キャンプ×絵日記はメリットだらけ!子どもとコミュニケーションを取る最高の方法だ | 子育て 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2023.09.18

    キャンプ×絵日記はメリットだらけ!子どもとコミュニケーションを取る最高の方法だ

    思い出づくりにアナログな絵日記を。

    楽しい思い出の記録は、スマートフォンの動画や写真にすっかりお任せしていませんか?

    アナログな絵日記をつけると、何年経っても色褪せない思い出になります。絵日記帳と筆記用具を用意するだけなので、荷物にもなりません。疲れた際の休憩にもぴったりです。

    キャンプの度に子どもたちに日記帳を持たせている筆者が、キャンプで絵日記をつけるメリットをご紹介します!

    我が家がキャンプに絵日記を持っていく理由

    早起きし、焚き火の前で絵日記をつけています。

    写真や動画で思い出を手軽に残すのも楽しいですが、手書きの絵日記は一生の宝物。

    じっくり時間をかけて絵日記をつけ、思い出を1ページに綴る時間も、また思い出になります。書いて形に残すことで、子どもの記憶にも残りやすくなるはずです。

    絵日記帳を毎回キャンプに持っていっている我が家では、ページをめくると前回のキャンプ記録がわかります。

    「この前のキャンプは、自分で作ったホットサンドが美味しかったなぁ。今回は飯盒でご飯を炊いてみたい!」など、次にやってみたいことが生まれ、キャンプの時間は回を追うごとに厚みを増していきます。

    キャンプで絵日記を書くメリットとは?

    絵日記はいいこと尽くし。絵日記をつけるメリットは4つあります。

    • 自分のキャンプ体験を文字にすることで、豊かな表現力がつく
    • 文字を書くことで、学校で習った言葉を実際に使って覚えることができる
    • 記憶を整理して作ることで、考える力がつく
    • 親子のコミュニケーションの活性化

    デジタル機器の普及により、文字を書く機会が少なくなっている今。絵日記は、自分の気持ちを表現し、言葉にしていく貴重な機会です。

    また絵や文字を書くことで記憶を整理し、「どうやって表現しようかな」と自分で考える力がついていきます。

    このように絵日記には言葉や表現力を学ぶといった学習要素があります。それだけでなく、親子で思い出を共有するコミュニケーションツールとしても筆者は最強だと感じています。

    絵日記をつけるための基本道具

    持ち物は少ないので、負担になりません。

    絵日記をつけるのに必要な道具は、3つだけです。

    • 絵日記帳
    • 色鉛筆またはカラーペン
    • 鉛筆

    絵日記帳として販売しているノートの使用がおすすめ。絵を描くスペースと字を書くスペースがあらかじめ決まっているので、使いやすくなっています。

    字がたくさん書けない小さなお子さんの場合は、思い切って無地のスケッチブックを絵日記として使うのもありです。絵日記はノートと筆記用具だけで作れるので、子どものリュックに入れておけば準備バッチリです。

    絵日記はいつ描くの?

    朝早くは気持ちいいので、絵日記を書くのにぴったり。

    絵日記は、基本的に自分の好きなタイミングで書いてOK!

    キャンプ中、アクティブに動きすぎて疲れている時はありませんか。そんな時間を有効活用してみてください。

    我が家もバトミントンやボール遊びをして疲れた時はテントで休み、そのついでに絵日記をつけて楽しんでいます。

    また、子どもたちは以下の時間にもよく絵日記をつけています。

    • 自分だけが早起きをしてみんなが寝ている時間
    • 朝ごはんが終わり、撤収準備をし始める前のリラックス時間

    絵日記をつけるタイミングは、キャンプが終了していなくても大丈夫です。

    キャンプに慣れていないくて、「絵日記をつける時間がない!」という場合は、帰宅後にゆっくりと時間を作ってあげましょう。

    慣れてきたら、連泊もおすすめ。連泊すると、中日はテントなどの設営と撤収作業がないので、1日中フリー。絵日記をつける時間がたっぷりとれます。

    筆者の子どもがつけた絵日記

    夢中になってトンボを捕まえてる様子。

    「どれも全部楽しくて、何を描くか迷っちゃうなー」と、よく筆者の子どもたちは口にしています。

    写真の絵日記は、夏キャンプでトンボの大群を見つけ、夢中で捕まえた後にリリースした思い出を1ページにまとめていました。

    スピードが早くて捕まえるのが大変だったトンボの名前は“はやっち”。のろのろ飛んでいて捕まえやすかったトンボの名前は“のろっち”。

    また同じ場所にキャンプへ行くことが決まったら、絵日記を振り返り「のろっちとはやっちに会えるかなぁ?」とポツリ。自分が一生懸命描いた絵と文字の記憶は、鮮明に蘇えるのだろうなと感じました。

    絵日記で子どもとコミュニケーションを取る方法

    楽しい夏の思い出がいっぱい!

    絵日記の感想を書いてあげよう!

    子どもたちは、自分たちが描いたものを見て欲しくて「見てみてー!!」と親のもとへ持ってきます。

    筆者は絵日記を読んだ感想を、ページの下にコメントで残しています。

    子どもが頑張ってつけた絵日記を読んだら、口からの言葉だけではなく、同じく文字として感想を書いてあげましょう。一人の子どもの絵日記が、家族の記録にもなります。

    子どもたちが後から見返した時、「ママもこんな風に感じてくれてたんだね!」と振り返ることができますよ。

    また、一言書くだけで子どもたちは大満足感!「また次も見てもらいたい!」という意欲的な気持ちで次の絵日記に取り組んでくれるようになります。

    失敗あるあるといえば…

    子どもの絵日記を見ていると、誤字脱字が気になることがあります。筆者はついつい気になり、子どもに「正しくはこうだよ」と口を出してしまうことが…。

    すると、楽しいはずの絵日記を一緒に見るはずの時間が、一気に暗い空気になってしまいました。

    絵日記は自由につけて楽しみ、伝える気持ちを優先するのが大事。誤字脱字の訂正はほどほどに…と学びました。

    それ以降は指摘するのを一切やめ、気になる場合はよかったところを伝えた後で、1つだけ伝えるようにしています。

    絵日記をファミリーキャンプの思い出にしよう!

    子どもたちの手元に残る思い出に。

    絵日記をつけることは子どもたちの思い出になるだけでなく、親子のコミニュケーションツールとしてもピッタリです。

    動画や写真だけでなく、キャンプの記録としてアナログな絵日記を取り入れてみませんか。

    私が書きました!
    アウトドアライター
    ムスカリ
    経験ゼロスタートの2児の母キャンパー。アウトドアブログ“ブッシュクラフトLIFEWORK”を運営する傍ら、アウトドアインストラクターのアシスタントとしても活動中。アウトドアで人生が変わる!をモットーに子どもと一緒にファミリーキャンプ&ブッシュクラフトキャンプを満喫。焚き火とキャンプ飯、そしてモノづくりが好きで、アウトドアグッズを商品化するのが夢。

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