アウトドアや室内で使えるハンモックチェア5選!後悔しない選び方も解説 | ベッド・コット・ハンモック 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    ベッド・コット・ハンモック

    2023.06.10

    アウトドアや室内で使えるハンモックチェア5選!後悔しない選び方も解説

    キャンパーがハンモックチェアを使っているのを見かけて、自分も取り入れたいと思った人もいるでしょう。おすすめのハンモックチェアを8点紹介します。後悔しない選び方も解説するので、ハンモックチェアが気になっている人はぜひ参考にしてください。

     ハンモック・ハンモックチェアの魅力とは

    ハンモックとは

    ハンモックは、吊り下げた布やネットの上で眠ることができる吊り寝具です。その発祥には諸説ありますが、『日本大百科全書 ニッポニカ』(小学館)によれば、一説にはブラジルの先住民がハマックという樹皮で編んだものを用いたのがハンモックの始まりだそうです。南米にはほかにも、メキシコの先住民ラカンドンが作る樹皮性のハンモックや、パナマ~コロンビアの先住民クナ人が作る布に鳥の羽の文様をあしらったハンモックなど、さまざまなタイプのハンモックがあります。

    ハンモックは通気性にすぐれ、コンパクトに折りたためるため、夏のアウトドアや船上の寝具として、広く利用されるようになりました。まるめてバックパックにくくりつければどこにでも持ち歩ける上、ブランコのように座ったり、リクライニングチェアのように寝そべったり、子どもの揺りかごにしたり、一緒に添い寝したりすることもできます。

    キャンプでハンモックを吊るせば、昼寝や夕涼みに最高のなごみスペースになるので、アウトドア好きならひとつは持っておきたいマストアイテムといえます。

    ハンモックチェアとは

    ハンモックチェアは、ハンモックが椅子の形になったアイテムです。

    通常のハンモックは、布やネット部分が水平またはU字形になるように吊るしますが、ハンモックチェアは椅子の形の布・ネットを吊るします。

    ハンモックは吊り寝具であるのに対して、ハンモックチェアは吊り椅子といえます。

    普通のチェアとは別格の座り心地

    ハンモックチェアの魅力は、普通のチェアとは別格の座り心地にあります。座ったままゆらゆらと浮遊感を味わえるので、本を読んだり、コーヒーやビールを飲みながらくつろいだりすることもできます。

    普通のチェアよりも座面が広く、リラックス効果も期待できるでしょう。座って使うので、昼寝をしたり、テレビやスマホを見たりなど、使い方の幅広さが特徴です。

    室内に設置できるモデルも販売されており、おしゃれなインテリアになるアイテムです。

    腰にもやさしい

    ハンモックチェアやハンモックは、腰にやさしいといわれています。長時間座っても腰への負担がすくなく、座ると普通のチェアよりも座面と体が接する面積が広くなり、体重が分散されます。

    腰痛の原因の一つは、睡眠中に体の一部に大きな負荷がかかることといわれています。寝具が体に合っていないと、腰痛を起こしやすいことから、ハンモックチェアに座ることで体への圧力が分散され、腰痛の予防につながる可能性があります。

    ハンモックチェアの種類は3タイプ

    ハンモックチェアは、設置方法や役割によって、自立式・吊り下げ式・3WAYの3種類に分けられます。それぞれの特徴を解説します。

    安定感があるのは自立式

    場所を選ばずどこでも使える人気のタイプです。スタンド付き、またはスタンド一体型になっているため、設置に際して柱などに穴を空ける必要がなく賃貸住宅に住んでいる人でも使えることが特徴です。多くは折りたたみ式なので、屋内外問わず使える点も優れています。

    自立するように設計されているため、きちんと設置すれば安定感があり安心して使えるでしょう。

    初めてハンモックチェアを買う人にはおすすめのタイプです。ただし、スタンドは場所を取ることや、ハンモックチェア自体に重量があり、持ち運びがやや大変な点はデメリットといえます。

    持ち運びしやすいのは吊り下げ式

    木や柱にくくりつけたり、天井から吊るしたりして使うタイプです。本来のハンモックの形状に一番近く、本格的にゆらゆらしたい、浮遊感を体感したいという人におすすめです。

