1961年にリリースした、初の国内民間向けキャンプテント「オーナーロッジ第1号」のデザインを継承した「Mignon (ミニオン)」をリニューアルしたモデルだ。
1914年創業。軍用ザックやテントの製作からスタートした「ogawa」
1914年に東京都京橋区八丁堀(現在の中央区八丁堀)に開業した「小川治兵衛商店」が「Ogawa」のはじまり。
主に日本軍へのザックやテントの製作からスタートし、第二次大戦後はその強度と居住性が認められ、ヨーロッパやアメリカの軍隊へのベースキャンプにogawaのテントが使われていたのだそう。
1964年に欧米向けにレジャー用テントの輸出をはじめ、1980年代のオートキャンプブームでは自社製品だけではなく数多くのブランドのOEM製作の担当していた。
こうした歴史を持つ「ogawa」のギアの特徴は質実剛健。老舗アウトドアブランドとして、アウトドアファンの間での評価は高い。
初の国内民間向けテントを継承した「Mignon」をリニューアル
今回、記念モデルとして発売されたのは、1961年にリリースした初の国内民間向けキャンプテント「オーナーロッジ第1号」のデザインを継承した「Mignon (ミニオン)」をリニューアルした「Mignon R (ミニオン R)」。
フライシート、インナーテントともに、通気性・吸湿性に優れたT/C生地を使用。テント内を常に快適な環境に保ってくれる。
また、コンパクトなサイズながら大きく張り出せる前面フラップ、左右と後面にはオーニングつきの窓を配置。最大高213cmの室内は、大人が立っても余裕があり、スペック以上に広々とした空間を作り出している。
商品概要
価格:121,000円(税込)
重量:フライ;約5.9kg、インナー;約2.8kg、ポール;約9.6kg、付属品;約3.26kg
収納サイズ:73.5×34.5×38.0cm
素材:フライ(屋根部);ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)、フライ(サイド);T/C(耐水圧350mm)、インナーテント;T/C、ポリエステル68d、グランドシート;ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)、ポール;スチールφ19mm、φ13mm
カラー:オフホワイト×サンドベージュ×ダークブラウン
付属品:張り綱、アイアンハンマー、スチールピン、収納袋
取り扱い店舗:直営店 GRAND lodge、ogawa公式オンラインストア
入手には「入荷待ち」が必須かも
個性的で、キャンプのほか、イベントやフリーマケットでも注目を浴びることまちがいなしのこのテント。アウトドアファンには大人気のogawaの記念モデルであることもあって、入手には「入荷待ち」を覚悟する必要がありそう。