走り良し、燃費良し、キャンプにも良し!ホンダ「ダックス125」は遊び心満載のミニバイクだ | バイク・オートバイ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2022.12.11 佐藤旅宇

    ホンダが2022年9月に発売した 「ダックス125」

    ホンダが2022年9月に発売した 「ダックス125」はバイク好きのみならず、アウトドア好きも要注目の一台。小さな車体に秘められたその魅力をレポートします!

    40代以上には懐かしいアイツがパワーアップして戻ってきた!

    この胴長短足のスタイルを見て「懐かしい!」と思った方も多いんじゃないでしょうか。ご存知、デザインの元ネタとなったのは1969年に登場し、’90年代の終わりまで生産が行なわれたホンダ/ダックス。当時はモンキーやゴリラなどとともに、アウトドア好きにも広く親しまれていたモデルでした。最近はすっかり耳にする機会が減りましたが、かつてこの手のバイクは「レジャーバイク」と分類されていましたね。

    ニュー・ダックスは125ccで登場

    オリジナルのダックスは、50㏄と70㏄がラインナップされていましたけど、新型は125㏄のみの展開。したがって運転には小型限定普通二輪免許以上の二輪免許が必要になります。原付二種と呼ばれるこのクラスは免許が短期間で取得でき、任意保険に自動車保険のファミリーバイク特約を利用できることなどから近年人気となっています。

    ダックス125は排気量とともに車格も大きくアップし、動力性能的には長距離ツーリングにも対応できる一人前のバイクへと進化しています。車体価格は44万円と、なかなかのお値段ですが、各部の質感はそれに見合ったもの。愛嬌のあるデザインと相まって大人が趣味の対象として愛好できる”イイもの感”がみなぎっております。

    1969年に登場したオリジナルのダックス

    こちらがダックス125のデザインモチーフとなったダックスST50(写真は’95年モデル)。’69年に登場し、’81年に一度国内販売が終了。その後、’95年に復活し、’99年まで販売が行われました。

    エンジン

    特別パワフルというわけではないですが、低速からトルクがあり、高回転までストレスなく回るエンジン。単気筒らしくトコトコとのどかな振動が気持ちいい。

    独特のフレーム

    かつてのダックスと同様、メインフレームはT字型のプレス加工された鋼板を溶接して製造されたもの。最近のバイクではほとんど見られることがなくなった構造です。

    キャンプツーリングでの使い勝手をチェック!

    というわけで、ある晴れた休日にこいつとキャンプツーリングへ行ってみることに。

    キャンプとなると積載性が気になるところですが、ダックス125は見事合格。座面スペースの大きいシートのおかげで、キャンプ道具満載のダッフルバッグも安定して積載できましたし、荷物に圧迫されて窮屈な姿勢で運転するようなこともなかったです。

    また、荷かけ用のフックはないものの、大型のグラブバー(2人乗り時に後ろのライダーが握る部品)が標準装備されているので、そこにストレッチコードなどを引っかけて荷物をしっかりと固定することができます。

    荷物を積載した状態

    バイクツーリング用のバッグも市販されていますが、個人的にダックス125のようなミニバイクには、アウトドアブランドのダッフルバッグをラフに積むのが好み。2人乗りに対応したシートは荷物も積載しやすいです。

    愛用しているストラップ

    余談ですが、キャンプギアを積載する際には写真の「ROK straps/ストレッチストラップ」を愛用しています。これは簡単かつ確実に荷物を固定できる優れモノ。

    気になる走りは?

    ホンダのレジャーバイクといえば、スーパーカブのコンポーネントを流用するというのが昔からのお約束であります。このダックス125もエンジンは「スーパーカブC125」などと基本的に同じもの。トランスミッションも自動遠心クラッチ式の4速です。クラッチ操作の手間がなく、シフトペダルを「ガチャン」と踏み込むだけで変速できる例のアレ。つまりAT限定の二輪免許でも運転することができます。

    ルックスこそレトロですが、走行性能は現代的。幹線道路の速いクルマの流れもリードできますし、登り坂でもストレスなく進みます。

    原付二種の法定速度である時速60㎞で巡航してもエンジンはまだまだ余裕といったフィーリング。一般道を普通に走行する限り、不満を感じることはないと思います。

    タイヤ径が12インチと小さいので基本的には街中をキビキビと走るのに向いた特性だと思いますが、アップハンドルで乗車姿勢がゆったりしているため、片道100㎞ぐらいの走行なら苦も無くこなせそうです(個人差あり)。

    旅先での気軽な寄り道が楽しい!

    この手のバイクは車体がコンパクトなので、気になる道や風景を見つけたら気軽に寄り道できるのが魅力。かつてのレジャーバイクは気軽さの代償として動力性能がプアだったのですが、ダックス125では、そうした我慢を強いられることは一切ありません。おまけに往復90㎞ほど走行してみたところ、ガソリンは1Lちょっとしか減ってませんでした。あくまで参考数値ではありますけど、恐ろしいほどの低燃費です。

    旅先でのシーン

    ダックス125のような小さなバイクは、Uターンのできない狭い道でも気軽に踏み込んでいけるのが魅力。身近な場所で思いがけず素敵な風景を出会うことも多いです。

    キャンプツーリングにおすすめする理由は?

    近年はオートキャンプが隆盛ですが、キャンプ場の利用料は、クルマよりもバイクの方が圧倒的にリーズナブル。このダックス125なら移動で必要なガソリンも最小限で済み、お財布にも環境にも優しいと良いこと尽くし。同価格の「CT125 ハンターカブ」と並び、ソロキャン好きは要注目のノリモノです!

    ダックスで出かけたキャンプシーン

    ホンダ/ダックス125

    • サイズ(全長×全幅×全高):1,760×760×1,020mm
    • 車両重量:107kg
    • エンジン:123cc 空冷4ストロークOHC単気筒
    • 最高出力:6.9kw(9.4PS)/7,000rpm
    • 最大トルク:11Nm(1.1㎏‐m)/5,000rpm
    • 燃料タンク容量:3.8L
    • 燃料消費率:65.7㎞/L(1名乗車 WMTCモード値)
    • 車両本体価格:¥440,000
    • URL:https://www.honda.co.jp/Dax125/
    私が書きました!
    フリーランスライター
    佐藤旅宇
    オートバイ雑誌、自転車雑誌の編集部を経てフリーランスのライターに。3人の子どもを育てる傍ら(ときには一緒に)、クルマ、モーターサイクル、自転車ライフを楽しんでおり、現在はBE-PALをはじめ、乗り物系のメディアなどで幅広く執筆中。自身のWebサイト『GoGo-GaGa!』でも情報発信を行なう。1978年生まれ。www.gogo-gaga.com

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