    スタンドがないため、比較的軽量で、持ち運びがしやすくなっています。フレームがないものが多く生地やロープがメインなので、コンパクトにしまえる点も魅力的です。

    重量に耐えられるような柱などがあれば室内で使うことも可能です。ロープを吊るすちょうどよい場所がないと使えないため、設置場所が制限される点に注意が必要です。また金具を使う場合もあるので、室内で使いたい場合はよく確認してからにしましょう。

    1台で3役をこなす3WAY

    ハンモックとハンモックチェア、ハンガーラックの3役をこなす便利なタイプもあります。チェアとしてだけでなく、ハンモックも楽しみたい人におすすめです。

    使わないときはハンガーラックとして有効活用できるので、無駄なく使えるでしょう。アウトドアシーンなら、ぬれた服・タオルを天日干しするといった使い方もできます。

    ただし自立式であるため、重量があり、持ち運びはやや大変な場合もあります。特にハンモックにする場合、スタンドを大きく広げる必要があり、場所を取る点にも留意しておかなければなりません。

    後悔しないハンモックチェアの選び方

    ハンモックチェアを買った人の中には「大きすぎた」「寝づらかった」など後悔する人もすくなくありません。ハンモックチェアの選び方を解説するので、後悔しないためにもしっかりと押さえておきましょう。

    体や設置場所のサイズに合ったものを選ぶ

    ハンモックチェアは、使う人数によってサイズが分かれています。1人で使うのか、子どもと一緒に使うのかで選ぶべき大きさも異なります。

    複数人で使いたいときや、1人でゆったりと使いたいときは、大きめのものを選ぶとよいでしょう。室内に設置する場合は、サイズが合っているかどうかの確認が必要です。特に自立式や3WAYの場合は、フレームの幅が設置場所に収まるかが重要です。

    吊り下げ式の場合も、設置場所の高さがちょうどよいかを確認しましょう。

    素材で選ぶ

    ハンモックチェアの素材には、コットン・麻・化学繊維などの種類があります。また生地の作り方によって、クロスタイプとメッシュ(ネット)タイプに分けられます。

    肌触りを重視する人や、室内で使う人にはコットンや麻がおすすめです。触り心地がよいので、小さな子どもも座りやすいでしょう。

    ナイロンやポリエステルといった化学繊維は耐久性にたけているので、アウトドアに向いています。軽量なので、持ち運びも簡単です。

    クロスタイプは、生地をすきまなく織り込んだタイプで、保温性も高く、冬も暖かく過ごせます。また、デザインが豊富で、おしゃれな製品も多く販売されており選ぶ楽しさもあります。

    メッシュ(ネット)タイプは風通しがよく、夏場に最適です。伸縮性があるため、より包み込まれている感覚を得たい人にはおすすめです。

    耐荷重もチェック

    ハンモックチェア選びはサイズだけでなく、耐荷重もチェックしましょう。1人で使うなら、耐荷重は100kg程度で十分です。2人で使うなら、150~200kgあれば安心して座れます。

    耐荷重は、サイズに比例する傾向にあるため、使用人数・サイズと併せて考慮することがポイントです。以上の内容を総合的に判断し、自分にぴったりのハンモックチェアを選びましょう。

    おすすめの自立式ハンモックチェア

    自立式でおすすめのハンモックチェアを2つ紹介します。設置場所を選ばず、賃貸でも使えるので初めて買う人には特におすすめです。

    LOGOS「Tradcanvas ゆらゆらハンモックチェア」

    ベルトを調整することでリクライニングができ、ハンモックとチェアの2WAYで使えるポリエステル製のハンモックチェアです。座面は頭部まで覆うように設計されており、ヘッドレストも付いているため、ゆったりと体を預けられます。

