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登山道付近に現われたツキノワグマの親子。クマは本来臆病な動物だが、子連れの母グマは強気になる。恐怖感を抑え、慎重に、しかし素早くシャッターを切る。シャッター音3回で逃げられたが、向かって来なかっただけ運がいいと言い聞かせ、悔しさを紛らわした。撮影/高橋充 ’09年7月、奥穂高山麓。
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山中で風景写真を撮影中に遭遇したニホンカモシカ。600mmレンズを持っていなかったので、最初は遠くから撮影していたが、もっと大きく写したい!と思い、状況を判断しながら5mまで近づいた。その間、カモシカは微動だにせず、じっと遠くを見つめていた。撮影/高橋充’09年8月、北アルプス。
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縄張りを見張るオスのライチョウ。残雪がある環境に溶けこむ夏羽に身を包んでいる。ライチョウに出会うと、山歩きの疲労感もいっぺんに吹き飛ぶ。古くから「霊鳥」として大切に守られてきたためか、人を恐れない。そのため登山者の間でアイドル的な人気を博している。撮影/森勝彦 ’00年7月、立山。
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「ピヨピヨ」と鳴きながら、母鳥を見つめるライチョウのヒナ。愛らしさに自然と頬が緩む。撮影/森勝彦 ’01年7月、北アルプス。