大洗の「リフレクションビーチ」が気になる!
先日のこと。新しいキャンピングカーを購入した友だちに連れて行ってもらい、茨城県は「大洗」の美味しい懐石料理を食べてきました。
昼すぎに家を出て、海の目の前のちょっとしょっぱい温泉に浸かって、目にも麗しいご馳走の数々に舌鼓を打っていると、なんだか急に大洗が私に近づいてきた気がしました。というのもこれまで大洗って、サーフィンで何回か訪れたり、あとはツーリングで北海道に行く際、そこの港からフェリーに乗ったなぁ。ゼロではないけど、あまりよく知らない場所。それが私にとっての大洗でした。
せっかくご縁ができたなら、もう少しこの土地を知りたい。そう思い、翌日は大洗をウロウロすることに。ネットで調べると、「リフレクションビーチ」と呼ばれる、幻想的な美しい浜辺があるとか。なんでも満潮から干潮に向かう時間、潮が引いた浜辺がまるで鏡のように反射する現象が起こるそうです。なんとなく私のなかで、南米の「ウユニ塩湖」を想像しました。
リフレクションビーチでの撮影は、とくに干満の差が激しい「大潮」が適しているとか。一応サーファーなのでそのあたりの知識はわりと明るい私です(笑)。偶然にもこの日は満月。ばっちり大潮でした。
翌朝「サンビーチ」に行ってみた
駐車場はクルマでいっぱい。荷物満載でアウトドアワゴンを引っ張っている家族連れもたくさん。なに皆さん、リフレクションビーチの写真を撮るために、こんなに気合い入れているわけ?ていうか6月の海ってこんなに混んでいるもの?一応サーファーの私は、自分の常識を覆すような景色にうろたえます。茨城県民ってアウトドア、大好きなんだ!?
答えはなんと「潮干狩り」
なるほど~。こういうことだったのかー!
実をいうと私は今まで一度も潮干狩りをやったことがなかったので、まったく検討がつかなかったのです。潮干狩りも、リフレクションビーチの撮影と同じ、「大潮」の干潮前後1時間くらいが適しているそう。
ちなみに、大洗のサンビーチは「潮干狩り場」として運営しているわけではなく、天然の貝が多く生息している「自然の砂浜」。行かれる方はルールを守って楽しんでくださいね。
大洗の潮干狩りルール
- 大洗地区の潮干狩り区域→「第1サンビーチと第2サンビーチの間」だけ
- 採っていい貝の量は「1人あたり1日1kg」まで→3㎝の貝でおよそ100個
- 採っていい貝のサイズは「3cm以上」→ペットボトルの蓋よりも大きければOK
- 使っていい道具→柄の長さ50cm未満、つめの長さ5cm未満、幅20cm未満の「熊手」のみ
- 年中採っても大丈夫だけど美味しい時期は「4月中旬~6月末」→産卵後は味が落ちるため
リフレクションビーチの写真撮影はあきらめて、「潮干狩り」に変更です!
この歳になって初めて経験した潮干狩りでしたが、おもしろいー。私のなかの「狩猟好き」と「貝好き」要素がマッチングしたのでしょうね!そうなんです私、貝が大好物。余談ですが、今夜も愛媛の蒋渕から殻付きの岩牡蠣が20個届きます(笑)。
子どもたちも初めての潮干狩りは「宝探し」みたいに楽しんでいました。来年は、家族全員の「熊手」を買って、本気の「貝ハント」に取り組もうと思いました。波がよければ夫と交代で、沖でサーフィンするのもいいかもしれません。遊びの幅が広がりましたね。
ビーチには海水浴シーズン以外、「シャワー」はありません。行かれる方はご自身でポリタンクに水を積んで行ってくださいね。
貝ってけっこう活発に動くんですね。子どもに混ざって私も楽しみながら観察しました。でも夜は味噌汁にするわよー(笑)。
「リフレクションビーチ」はこんな場所
撮影しに訪れたのに、だいぶ趣旨がずれてしまいました。楽しかったけど(笑)。せっかくなので大洗町商工観光課からお借りした「リフレクションビーチ」の写真、ご覧になってください。
こんなロマンティックな写真が撮れるんですね。落ち着きのない子どもが被写体って、そもそも無理な話だと思いました(笑)。
リフレクションビーチについて詳しい情報は下記を参照ください。
大洗でランチ食べるなら
漁協の直営店がやっている「大洗町漁協かあちゃんの店」がおいしいと聞いてビーチからクルマで直行しました。
強い日差しをビーチで浴びて、ボーッとしていた頭が醒めました。ツーリング中のライダーご一行様、家族連れ、カップルなど、多くの人でにぎわっていました。目の前が市場だったので、夫と交代で買い物に行ったり列に並んだりして、40分くらいで入店できました。入り口でオーダーして現金でお支払いしてから席に着きます。
白身魚と野菜がざっぷり詰まった具だくさんの「かき揚げ」でした。
甘辛い煮付けがご飯に合いすぎです!
子どもたちは生しらすと釜揚げしらす2つの味が楽しめる「2食丼定食」をシェア。
大洗漁協直営 かあちゃんの店
- 所在地:茨城県大洗町磯浜町字東8253-1
- 電話:029-2675760
- 営業時間:10時~14時
- 定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
- ホームページ:https://www.jf-oarai.com/mother
友人に連れて行ってもらった「懐石料理」に、「かあちゃんの店」に、週末は連日で大洗の味覚を満喫したのでした。いや、まだまだ「お楽しみ」がありますよ。
東京に着くころにはすっかり砂が抜けたはまぐりで、夕飯に味噌汁を作りました。長ネギを刻み、漁港の市場で買った海苔を散らして。プリッとして、新鮮で、絶対に来年は「マイ熊手」買いますから。私のような貝好きがどうしていままで潮干狩り、しなかったのでしょう。
皆さんも大潮狙いで「潮干狩り」したり、リフレクションビーチで「映えな写真」撮ったり、魚介を頬張ったりと、大洗を満喫してみてはいかがですか?