レンタル利用で子どもや愛犬と一緒に楽しむ!「ゆるキャン△」の聖地=山梨県四尾連湖でSUP遊び | 海・川・カヌー・釣り 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2023.09.15

    レンタル利用で子どもや愛犬と一緒に楽しむ!「ゆるキャン△」の聖地=山梨県四尾連湖でSUP遊び

    四尾連湖

    愛犬家にも大人気の四尾連湖(しびれこ)は山梨県にあります。クルマで行く場合は、中央自動車道甲府南ICで下車。東京西部からクルマで約35km、50分くらいです。

    歴史的な灼熱に見舞われた東京から脱出

    本当に今年の夏は暑かったですね。少しでも涼しげな場所に行こうと8月最後の金曜日、キャンピングカーで中央道に乗って山梨県を目指しました。

    窓を開けたらさわやかな風が吹き抜けた、甲府盆地の某道の駅で仮眠。翌朝はコンビニのおにぎりを頬張りながら四尾連湖へ。現地へは朝7時半前に到着しました。湖畔にある第1駐車場にはまだチェーンがかかっており、急な山道を夫が鬼バックして道沿いの第2駐車場で待機。トイレに行ったり(古いけど快適な水洗トイレがありました)、車内で歯を磨いたりアレコレしていたら、どんどん甲府方面からクルマがやって来ました。「そろそろ行かなきゃまずくない?」 と、ふたたび第1駐車場に行ったらもう満車間際で危なかったー!

    四尾連湖マップ

    500円を現金で支払い湖の前の駐車場にクルマを停めます。湖畔にはキャンプ場や貸し切りサウナもありました。

    湖を散歩する親子

    まずは愛犬・豊も一緒に散歩。泳いでいる魚が見えましたよ!

    聖地巡礼&犬天国だった

    四尾連湖は甲府盆地の南に位置します。こじんまりとした静かで自然そのままの美しいエメラルドグリーンの湖は、一周1.2km。標高は880mで、真夏に訪れてもスーッと気持ちいい風が吹いていました。私は全然知らなかったのですが、テレビアニメ「ゆるキャン△ 」という作品にも登場したそうです。それが放送されて以降「聖地巡礼」のスポットとなり、多くのファンが訪れているとか。

    そして利用客のクルマはイヌ連ればかりでビックリ。小さなお子さんよりイヌ、イヌ、イヌ! 愛犬とSUP遊びするのが一部のペットファンに流行っているんですねー。知らないことばかりです。

    小型犬から大型犬までいろんな犬種がいました。自らカヌーやSUPから湖へと飛び込み、ダイナミックに犬かきしていたりと、イヌも飼い主さんも思い思いに楽しんでいました。

    湖畔で見守る愛犬

    残念ながらうちのインドアなオイヌ様(豊)は全力で拒否。

    湖畔を散策する国井ファミリー

    一応、豊用のライジャケを持参しましたが、「ハヨ帰る」オーラがハンパなくて…。

    イヤなことさせて寿命が縮んでもイヤだし(笑)、わが家はアウトドアとかスポーツとか無理強いさせない方針です。湖畔沿いは涼しいので、キャンピングカーの窓を開けて(虫が入らないよう網戸は閉めます)豊はクルマでお留守番してもらいました。

    レンタルを利用して気軽にSUP体験できる!

    NATIVE SUPの外観

    今回お世話になった「NATIVE SUP」。駐車場の一番突き当たりにある施設です。

    「NATIVE SUP」には、カフェやショップも併設。自然に馴染む雰囲気のいいお店でした。夫と私がSUPサーフィンの経験アリなので、今回ガイドは頼まずボードを2台レンタルしました。子どもたちは、どちらかの板にタンデムです。

    そうそう、夫も私も「波に乗る」とか「魚を釣る」とか、どうしても「SUPを使って何かする」ということばかり考えがちです。愛車であるキャンピングカーも、あくまでも「旅のツール」。それがメインではなく、クルマを使ってどう遊ぶか。そんな思考の私たちなので、波のない湖でSUPをぷかぷか浮かべてアテもなく漕ぐだけって…、果たしてどうなのだろうかとちょっと心配していたんです。

    フタを開けてみたらめちゃくちゃ楽しかった!

    子どもを乗せてSUPする筆者

    子どもたちを前に乗っけて漕ぎました。

    このあと、急にふたりに飛び込まれてバランスを崩して「沈(チン)」。みんな大爆笑!

    温かい水温を楽しむ子ども

    四尾連湖の水温は想像以上に温かく、もう少し季節が進んでも水遊びできるそうです。

    湖で泳ぐ子ども

    海でもプールでもない、湖のふしぎな感覚を楽しんでいました。

    長男もSUPに初挑戦

    10歳の長男もSUPに初挑戦。

    うちのインドア長男は何をやってもスロー。とはいえ水泳は得意で、よく区民プールでコースをひたすらゆっくり往復しているおじいちゃんがいるじゃないですか。そんなふうにヨヨヨヨヨと何kmも泳げるタイプ。

    そんな長男、何気にオール使いが上手くて全然追いつけない。夫が必死にパドルしていたけど、ふわっと横にそれて逃げられる。もしかしたら家族で一番センスあるかもしれません(笑)。

    全然追いつかない長男

    夫も私も、長男を一生懸命追いかけるアクティビティに夢中になりました。わ、また逃げられた!

