ベアフットシューズのおすすめ7選!使用シーンと活用方法を紹介
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    フットウェア

    2024.09.22

    ベアフットシューズのおすすめ7選!使用シーンと活用方法を紹介

    ベアフットシューズのおすすめ7選!使用シーンと活用方法を紹介
    ベアフットシューズは、近年トレーニングに励む人々の間で人気の、多用途なフットウェアです。購入を考えている人向けに、メリット・デメリットと使用シーンをまとめました。おすすめアイテム7選も紹介するので、シューズ選びの参考にしましょう。

     

    ベアフットシューズの使用シーン

    ベアフットシューズは、近年になってさまざまなスポーツに活用されるようになりました。まずは、使用シーンごとの活用方法を見ていきましょう。

    ロードランニング

    ベアフットシューズは、ランニング中の自然な足の動きを意識し、走りの質を向上させたいと考えているランナーに最適です。従来のランニングシューズとは異なり、足底が薄く設計されています。

    足底が薄いので、従来の主流であった『ヒールストライク走法(かかとから着地する走法)』では足への負担が大きくなることから、自然と『ミッドフット走法(足裏全体で地面を捉える走法)』へ移行しやすいのが特徴です。

    ベアフットシューズを使用することで、足裏感覚を研ぎ澄ませられる上、より足への負担を軽減できるランニングフォームへの改善が期待できます。

    登山やトレッキング

    登山やトレッキングでは、足の裏全体を使って歩くことが求められます。足裏感覚を養うという点で、ベアフットシューズはとても効果的です。

    ベアフットシューズを履くと、自然と足裏全体を活用する歩き方が身に付くため、バランス感覚が向上します。また、登山・トレッキングの際に山小屋でくつろぐときや、登山口までの移動時の履き替え用シューズとしても便利です。

    通常のシューズやサンダルに比べて厚みがないため、荷物に加えても大きな負担になることはありません。

    フィットネスジム

    フィットネスジムでのトレーニングにおいても、ベアフットシューズはその能力を発揮します。通常のトレーニングシューズよりも地面をつかむ感覚が強く、安定性が求められる動作をより効果的にこなせます。

    普段意識しにくい足全体の筋肉を効率よく鍛えられるので、走力の必要なあらゆるスポーツのトレーニングに最適です。バランス感覚を養いながら体力向上を図りたい人にとって、導入を検討すべきアイテムといえるでしょう。

    ベアフットシューズのメリット

    一歩踏み込んだトレーニングをしようと、ベアフットシューズを取り入れる人が増えてきました。なぜベアフットシューズが注目を集めているのか、その理由を詳しく見ていきましょう。

    偏った歩き方が改善される

    ベアフットシューズは、地面の感触が直接伝わり、はだしで歩いているように感じられるのが特徴です。これは、ベアフットシューズ独特のソール構造によるものです。

    ベアフットシューズのソールは薄く、爪先とかかとの高低差が少なくなっています。人間の本来の歩き方を引き出すことで、足本来の機能を呼び起こし、体全体のバランスを整えるわけです。

    歩行姿勢の偏りは、体の不調を引き起こすこともあります。足にかかる圧力が偏っている場合は、ベアフットシューズを履くことで、歩き方の改善が期待できるでしょう。

    身体機能が向上する

    ベアフットシューズは、地面をしっかりと捉えることで、安定した動きをサポートします。普段意識しない足の筋肉を使うことができ、全身の可動域を広げることにつなげられるでしょう。

    これにより、足元の筋力が強化され、トレーニング効果を体の核心部分にまでしっかりと働きかけられます。

    ただし、ベアフットシューズを履いていれば、けがをしにくくなるというわけではありません。普段の生活の中で、トレーニングの一環として取り入れることが大切です。

    ベアフットシューズのデメリット

    筋力向上や健康に興味のある人にとって、ベアフットシューズは魅力的な選択肢です。しかし、メリットを最大限に引き出すためには、デメリットについても考慮する必要があります。

    慣らし期間が必要

    ベアフットシューズに切り替える際には、まずその特有の感覚に足を慣らすことを優先しましょう。ベアフットシューズは、通常のランニングシューズとは違い、足の筋肉・関節に直接負担がかかりやすいデメリットを持ちます。

    そのため、最初から普段と同じ時間・距離のランニングを行うのではなく、段階的に運動量を増やしていきましょう。短い距離を歩くことから始め、徐々に慣れてきたらジョギングに移行するのが理想です。

    ステップを踏むことで、足の筋肉が少しずつ鍛えられ、適切な姿勢や走行スタイルの習得がスムーズに進みます。

    使用方法によってはけがを招く

    ベアフットシューズは、自然な動きを促すためのシューズですが、クッション機能がないことがけがの原因になる可能性も否めません。

    筋肉・関節に急に大きな負担をかけることのないように、慣れないうちはトレーニングシューズと併用して、使用頻度をコントロールしていきましょう。

    これにより、足の筋肉を酷使することなく、徐々に強化していけます。また、けがのリスクを最小限に抑えるためには、ストレッチや温浴など適切なアフターケアも欠かせません。

    初心者向け!おすすめベアフットシューズ3選

    慣れないうちは、ややクッション性のある歩きやすさを優先するとよいでしょう。ここでは、初心者向けのベアフットシューズを3点紹介します。

    トポアスレチック「ST-5」

    履き心地にこだわった、ランニングやジムでのトレーニングに理想的なシューズです。

    ミッドソールにはEVAよりも弾力のある、オリジナル素材の『ZipFoam』を使用しています。ソールの厚みは約14mmと薄いため、地面を捉える感触をつかみやすいでしょう。

    足先が自然に広がるよう設計されているため、サポート力重視のシューズのような締め付け感がありません。アッパーにはリサイクル素材のメッシュを使っているので、通気性も抜群です。

