伝説のストームランタン! フュアハンドの逸品は頑固な作りで頼もしいのだ | ランタン・ライト・ランプ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2023.11.30

    伝説のストームランタン! フュアハンドの逸品は頑固な作りで頼もしいのだ

    誕生から1世紀以上にわたって、フィールドを明るく照らし続けてきた伝説的ランタン。長年、旅人たちの胃袋を満たし、冷えた体を暖めてきた歴史的ストーブ。アウトドアを語るうえで欠かせないギアが、ここにある。今回は品質の高さで定評のある、フュアハンドのランタンを紹介しよう。

    電気のないころの日常生活を支え、いまや味のあるキャンプ道具に

    フュアハンドの魅力を紹介

    ストーム(またはハリケーン)ランタンという名でお馴染みの「フュアハンド」。タンク内に組み込まれた灯芯に灯油を染み込ませて灯りを得る、昔ながらの照明器具のブランド。その始まりは1870年代にまで遡る。
     
    ドイツ東端、チェコと隣り合わせるザクセン州で配管工場を運営していたヘルマン・ニャーは、近くの鉱石山脈で働く人のためにランタンを作りはじめ、‌’80年代には独自のランタンを開発。それは、“嵐の中でも消えない”ことから、「ストームランタン」と名付けられた。そして、’93年にその生産工場設立と同時に会社を創設した。そう、今年はフュアハンド創業130周年という記念すべき年なのだ。
     
    じつは、このストームランタンの元祖については諸説あり、誕生から100年以上経ったいまとなっては、フュアハンドが元祖とは断言できない。それでも、現代のキャンパーがフュアハンドをストームランタンの代名詞のように呼ぶのはなぜか? それは、ほかのブランドにはない、クオリティーの高さにある。
     
    創設者のニャーは開発後も、ワイヤーアームを付けてホヤの上げ下げが楽にできるようにするなど、試行錯誤を重ねて改良。0.3㎜の薄板を加工する高い技術力が生む耐久性に加え、1933年からは、ドイツが世界に誇る耐熱ガラスメーカーであるショット社のガラスをホヤに採用。同時に、燃焼後の温まった空気を燃焼部へ供給するシステムによる、ちらつきの少ない安定した燃焼を実現した独自構造に関する特許を取得。その後誕生したのが、ストームランタンの小型バージョンであるベイビーシリーズだ。また’89年以降、「ベイビースペシャル 276」は唯一のオイルランタンとして作り継がれている。
     
    そしてもうひとつ、特筆すべき魅力がある。それが、2014年秋から同じドイツのペトロマックス社の傘下となった現在も、〝Made in Germany〟を貫いていること。多くのブランドが生産拠点を第三国へ移す中、頑なに自国生産を続ける頑固っぷりが、道具好きのハートをわしづかみにしているのである。

    1989年

    長年、変わることのないウォーミーな灯り

    ベイビースペシャル 276 ジンク
    ¥4,730

    ベイビースペシャル 276 ジンク

    いまやストームランタンの代名詞的存在となったモデル。ホヤ上部のインナーチムニーからチャンバーと呼ばれる外枠内を通って暖まった空気が下部の燃料に送り込まれる仕組みだ。わずかな燃料で20時間以上も燃焼する便利さと、Made in Germanyの品質はいまも変わらない。

    ●燃料=灯油、パラフィンオイル 
    ●サイズ=幅155×高さ265㎜
    ●タンク容量=340㎖ 
    ●燃焼時間=約20時間以上 
    ●重量=480g

    天頂部の笠

    天頂部の笠には、いまも「ORIGINAL NIER FEUERHAND」というエンボスが施されている。

    フュアハンドの古い広告

    「扱いが簡単で(当時の)安全基準を満たしています」という内容の(1950年前後と思われる)広告。

    フュアハンドの古い記録写真

    フュアハンド社のランタンは、電気が普及していないころ(または普及していない地域)の日常生活を支える大切な照明器具だった。

    問い合わせ先:スター商事 TEL:03-3805-2651

    (BE-PAL 2023年12月号より)

     

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