    インドア長男の思わぬ得意分野を見つけて、私たちもうれしかったです。SUPは運動神経とか関係なく、みんなが楽しめるんですね。また体幹を使うスポーツ。翌日は夫も私も久しぶりにものすごい筋肉痛になりました。

    夏休みの宿題

    長男は夏休みの絵日記にSUPのことを取り上げていました。いい夏の思い出をプレゼントできてよかった。

    山に囲まれた湖ゆえに突風が吹いたり波が立つこともほぼないので、SUPヨガに没入したり、はたまたゴロンと寝転がって風に吹かれたり、のんびり過ごすのもいいですね。もう少し季節が進んだら紅葉。さらには雪景色や桜や新緑など四季折々の景色が楽しめる四尾連湖。今回は夏ということで裸足や水着で楽しめましたが、時期によりウエットスーツのレンタルもできるそうです。

    紅葉の季節の四尾連湖でSUPをする人

    紅葉の四尾連湖。(写真提供:NATIVE SUP)

    紅葉と四尾連湖

    水面に反射する紅葉も見事。一年を通じていろんな表情が楽しめます。(写真提供:NATIVE SUP)

    SUPの注意事項

    親子でSUPするには注意することもある

    私のボード上にあるオレンジの防水バッグは、板の持ち手にサイドリリースバックルでパチンとくくり付けています。

    身の回り品を水没させないように!

    サングラス、ケータイ、カメラ、帽子など沈む手回り品は持ち込みNG。というのも湖の深さは10m以上あり、回収が困難だからです。どうしても持って行くという場合は絶対に落とさないよう、スマホを防水ケースに入れて首からぶら下げるとか、沈まないようフロートタイプのグッズを手回り品に取り付けるなど十分注意を。それらはNATIVE SUPのショップでも購入できます。毎日のようにスマホを落とす人がいるそうで、スマホといえばいまやお財布以上、一番無くしたら困るモノ。 絶対落としたくないですよね。自然も汚してしまうし。「自分だけは大丈夫」と思わないで気をつけてくださいね~。

    アブは水が嫌い

    蚊は今回見かけませんでしたが、アブは何回か見ました。クルマの周りをぶんぶん飛んでいたり…。お店のスタッフさんいわく、「アブは水が嫌い」だそう。もしSUP中に身体に止まっても水を掛ければ居なくなるとか。その話を聞いていたのでスネにアブがとまっても(ちょっとパニクリましたが)水を掛けまくりました。たしかに刺さずにどこか飛んでいきました。

    湖水浴する子ども

    アブが攻撃してきたら「水掛け作戦」、ぜひお試しあれ。

    ワンちゃんSUPはライフジャケットとヨガマットを持参

    ペット料金は無料ですが、ライフジャケットに加え、ボードの傷防止のため板の上に敷くヨガマットをイヌの大きさ関わらず必ず持参してください。飛び込むときや板によじ登る際、とくに大型犬の爪がボードを傷つけることがあるそうです。

    NATIVE SUP

    • 所在地:山梨県西八代郡市川三郷町山保3353 四尾連湖
    • 電話番号:080-3939-1146
    • 半日コース:6,500円(1名、150分)
    • 今回私たちが楽しんだレンタルコース:4,500円(1台、150分)
    • ホームページ:http://nativesup.com

    ボード1台につきライフジャケット1着の料金が含まれています。ちなみにわが家は大人のライジャケはお借りして、子どもの分は持参しました。料金やコースの内容、持ち物など詳しくはホームページで。

    ランチは湖畔で自然の恵みメニュー

    ショップに併設されたカフェのメニュー

    たくさん楽しんだあとは湖畔でランチ。お腹がぺこぺこ!

    カフェでは、南アルプスの大地で育てた果物や野菜中心のランチやデザートが楽しめます。湖畔ランチメニュー3種類を頼んでみんなでシェアしました。ミニスープ付きです。

    NATIVE畑のタコライス

    「NATIVE畑のタコライス」は野菜がどっさり。

    チキンの自家製スモモソースかけ

    「チキンの自家製スモモソースかけ」は甘酸っぱさがおいしい。

    SUPピザ

    ボードの形をしたかわいい「SUPピザ」はチーズたっぷり。

    テラス席でランチする母子

    風が気持ちよかったのでテラス席でいただきました。

    四尾連湖湖畔カフェNATIVE GARDEN+

    ブランコに乗る母子

    四尾連湖、ステキな場所で気に入りました。

    湖の真裏には「蛾ヶ岳(ひるがたけ)」がそびえ、そこから富士山が眺められるそう。 NATIVE SUPではSUP&トレッキングのツアーもあるそうで、四季折々の自然に癒されそうですね。

    私が書きました!
    旅のエッセイスト
    国井律子
    1975年東京生まれ。大学卒業後ラジオレポーターなどを経て二輪雑誌でエッセイスト・デビュー。現在は、オートバイのほか、旅、クルマ、自転車、サーフィン、スノーボード、アウトドアなど多趣味をいかしたエッセイを執筆中。ハーレーダビッドソン/スポーツスター1200xl、HONDA XR230、キャンピングカー所有。自転車はデローザ、寺田商会/minidisk、電動アシスト付きママチャリ。旅が好きなのと同時に、おうちも大好き。家での一番の趣味は収納。いかにラクするか考えること、「時短」という言葉も大好き。嫌いな言葉は「二度手間」。インテリア、ネットショッピング、お取り寄せグルメ・酒、手抜きおつまみ作りに熱心。「痩せたい」というのが口癖。飼い犬はボストンテリア。ふたりの男児の母でもある。https://ameblo.jp/kuniritsu/

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