保温も保冷もこれひとつ!超軽量の断熱バッグ「インシュライトポーチ」がすっごくいいんです
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    2024.10.13

    保温も保冷もこれひとつ!超軽量の断熱バッグ「インシュライトポーチ」がすっごくいいんです

    保温も保冷もこれひとつ!超軽量の断熱バッグ「インシュライトポーチ」がすっごくいいんです
    登山で活躍する保温・保冷用のバッグ。各社メーカーからは、様々な商品が出ています。私が愛用しているバッグは、超軽量でドリンクなどを保温・保冷するのにとても便利な、ビッグスカイ・インターナショナルの「インシュライトポーチ」です。

    今回は、その「インシュライトポーチ」の実力を徹底紹介します。

    「インシュライトポーチ」の特徴

    とにかく軽い

    インシュライトポーチの重さを測る

    「インシュライトポーチ」Sサイズ。実測でたったの29g。

    「インシュライトポーチ」の代表的な特徴は、その軽さです。Sサイズは、量るとたったの29g。これなら、重い荷物を持ちたくない登山の時でも気にせず持っていくことができます。ちなみにサイズはS、M、Lの3種類がラインナップされています。

    リサイクルとアップサイクル素材を使用

    再利用素材を使っているのもこのバッグの特徴のひとつです。中綿のプリマロフトに、ペットボトルの再利用素材を利用しています。また、アップサイクルと呼ばれる、本来廃棄される反射素材を有効利用する方法を採用しているので、環境に優しい製品になっています。

    折りたたんでコンパクトに

    折りたたんだ「インシュライトポーチ」

    まとめるゴムバンドが付いている。

    食材を入れて持っていき、食べ終わって中身がなくなったら折りたたむことができる。これも、「インシュライトポーチ」の特徴です。非常にコンパクトになるので、バックパックのスペースを気にすることがありません。

    自立するデザイン

    自立する「インシュライトポーチ」

    そこの部分にマチが付いていて自立させられる。

    しっかり中身が入っていれば、自立させることができるデザインになっています。しかし、薄いものや、十分な大きさ、重量がないものを入れても自立しないことがありますのでご注意を。

    アルファ米を入れるのにちょうどいい

    アルファ米を入れた「インシュライトポーチ」

    Sサイズは、アルファ米がちょうど入る大きさ。

    登山などで利用するアルファ米を入れるのにちょうどいいサイズです。さらに、アルファ米をお湯でもどす時に使用するのにも便利。一般的なアルファ米は熱湯を入れて15分程度でできあがりますが、気温が低い季節だと、15分の間にご飯が冷めてしまうことがあります。そこで、インシュライトポーチにアルファ米を入れてお湯を保温することで、温かさをキープすることができるのです。

    実際に保温・保冷性能を検証してみた

    ここからは、「インシュライトポーチ」の性能を、実際に温度を測定して検証していきます。今回は温かいもの、冷たいもの両方の飲み物を用意して、それぞれ温度を測ってみました。

    まずは保温能力を検証

    最初に、保温能力を検証していきます。

    ペットボトルのほうじ茶の温度を測る

    自販機から購入してすぐ測定。

    まずはスタート時の温度を測ります。48.7度Cと、とても飲みやすい温度になっています。外気温は25〜22度Cです。

    ほうじ茶を「インシュライトポーチ」に入れます。

    このあとしっかりフタをする。

    一本を「インシュライトポーチ」に入れて、もう一本は入れずに置いておきます。果たして1時間後、どれくらいの差が出るのでしょうか。

    外に出しておいたほうじ茶の温度を測る

    温度計の表示は上段がほうじ茶、下が外気温。

    1時間後に、まずは「インシュライトポーチ」未使用のほうじ茶の温度を測ってみます。32.6度Cと、最初よりも16.1度C低くなりました。

    「インシュライトポーチ」に入れたほうじ茶の温度を測ります

    センサーを入れて少し待ちます。

    次に「インシュライトポーチ」に入れておいたほうじ茶の温度を測ります。41.6度Cとなっており、7.1度Cしか低くなりませんでした。外に出しておいたほうじ茶と比べて、9度Cも差が出ました。実際に飲んでみると、外に出しておいたほうじ茶はぬるく感じましたが、「インシュライトポーチ」使用のものは温かく感じることができました。

    次は保冷性能を検証

    次は、アイスコーヒーにて保冷効果の検証をします。

    ペットボトルのコーヒーの温度を測る

    こちらも自販機から買ってすぐに測定。

    検証前の温度を測定します。6.4度Cとなっており、ちょうど飲み頃。今すぐ飲みたい衝動を抑えて、検証をしていきます。

    アイスコーヒーを「インシュライトポーチ」に入れます。

    Sサイズで、500mlのペットボトルが1本入ります。

    一本を「インシュライトポーチ」に入れて、もう一本は外に出しておきます。外気温は22〜20度C。放置時間は1時間です。

    外に出しておいたアイスコーヒーの温度を測る

    温度が落ち着くまでセンサーを入れる。

    まずは、外に出しておいたアイスコーヒーの温度を測定します。15.1度Cとなり、8.7度Cの上昇でした。

    「インシュライトポーチ」に入れたアイスコーヒーの温度を測ります

    温度が落ち着くまで少し待つ。

    次に、「インシュライトポーチ」に入れておいたアイスコーヒーの温度を測ります。10.7度Cとなり、わずか4.3度Cしか上がりませんでした。外に出しておいたコーヒーと比べて、4.4度Cも差が出ました。夏場など外気温が高い時であれば、もっと差が開いたと思われます。

    「インシュライトポーチ」で、夏も冬も美味しく

    「インシュライトポーチ」と登山のランチ

    山ごはんには「インシュライトポーチ」が便利。

    保温も保冷もバッチリ効果のある「インシュライトポーチ」を使えば、温かいものは温かく、冷たいものは冷たいまま味わうことができます。ぜひ、「インシュライトポーチ」と一緒に、美味しいアウトドア体験をどうぞ。

    すー(鈴木 隆)さん

    アウトドアガイド・ライター

    日光市生まれ日光市育ち。40代で脱サラ後に、カナダに留学して退職金を使い果たす。帰国後は観光関係の仕事をしつつ、アウトドアガイドとしても働く日々を送っています。キャンプ、登山、ロードバイク、トレランなど外遊びが趣味で、楽しく働いて生活することをモットーとしています。

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