    ミニマルなデザインは、ランニングやトレーニングはもちろん、普段履きにも使いやすいでしょう。

    • 商品名:トポアスレチック「ST-5」
    • 公式オンラインストア:商品はこちら

     

    トポアスレチック
    ST-5

    サイズ:22.5〜25cm


    メレル「トレイル グローブ 7」

    ソール厚は約14mm、ゼロドロップのベアフットシューズです。足への負担が少ないため、最初の一足としておすすめできます。

    ソール厚約6mmの人気モデル『VAPOR GLOVE 6』に比べれば、地面との一体感は少なくなるものの、はだしのような感覚は健在です。

    『FloatProフォーム』のミッドソールは軽量で丈夫、かつクッション性にも優れているため、長時間のランニングでも快適な履き心地を実現します。

    爪先からかかとまでが広めに作られており、足をラバーで覆い保護するため履きやすく、さまざまなシーンで活躍するでしょう。

    • 商品名:メレル「トレイル グローブ 7」
    • 公式オンラインストア:商品はこちら

     

    メレル
    トレイル グローブ 7

    サイズ:25〜30cm


    ビボベアフット「プライマストレイル II FG」

    自然の地形で新たな挑戦をしたい人にぴったりな、トレイルランニング向けのシューズです。

    軽量で通気性に優れており、足を自由に動かせる幅広設計が特徴です。踏みしめた足指がぐっと開くので、地面をつかむ感覚を強く感じるでしょう。

    トレイルにおすすめする最も大きな理由は、ソールの高いグリップ力です。場所ごとに適したラグ(突起)が採用されていて、ぬれた岩場でも安定して走れます。

    ソールは約3mm、ラグは約2.5mmと非常に薄いため、まずはトレーニングで足を慣らしながら使いましょう。

    • 商品名:ビボベアフット「プライマストレイル II FG」
    • 公式オンラインストア:商品はこちら

     

    ビボベアフット
    プライマストレイル II FG

    サイズ:25〜29cm


    登山におすすめのベアフットシューズ2選

    登山用のシューズは、地形や路面の状況を考慮して選ぶ必要があります。ここでは、ベアフットシューズの中から登山におすすめの2アイテムを紹介します。

    アルトラ「ローンピーク 8」

    トレイルランナーやハイカーに、大変人気のあるシリーズです。足の形を問わずにフィットしやすく、足元のトラブルを防ぐ快適なデザインが高く評価されています。

    『ローンピーク 8』では、前モデルよりも耐久性がさらに向上し、岩場での摩耗・引き裂きにも強くなりました。ソール厚は約25mmと薄いので、足裏の感覚を捉えやすいでしょう。

    ベアフットシューズによる不快感・痛みを軽減し、ストレスなく登山を楽しみたい人におすすめです。

    • 商品名:アルトラ「ローンピーク 8」
    • 公式オンラインストア:商品はこちら

     

    アルトラ
    ローンピーク 8

    サイズ:25〜30cm


    メサトレイルWP

    人気のトレイルランニングシューズ『メサトレイル』をさらに進化させた、完全防水モデルです。

    独自の防水素材が採用されていて、水ぬれ対策はばっちりです。小川を抜けてもシューズの中はドライなまま、雨の日やぬかるんだ道でも快適に走ることができます。

    ソールの厚さは約13.5mmで、程よいクッション性があります。大人の冒険をサポートしてくれる、軽さと防水性能を両立させたシューズです。

     

    ゼロシューズ
    メサトレイルWP

    サイズ:24.5〜30cm


    ジムやラン向けのベアフットシューズ2選

    ベアフットシューズを取り入れると、いつものトレーニングから違った効果が得られます。最後に、ジムやランにぴったりなベアフットシューズ2足を紹介します。

    Vibram FiveFingers「V-Train 2.0 20M7701」

    ストラップと面ファスナーで、足をしっかり固定できるベアフットシューズです。

    このモデルの特徴である『XS TREKソール』は、高いグリップ力を誇ります。地面に吸い付くような安定感があり、ハードなトレーニングを行う際にも活躍します。

    また、ノンマーキング加工が施されているので、室内で履いても床を傷つけません。屋内でも屋外でも使用でき、フィットネスやランニングなど、さまざまなトレーニングに対応する万能さが魅力です。

    • 商品名:Vibram FiveFingers「V-Train 2.0 20M7701」
    • 公式オンラインストア:商品はこちら

     

    Vibram FiveFingers
    V-Train 2.0 20M7701

    サイズ:38〜47


    メレル「ベイパー グローブ 6」

    ミッドソールを取り除いた、ソール厚約6mmのベアフットシューズです。地面をしっかりと感じることができ、通常のシューズでは使わない筋肉にアプローチできます。

    アッパーはメッシュ素材でできており、通気性は抜群です。汗が外に発散されて蒸れにくく、快適な履き心地のままトレーニングに励めるでしょう。

    アウトソールには、『ヴィブラム エコステップ リサイクル』が採用されており、床に吸い付くようなグリップ力を誇ります。

    • 商品名:メレル「ベイパー グローブ 6」
    • 公式オンラインストア:商品はこちら

     

    メレル
    ベイパー グローブ 6

    サイズ:25〜30cm


    まとめ

    ベアフットシューズは、ロードランニング・登山・ジムでのトレーニングなど、さまざまなシーンで活用できるシューズです。

    足の自然な動きを促し、歩き方の改善や身体機能の向上が期待できる半面、慣らし期間が必要で、使用方法を誤るとけがのリスクがあります。

    トレーニングの質を高めるには、段階を踏んで導入していくことが大切です。まずは、ライフスタイルに合ったシューズを試してみてはいかがでしょうか。

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