【山岳医療のDr.が語る”未来医療”のありかた】自然の中にいると気持ちがいいのは、「植物性意識」と共鳴するからです | BE-PAL

【山岳医療のDr.が語る”未来医療”のありかた】自然の中にいると気持ちがいいのは、「植物性意識」と共鳴するからです

2016.11.28

東大医学部の大学院を卒業し、同大学附属病院で心臓カテーテル治療の専門医として活躍する新進気鋭のドクター稲葉俊郎先生が通っているのは、1960年に開設された北アルプスの涸沢にある東大涸沢診療所(7月下旬〜8月下旬のみオープン)。東大医学部の山岳部の学生やOBの医師が、ボランティアで夏山登山者のケアにあたっている。

1979年熊本生まれ。’ 04 年東京大 学医学部卒業、’ 14年同大学内科学大 学院博士課程卒業(医学博士)。心臓カテーテル治療が専門。

東京大学医学部附属病院循環器内科助教 稲葉俊郎さん。1979年熊本生まれ。’ 04 年東京大 学医学部卒業、’ 14年同大学内科学大 学院博士課程卒業(医学博士)。心臓カテーテル治療が専門。

山岳医療に携わって約15年。山では物や設備が乏しいため、医師はさまざまな工夫をして治療にあたらなければならない。また、自分の体は自分で守るという基本も山から学んだ。大自然に身を置きながら、医療の本質を考えさせられたという。

「たとえば、呼吸。生きものは呼吸をしてひとつひとつの細胞に酸素を届けているのですが、標高の高い山では酸素分圧が低くなるため、呼吸が苦しくなってしまいます。この苦しさを軽減するためには、自分で呼吸法を工夫するしかありません。私は、横隔膜だけを動かす『密息』という呼吸法を学んでいます。

この呼吸法は日本人の体に合っていて、とても効率的に酸素を取り入れることができるのです。医学は“体の使い方”に注視する時代にきていると思っています」

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