まさに“着るバックパック”!グレゴリー「ZULU」のフィット感は圧倒的だぞ | バックパック・バッグ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2024.02.10

    まさに“着るバックパック”!グレゴリー「ZULU」のフィット感は圧倒的だぞ

    相棒と呼べるバックパックに出合ったことはありますか? バックパックは実に様々なブランドから販売されていますが、私が出合ったグレゴリーの「 ZULU」は、これまでのバックパックの概念を根底から覆してくれるものでした。

    徹底して背負い心地にこだわったこのZULUは、まさに“着るバックパック”。今回は、そんな「ZULU」の美しさすら感じられる機能を徹底解説していきます。

    ZULUの基本情報

    GREGORY ZULU

    感動するほどのフィット感! 画像のバックパックは旧式のZULU40(私物)。

    ZULUは、日帰りの山行から夏の山小屋泊縦走、テント泊縦走までをカバーできるバックパックです。

    用途ごとにセレクトできるよう、サイズも幅広く展開されているのもZULUの特徴です。

    • 容量:30L/35L /45L/55L/65L
    • 重量:1,42kg/1,48kg/1,61kg/1,90kg/1,94kg
    • 耐荷重:18,1kg/18,1kg/18,1kg/22,7kg/22,7kg
    • カラー:フォリジグリーン/ハローブルー/ボルケニックブラック

    なお、本記事の画像はすべて私物の旧式になります。ただし、極上のフィット感を生み出すコアな機能自体には最新モデルも変化はなく、紹介しているスペックは全て最新モデルのものとなりますので、ご注意を!

    選ばれ続けるグレゴリー! 徹底的なフィット感へのこだわり

    GREGORYのロゴ

    美しく洗練されたロゴを持つグレゴリー。

    グレゴリーは“世界で最も背負い心地がよく、耐久性のあるバックパックを開発する”という信念をもとに、1977年にウェイン・グレゴリー氏によって創業されたブランドです。

    バックパックは「“背負う”ではなく、“着る”もの」という、当時では珍しかった概念に基づき、創業から今日まで背負い心地を徹底的に追及した商品を打ち出しています。

    ボーイスカウトに所属していたグレゴリー氏は、大きく重たいバックパックで子供たちがバランスを崩しながら歩く姿を目の当たりにしていたそうです。

    そこでグレゴリー氏は、バックパックを靴や服と同じように多サイズ展開し、パーツを可変式構造にすることで身体への負担を極力なくし、バックパックの概念を“着るもの”として変えたのです。

    超人気モデル「ZULU」の圧倒的機能性

    グレゴリーのバックパックの中でも、ZULUシリーズはその圧倒的なフィット感で、グレゴリーを代表するにふさわしい人気を誇っています。

    数時間に及ぶ登山やハイキングでも、疲れなく負担なくを最大まで実現。

    ここからは、ユーザーのためにとことん考え抜かれたその機能を解説していきます。

    独自技術「FREE FLOAT TECHNOLOGY」

    GREGORYZULUの背面部分

    背負えばわかる優れた機能。

    グレゴリーが誇るZULUシリーズは、FREE FLOAT TECHNOLOGYと呼ばれる機能を持つのが大きな特徴です。

    FREE FLOAT TECHNOLOGYは、以下の3つの機能を総称となります。

    背中の長さに合わせてサイズ調節が可能

    バックパネルの構造

    可変式のバックパネルで負荷なく疲れなく!

    ZULUは、ユーザーの首下あたりから腰までの長さに合わせ、サイズを調節できるようになっています。

    また、サスペンション部分が左右に旋回するような設計になっているため、ユーザーの動きや体型に合わせて自動調節をしてくれるのも特徴です。これにより肩回りは、まるで自分用にカスタマイズしたかのような極上のフィット感が得られます。

    ちなみに、新型のZULUでは肩にかかる部分のメッシュがよりきめ細かなデザインに変更され、さらなるクッション性の向上が実現されています。

    通気性とサポート力を両立する工夫

    GREGORYZULU40のサイド面

    背面部分の空間に注目!

    バックパックを背負い、密着した背中部分に熱のこもりを感じた経験がある、という人は多いことでしょう。

    ZULUはその悩みを解決すべく、背面部分と荷物が入るメイン部分に空間が設けられています。

    これにより新鮮な空気の通り道ができ、いつでも涼しい状態を保たれるのです。

    背面部分のメッシュ

    背中の大汗に悩まされていた私も感動ものの通気性!

    また、背中の接触部分のメッシュ素材はテンションが高く設定されています。これは、ほどよく背中をサポートしてくれる工夫です。可能な限りの通気性と背負い心地の両立は、このようにして生まれています。

    背中の大汗とは、これでお別れです!

    新型ではサイドの空いた部分をさらにメッシュで埋めることにより、サポート力が向上されています。

    特許取得!FREE FLOAT DINAMICS HIPBELT

    GREGORYZULUのヒップベルト

    背中も腰もしっかりサポート。

    ヒップベルトには、グレゴリーが特許を取得している技術が採用されています。

    それは、ユーザーの動きに合わせて腰部分のベルトが上下に旋回し、バックパック自ら体型や動きに合うように動いてくれる機能です。

    体型や歩き方、荷物の重さに合わせて柔軟に形を変えてくれるため、数時間に及ぶ活動でも腰への負担が少なくなります。

    他のバックパックでは背中や腰に負担を大きく感じていた筆者も、この機能で負担は軽減。むしろ動きを助けてくれるような感覚を覚えています。

    新型では、ヒップベルトのメッシュ部分がより細かくデザイン変更され、さらに負荷を抑えてくれるようになっています。

    他にもありがたい機能が満載

    これがあるのはありがたい!と思えるような細かな配慮もしっかりされているZULU。

    ユーザー視点で作られた、一工夫のあるありがたい機能を紹介します。

    U字ファスナーがありがたい

    U字ファスナー

    荷物の取り出しもらくらく。

    バックパックから荷物を取り出す際、上の方から腕を入れて無理やり荷物を取り出した経験がある、という方もいることでしょう。

    ZULUはバックパックの前面にU字ファスナーが採用されているので、バックパック内の荷物に素早く簡単にアクセスできるようになっています。

    これにより荷物の出し入れがよりスムーズになりストレスフリーに!テントも雨具もすぐに取り出せます。

    スマホや小銭入れがスッポリ入るサイドポケット

    ZULUのサイドポケット

    写真撮りたがりの私も大助かり。

    ヒップベルトの側面には、小さくも便利なポケットが搭載されています。

    スマホで風景を撮影したりなど、意外と荷物の開け閉めが多くなる登山。いちいちメインのファスナーを降ろすのでは面倒極まりない。

    このポケットが有るのと無いのでは、利便性に大きな差が出るでしょう。

    バックパック、グレゴリー「ZULU」の魅力は伝わりましたでしょうか。

    グレゴリーは圧倒的なフィット感へのこだわりと、それを実現する開発力でユーザーの心を掴んできました。

    背負ってみればきっとあなたもZULUの虜、グレゴリーの熱狂的なファンになることでしょう。

    自信を持っておすすめしたいバックパックです。

    私が書きました!
    自然・山岳ライター
    大寺岳まる
    カヌーイスト・登山歴15年以上 神奈川出身の自然・山岳ライター。幼少期から亡き祖父と登山をはじめ、低山高山問わず全国様々な山に登る。現在も祖父の意志を継ぎ、強い情熱で日本の自然や山の魅力を発信している。

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