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2023.12.16

非常に硬度が高い革新的素材・グラフェンを採用!「inov-8」のシューズの魅力を愛用者が力説

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TERRAULTRA G260が倒木の上に置かれている。

私物。

今回ご紹介するのはinov-8(イノヴェイト)の「TERRAULTRA G260」というランニングシューズ。

アウターソール(靴底)に、非常に硬度が高いグラフェンという素材を世界で初めて使用し、話題になったモデルです。

なお、TERRAULTRA G260は現在廃番商品となっていますが、イノヴェイトからは「FLYULTRA G 270 V2」などのグラフェンを靴底に使用したTERRAULTRA G260と同様のゼロドロップシューズ後続製品が販売されています。

そのため、この記事では筆者が愛用するTERRAULTRA G260を例にinov-8(イノヴェイト)のシューズの優れた点について解説していきます。

軽量かつ、長持ちするランニングシューズをお探しの方はぜひ参考にしてください。

inov-8(イノヴェイト)とは?

inov-8(以下、イノヴェイト)は、イギリスで2003年に誕生したシューズブランドです。

オフロード、オンロード対応のランニングシューズや、ハイキング用のアウトドアシューズ、リラックス用のリカバリーシューズなどを展開しています。

イノベイトのシューズは「あらゆる地形に対応できるグリップ性」が追求されているため、ソールのグリップ力には定評があります!

トレイルランニングやハイキングに出かける方は、押さえておいて間違いのないシューズブランドです。

グラフェンをソールに採用した「Gシリーズ」

TERRAULTRA G260の靴底の様子。

超強度のあるグラフェンが採用されたTERRAULTRA G260の靴底です。

ランニングシューズを選ぶ際、本体部分が軽量なものを選ぶと、足運びのしやすさとひきかえに、シューズの頑丈さが犠牲になってしまいます。また、柔らかく軽量なアウターソール(靴底部分)も、一般的に地面に対するグリップ力が高く滑りにくいのですが、すぐに摩耗して、短期間でボロボロになってしまうのです。

そのため、頻繁に長距離を走るランナーにとって「軽量で走りやすいシューズ」というのは、すぐに買い替えなければならなくなり、これが悩みのひとつとなります。

かといって、長く使えそうな頑丈な素材を使用したシューズを選ぶと、しなやかさに欠け、重量も上がってしまうため、走りにくくなってしまいます。

そこで、イノヴェイトはグラフェンという素材を採用することで、軽量かつ長持ちするアウターソールを生み出し、このジレンマを解消しました。

グラフェンは炭素原子とその結合からできた六角形の格子構造が特徴で、鉄の200倍の強度、そして折りたたみや曲げ伸ばしが可能なしなやかさをあわせ持っています。さらに、厚みは原子一層分の薄さなので、頑丈なのにも関わらず非常に軽量です。

そのため、軽量なアウターソールのメリットであるしなやかさとグリップ力を損なうことなく、頑丈で長く使用ができるシューズが実現されたのです。

ちなみに、グラフェンの先駆的実験を行ったふたりの科学者は、2010年にノーベル物理学賞を受賞しています。

靴底部分を手で持って靴を曲げている。

アウターソールは強度が非常に高いのにも関わらずしなやかです。

TERRAULTRA G260の4つの特徴

ここからは、TERRAULTRA G260の特徴を4つお伝えします。

1.ゼロドロップシューズ

TERRAULTRA G260を横から見た様子。

つま先からかかとの部分の高低差がないゼロドロップシューズです。

TERRAULTRA G260は、つま先とかかとの位置の高さに差がないいわゆる「ゼロドロップシューズ」です。

そのため、足をシューズに入れると体が自然と垂直になり、裸足で地面に立ったときと近い状態にしてくれます。

ゼロドロップシューズは足全体で地面の衝撃を吸収できる特性があるため、ランニングや歩行時の体への負担を最小限にすると言われています。具体的には、膝への負担が少なくなります。

また、足の指で地面をつかむような感覚が味わえるため、滑りやすい場所で踏ん張りがきくというメリットがあります。

登山時に膝痛に悩んでいる方は、試してみる価値があると思いますよ。

2.つま先部分に遊びがある

TERRAULTRA G260で岩の上に立っている様子。

つま先部分に遊びがあるため、指先が使え、踏ん張りがききます。

イノヴェイトのシューズは足幅の広さの作りに違いがあり、シリーズによってFIT1〜5という数値を定めています。

数値が高いほど足幅が広い作りになっていて、特につま先部分が広くなっています。

TERRAULTRA G260はFIT4。 つま先部分に広がりがあるため、ランニング時や歩行時に指先を自由に使えます。

そのため、先述したゼロドロップシューズのメリットのひとつである足の指で地面をつかむような感覚を、より味わうことができます。

3.ミッドソールのクッション性が高い

TERRAULTRA G260は、衝撃吸収性と反発性を向上させたEXTEROFLOWミッドソールを採用しています。

厚底ではありませんが、長時間の走行・歩行でも疲れにくい作りになっています。

4.防水性はないが通気性がよい

TERRAULTRA G260の全体がわかる写真。

表面の大部分がメッシュ素材なので軽量です。

TERRAULTRA G260は、シューズの表面の素材にメッシュを採用しています。

内側にゴアテックスなどの防水素材の膜がないため水は通してしまいますが、速乾性があり、非常に軽量です。

さらに、使用時にぶつけて破損しやすい足の甲の部分には、頑丈なケブラー素材で補強がされています。

両サイドやつま先にも補強があり、軽さだけでなく頑丈さも確保しています。

TERRAULTRA G260は長く付き合える軽量シューズ

TERRAULTRA G260を履いた様子。

オンロードからオフロードまで快適に使用できるシューズです。

TERRAULTRA G260は軽量なので、重い登山靴と違い驚くほど軽い足運びができます。

実際に使用してみて、濡れた岩場や、トレイル上のぬかるみでも張り付くような感覚が味わえて安心感がありました。

購入してからの総走行距離は100kmを超えていますが、一般的なランニングシューズよりもソールの減りが少なく、タフな印象があります。

山やキャンプだけでなく街履きにもしっくりくるデザインなので、使う場所を選ばないのもGOODです。

先にも述べた通りTERRAULTRA G260は廃番商品ですが、イノヴェイトからはFLYULTRA G 270 V2など、グラフェンを靴底に使用したゼロドロップシューズの後続製品が販売されています。

軽量で頑丈なランニングシューズを探している方はぜひチェックしてくださいね!

私が書きました!
アウトドアライター
のまどう
行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。インスタはこちら

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