これぞ、キャンプの想い出を映し出す「最強のプロジェクター」

2020.09.06

キャンプをした想い出を、一緒に行った仲間と共有したい! と思うキャンパーは多いと思います。

昼間に川や山や海で遊んだ時に撮った写真や動画を、食事後のまったりとした時間に、みんなで観られたら、楽しいんじゃないかなと。もちろん、タブレットやパソコンで見るのも良いですが、みんなで観るのには画面サイズが小さ過ぎます。

そこで活躍するのがポータブルなプロジェクター。 今回はAcerの『モバイルプロジェクター C250i』を試してみました。

Acer『モバイルプロジェクター C250i』は ベッドや床にゴロンと上向きに置けば、天井がスクリーンになる

『C250i』は12面体でほぼ円筒形に近く、重さ775gのプロジェクターです。徒歩で持っていくには重いでしょうが、自動車での移動ならコンパクトで持ち運びが便利でしょう。
 
『C250i』の特徴は、小ささだけではありません。本機は、縦向きでも横向きでも設置できるところです。

一般的なテレビ画面のような横長の映像であれば、本体を横に倒して設置。一方、スマートフォンなどで縦位置で撮った映像を映したい時には、本体を縦に立てて設置します。

こうして、撮った映像の向きによって、縦置き/横置きと置き方を変えることで、最適な観賞ができるわけです。さらに、12角形の形状は横置きでは大いに威力を発揮します。どの面を接地させるかによって投写角度が変わるのですが、上向きに投写すればするほど画面サイズが大きくなり、水平に近い角度にすれば小さくなります(29〜100型)。
気になる歪みですが、電源を入れて壁に投写すると、ある程度自動で台形補正してくれました(特に垂直方向の補正は有効)。ほぼ自動で、映像を映画館のような四辺角度を90度に補正してくれるます。これは、とても便利で簡単です。

12面体の本体。投写角度を変えて投影サイズを調整できる

 
■ケーブル接続での設定は瞬時に完了

『C250i』は入力端子としてHDMIやUSB-C、USB-Aを、さらにmicroSDカードスロットも備えています。iPhoneやAndroidスマホをケーブル接続してプレーヤーとして使えますし、映像データを入れたMicroSDカードを差しても映像を投写できます。

筆者は、iPhone 7とiPhone SEにLightningケーブルを差し、本機のUSB-A端子とつなげました。

あっさりと接続が完了し、すぐにiPhoneの画面をミラーリング

すると程なく、iPhoneに「このデバイスを信頼しますか?」という見慣れたプッシュ画面が現われました。迷わずOKを選択すると、プロジェクターはiPhoneの画面を、そのまま投影しはじめました。iPhoneの画面が出力されて、ミラーリングされたわけです。
たったこれでだけで、接続設定が完了したようです。実は、この手の投影デバイスの接続設定は、説明書を見ずに行なうのが難しく、初期設定で心が折れることも少なくありません。それだけに、この接続設定の簡単さは感動モノでした。
今回はケーブル接続しましたが、Wi-Fiでのワイヤレス接続も可能です(Miracast/Googleミラーリング対応)。
ただし、Wi-Fi接続時にはNetflixやプライム・ビデオなどの有料サービスはミラーリングできません。これらを鑑賞するためには、iPhoneの場合に確実なのは、Lightning-HEMI変換アダプターを使うこと(HDMIケーブル接続)。Androidの場合はUSB Type-CまたはHDMIケーブルで接続する必要があります。
もしくは、Fire TV StickやChromecastを本機のHDMI端子に直接差して利用することも可能です。

HDMIやUSB Type-C/Aなど様々な入力端子/スロットを備えている

iPhoneやAndroidスマホはもちろん、PCなどのデバイスをワイヤード/ワイヤレスで接続できる

■壁や天井に思い出が、でっかく投影される
撮影した映像・動画はもちろん、「YouTube」や「Googleフォト」のアプリを開いても、なんの障害もなくクッキリと映し出されました。「いやぁ〜、これは簡単だなぁ」というのが率直な感想です。
気になる画質について。前述の通り、プロジェクター利用で面倒な台形の歪み補正はほぼ自動で調整してくれるので問題ありません。マニュアルでのフォーカスでも調整が簡単です。
解像度は1,920×1,080ドットのフルHD画質です。専用スクリーンではなく、部屋の壁や天井に投写したため、IMAXのようなバキッ! とした映像ではありませんでした。それでも、筐体が同じように小さい、数年前のポータブルプレーヤーと比べると、かなりクッキリと投影できます。
部屋を暗くし、だいたい40〜50型の大きさで投影すれば、特に高画質な映像が観られます。少し離して天井に投影した時には、クッキリ度は落ちますが、それでも自分たちの写真や動画を楽しむのには十分な画質だと思います。
なお、出力5Wのスピーカーを内蔵していますが……これに関しては過度な期待は禁物です。大きさ相応の音質と言うべきでしょう。もし映画やテレビ番組などを大迫力で楽しみたいという場合には、外付けスピーカーを用意しましょう。

天井に投影すると100型の超大画面が出現!

■キャンプを盛り上げるマスト・ツール!
 
今回、筆者は電源を確保できる場所で使ってみました。ただ、本機は9,000mAhの大容量バッテリーを内蔵するので、キャンプなど電源が確保できなくても十分に楽しめますはず。

プロジェクターというと、とかく歪み調整や接続などの設定が難しいと思われがちです。でも『C250i』ならそうした設定が簡単で、さまざまな角度で投射&画像・映像の大きさを自在に変えられる。そのうえコンパクトな「フルHDのプロジェクター」……。『C250i』があれば、キャンプ中に撮った映像をその日の夜にみんなで楽しむ……なんてことが可能ですよ。

製品サイト
SPEC DATA
一般販売予定価格:6万4,800円(税込)
解像度:フルHD(1,920×1,080ドット)
投写距離:0.8m〜2.7m
投写サイズ:29型〜100型
輝度:300ルーメン
コントラスト比:5,000:1
バッテリー駆動時間:1〜3時間
本体サイズ(直径×高さ):104×190mm
重さ:775g

構成・文・写真/河原塚英信

 

 

 

 

この記事をシェアしよう!

関連記事

『 アウトドア雑貨・小物 』新着ユーザー投稿記事

『 アウトドア雑貨・小物 』新着ユーザー投稿写真

『 アウトドア雑貨・小物 』新着編集部記事

おすすめ記事