の作品から什器にいたるまですべて浅田さんの手によるものだ。

鉄製ペグ。文字を刻印すれば、友達のペグと間違えられることがなくなるし、何より愛着がわく。写真のペグはヘッドがペグダウン時に曲がりやすいことがわかったので、現在は改良されているんだとか。中目黒店や各地のイベントでのワークショップで作ることができる(要予約)

 

浅田さんが作ったファイヤーブラスター付きのトングは、特許取得され製品化(商品名「ブラスタートング」)しており、Fe★NEEDSオンラインショップで購入可能。トングはまだしも、ブラスターは「どこに置いたっけ」と探すことが多いのでこのコンビネーションは秀逸だ

 

折りたたみできる薪ストッカー。「収納の仕組みを考えるのが好きです」(浅田さん)

 

自宅でもキャンプでも使いたくなるグッドルッキングなコーヒースタンド

分解できて持ち運びしやすいコーヒースタンドもある。マグカップやクッカーなど受ける容器の高さにあわせて、ドリッパーの位置を調整できるのがうれしい。コーヒースタンドはどちらのタイプでもワークショップで、自分で作ることができる(要予約)

 

分離型バーナー用の小さな鉄板。ひとりで焼き焼きするのにちょうどいいサイズにしている

店内の展示ではないが、アウトドアイベントに持ってきていた焚き火台とトライポッドが一体化した「ユナイテッドボンファイヤースタンド」(中目黒店で販売中)。武骨さがいい感じ。
店内に展示できず写真をとれなかったのが残念だが、大物は「デリカのヒッチキャリアと薪ストーブ。30kgくらいのキャリアに、50kgのログを載せて走行しても問題なく走行できています。ストーブはまず箱を作って、中にパイプをいれて二次燃焼させる仕組みにしています。火入れをして試し、燃焼具合を見て穴を作ったり塞いだりして調節。運良く、3号機でススがほとんど出ないものができました。現在取りかかっているテントも、もちろんフレームは鉄。重いけれど、適度なしなりがあってテント向きなんですよ」(浅田さん)

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