キャンプや登山で宿泊するとき、重要なのがスリーピングマット。
数あるスリーピングマットの中でも、おすすめはサーマレストの「Zライトソル」。実際、とても人気があり、通販サイトによっては売り切れになっているところもあるほどです。
なぜZライトソルは人気なのか、今回はその理由に迫ります。
サーマレスト Zライトソルの特長をレビュー
軽い、すぐ使える、そして長持ち
スリーピングマットと一口に言っても、エアーマット、セルフインフレータブル、クローズドセルなど、種類はたくさんあります。
Zライトソルはその中でも「クローズドセル」と呼ばれる、いわゆる空気を入れないタイプのマットです。
そのため、軽量なうえに広げるだけですぐに使えるため、初心者にはうってつけです。
エアーマットのように空気を入れないので、穴が空いて使えなくなるといった心配もなく、長く使用することができます。
アルミ蒸着で高い断熱性
Zライトソルは、断熱性が高いのも特長。
片面にはアルミ蒸着が施されており、断熱性能を示すR値は2.0となっています。
R値2.0は、一般的に3シーズン(春夏秋)で使用できることを表しています。
ただし寒さに対する感じ方は個人差があり、どこでキャンプをするかも重要になるので注意してください。
ちなみに私は秋の奥日光でのキャンプで寒いと感じ、持参していたもう一枚のマットを急きょ追加して対応した経験があります。
高いクッション性
Zライトソルは、クッション性が高いです。
凹凸な表面構造がマットの上下に空間を作りだし、断熱性やクッション性を高めてくれています。
厚みが2cmしかないので、最初見たときは本当に快適に眠ることができるのか不安でしたが、いざ横になってみるとあまりの寝心地の良さにびっくりした、という思い出があります。
さらに、折りたたんだときにこの凹凸がきちんと重なって、コンパクトになるデザインにも好感が持てます。
サイズは2種類
Zライトソルは、サイズが2種類あるのもポイントです。
大きいRサイズは長さ183cm×幅51cmで重さ410g。
小さい方のSサイズは長さ130cm×幅51cmで、重さは290gです。
快適さを求めるならRサイズ、軽量化を求めるならSサイズ、といったように自身の好みに合わせて選ぶことができます。
パッキング例を紹介
先ほどZライトソルはクローズドセル、と言いましたが、クローズドセルのデメリットは持ち運びに少々かさばる、という点です。
キャンプのときはそれほど気にならないかもしれませんが、登山では荷物のかさばりは死活問題になります。
そのため、登山へ持っていく場合は持ち運びに少し工夫が必要になります。
大型のバックパックの中に入れてしまえば持ち運びやすいのですが、問題はバックパックに入れられない場合です。
こで、バックパックに入れられないときに私が実際に行っているパッキング例を紹介します。
バックパックの横に取り付ける
私がよくやるパッキングは、バックパックのサイドのコンプレッションベルトを利用して取り付ける方法です。
バックパックの下側に取り付ける方法よりも横に飛び出す長さが短いので、歩くときに邪魔になりにくいです。
バックパックの下側に取り付けると、上の写真のような感じになります。
私はサイドにボトルなどを取り付けたいとき、仕方なく下側にZライトソルを取り付けることもありますが、見ての通り横に飛び出てしまうので、狭い登山道や岩場を登るときなどはおすすめしません。
たたんで背面に取り付ける
2ブロックの幅にたたんで、バックパックの背面に取り付けるのも有効です。
バックパックの左右に飛び出ることがないので、狭い道でも安全です。
ただし、背面のコードやファスナーが使えなくなるので、注意が必要です。
Zライトソルで快適なアウトドアを
いかがでしたか、人気の定番のマット「Zライトソル」。
あらためて人気の理由に納得いただけたでしょうか。
ぜひ、実際にZライトソルをキャンプや登山で使ってみて、その寝心地を体験してみてください。