20年履き続けた愛用者が語る!伝説のアウトドアブーツ「ダナーライト」のスゴさ
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    2023.03.23

    20年履き続けた愛用者が語る!伝説のアウトドアブーツ「ダナーライト」のスゴさ

    筆者私物

    筆者私物のダナーライト。

    トレッキング用のブーツは機能的なので、街中でも履きたい。でも、機能優先のデザインはタウン用のコーディネートに合わない……。そんなお悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

    実は、アウトドアシーンはもちろんのこと、街中でも抜群のセンスを誇るブーツがあります。それは、アウトドア界の傑作「ダナーライト」です。

    ダナーライトの魅力を徹底解説

    さっそく、ダナーライトの魅力を解説していきます。

    世界で初めてゴアテックスを使用したアウトドア用ブーツ

    ヒール部分にはダナーのロゴが刻印されています。

    ヒール部分にはダナーのロゴが刻印されています。

    ダナーのブランドは、1932年にチャールズダナーが仕事用ブーツを作ったことから始まります。

    それからオレゴン州ポートランドに拠点を移したダナーは、着実に人気を集めていき、アウトドアブランドとして多くのファンを抱えるまでに成長しました。

    そんなダナーから発売されているダナーライトは、40年以上の歴史を持つ伝説的トレッキングブーツ。今もなお、発売当時と同様にポートランドの工場でハンドメイドで作られています。

    ダナーライトは、1979年に世界で初めてゴアテックスを使用したブーツとしても有名です。今でこそ防水・透湿性能に優れているゴアテックス素材のブーツは一般的となっていますが、当時は画期的なことでした。

    常識を打ち破ったダナーライト

    ダナーライトのオリジナルはブラウンとベージュの2色使い

    ダナーライトのオリジナルはブラウンとベージュの2色使い。

    ダナーライトの発売当時は、重い登山靴が主流でした。

    しかし、そんな中でダナーライトは常識を打ち破り、軽量なトレッキングブーツとしてデビューしました。

    現在は豊富なカラーバリエーションがありますが、オリジナルはブラウンとベージュを基調とした2色使いのバイカラー。

    さらに細身でレースアップされたシルエットが相まって、スタイリッシュかつ上品な雰囲気をまとっています。このようなデザインにより、アウトドアシーンだけでなく街中でも活躍できるのがダナーライトの強みです。

    ビブラム社製のソールを使用し、アウトドアでもがっちり地面をつかみます。

    ビブラム社製のソールを使用し、がっちり地面をつかみます。

    アウトドア用のブーツなので、もちろん機能性も申し分ありません。

    アッパーの素材には、フルグレイン防水レザーと1000デニールコーデュラナイロンを使用。

    ソールには、イタリアのビブラム社製のVIBRAMクレッターリフトが使用されています。グリップ性に優れた伝統的なソールパターンが、地面をガッチリとつかんでくれます。

    ちなみにビブラム社は1937年に創業したイタリアのソールメーカーで、多くのアウトドアブランドで採用されています。

    そして先述したように、GORE-TEX(ゴアテックス)ブーティーにより防水性能も優れているので、雨の日や雪の日でも安心して使用できるのが特徴です。

    街中でも映えるカラーリング

    ダナーライトはスリムなシルエットです。

    ダナーライトはスリムなシルエットが魅力です。

    ダナーライトのスリムなシルエットとシンプルなカラーリングは、街中でも映えます。

    デニムやベージュのパンツに合わせるとぴったり。ホワイトパンツとベージュやキャメルのニットなどに合わせると、一気に垢抜けたワントーンコーディネートになるでしょう。

    また、ダナーライトはヒールが高めなので、履くと背が高くなるメリットも。

    さらに“ライト”とはいえ、スニーカーと比べると重量があります。足を前に降り出すと振り子の要領で足がまっすぐ伸びて、歩幅が広くなり颯爽と歩けるはずです。

    おすすめの靴紐の結び方とは?

    登山靴式の上から下へ回しこむ結び方

    登山靴式の上から下へ回しこむ結び方。

    靴紐の結び方にこだわるのもおすすめです。

    画像の様に靴紐をフックに掛けるとき、上から下に回し込んでいく結び方は筆者の好み。登山靴などで行われるこの結び方は、靴紐同士の接点が増え、摩擦でほどけにくくなるのです。

    ダナーライトを長く大切に使う方法

    つま先の傷が長く使った証です。

    つま先の傷が長く使った証です。

    ダナーライトをキャンプやトレッキングのアウトドアシーンで使うと、泥やほこりなどの汚れが付着します。ビブラムソールのブロックパターンのすきまに、小石が詰まることもあるでしょう。

    筆者が長年使用する中で編み出した方法ですが、ソールにこびりついた泥汚れは軽く水に浸した歯ブラシを使うと、落ちやすくなりおすすめです。ソールに詰まった小石は、マイナスドライバーなどで取り除きます。その際は、靴底を刺さない様に注意してください。

    アッパーの部分については、紐を外しブラシで汚れを落とした後、柔らかい布にクリーナーを含ませ靴全体を拭くと良いでしょう。

    その後、ブーツドレッシングを靴全体に塗り、ブラシで塗り込む様にコーティングします。余分なブーツドレッシングや油分を拭き取った後は、仕上げに防水スプレーを吹いておくとメンテナンスとしてはバッチリだと思います。

    ビブラムソールがすり減ってしまった際は、ソールを交換することで長く履き続けられます。

    ダナーライトは20年以上使える相棒

    履きこまれたダナーライトです。

    履きこまれたダナーライト。

    筆者が20年以上も前に購入したダナーライトは、いまだにシューズボックスの定位置に収まっています。

    登山にのめり込んでいたときに使っていた革の重登山靴は処分してしまいましたが、ダナーライトは変わらずそばに置いてあります。

    ふと気が向いたときのトレッキングや、少しおしゃれをしたいときのタウンユースにぴったり。長きに渡って、マルチに活躍できるのがダナーライトの魅力でしょう。

    私が書きました!
    ライター
    蜂巣 稔
    ライター焚き火が好き。星空を見ながら焚き火をするためにソロキャンプに出かけます。道具はシンプル&ミニマム派。キリマンジャロの頂上で感動して泣く。6000mの未踏峰でビバーク経験もあり。山登りから通算すると野宿、キャンプ歴は20年以上。境界レスで多様なスタイルのキャンプを実践を目指しています

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