    前後にゆらゆらと揺れるため、ハンモックのような浮遊感を楽しめます。右手には、ドリンクやスマホも入るポケットが付いているのも便利です。

    サイズは1人用・耐荷重は約130kgです。座面の裏側に転倒防止ストッパーが付いているので、しっかり持ちながら座るようにしましょう。

    LOGOS ロゴス
    Tradcanvas ゆらゆらハンモックチェア

    総重量:(約)5.7kg サイズ:(約)幅90×奥行68×高さ117cm(座高43cm) 収納サイズ:(約)幅92×奥行26×高さ20cm

    NEMO「スターゲイズ ラグジュアリー NM-STGLX」

    体重をかけるだけで、自動でちょうどよい位置まで背もたれが倒れる、オートリクライニング機能を備えたチェアです。背もたれのヘッドレストは好み位置に調整が可能です。

    フレームは飛行機にも使用されるアルミフレームを採用しており、不整地でも安定感を実現しています。

    生地はナイロンメッシュでできているため、通気性がよく暑い季節でも快適に使えます。サイドには、便利な小物入れとドリンクホルダー付きです。

    組み立て式ですが、構造がシンプルなので手間はかかりません。重量は約3.3kgと比較的持ち運びもしやすいところも魅力です。

    ニーモ
    スターゲイズ ラグジュアリー NM-STGLX

    本体重量: 3.2kg 耐荷重: 135kg 収納ケース付属 使用時サイズ: W92xD68xH112cm

    おすすめの吊り下げ式ハンモックチェア

    持ち運びのしやすさを重視する人には、吊り下げ式がおすすめです。吊り下げ式でおすすめのハンモックチェアを2つ紹介します。

    CAPTAIN STAG「パーム クッションチェアモック」

    2カ所で吊り下げるシンプルな構造をしたハンモックチェアです。重量はわずか約1kgのため、持ち運びのしやすさは抜群です。

    材質はコットンと化学繊維の混紡で、中にはウレタンフォームが入っているため、座り心地は抜群です。必要以上に場所を取らないため、邪魔になることはほとんどなさそうです。

    別売りのスタンドもあるので、持っておけば場所を選ばずに使えます。さらにシェードも別売りでラインナップされており、日差しが強い日でも快適に休憩ができます。耐荷重は約80kgです。

    キャプテンスタッグ
    パーム クッションチェアモック

    サイズ収納サイズ:(約)幅620×奥行460×厚さ80mm個装サイズ:48×11×50cm重量(約)1000g個装重量:1800g

    eno「Lounger Hanging Chair」

    吊り下げられる場所があれば、どこでも使えるハンモックチェアです。ヘッドレストが付いているため、頭まで深くもたれかかれます。前方はフットレストが付属しており、足を伸ばしてリラックスができます。

    川面にせり出した枝に吊るせば、まるで宙に浮くアクティビティのような使いかたも可能です。

    サイドにはドリンクホルダーも付いており、本を読みながらドリンクを飲んだり、眠くなったら昼寝をしたりといった、ぜいたくな時間を過ごせそうです。重量は約1.5kgなので、持ち運びも手軽です。

    eno
    Lounger Hanging Chair

    サイズ 178cm x 91cm x 91cm / 約15cm×46cm(収納時) 耐荷重 約113kg 重量 約1.5kg 

    おすすめの3WAYハンモックチェア

    ハンモック・チェア・ハンガーラックの3役をこなす便利なハンモックチェアを紹介します。ハンモックチェアの機能を余すことなく利用したいと思う人は、ぜひチェックしましょう。

    logos「3WAY スタンドハンモック」

    コットン製で肌触りがよいハンモックチェアです。接地面に合わせてフレームの先端が可動するため、安定性を確保しています。

    耐荷重は約100kgのため、1人で使うのに向いています。コットン製クッションが一つ付属するのもうれしいポイントです。ハンモック、チェアだけでなく、支柱を取り付けるだけでハンガーラックにもなるので、キャンプ中に衣類を干したいときにも役立ちます。

    ただし、重量が約10.7kgあるので、駐車場が近いか、車の近くでキャンプができるところでの使用がよさそうです。

    ロゴス
    3WAY スタンドハンモック

    サイズ:[ハンモック組立時](約)250×86×80.5cm(座高23cm)[ハンモックチェア組立時](約)121×86×106cm(座高33cm)[ハンガーラック組立時](約)121×86×106cm[ハンモック生地](約)192×149cm[ハンモックチェア生地](約)148×74cm[クッション](約)36×36×14cm サイズ:[ハンモック組立時](約)250×86×80.5cm(座高23cm)[ハンモックチェア組立時](約)121×86×106cm(座高33cm)[ハンガーラック組立時](約)121×86×106cm[ハンモック生地](約)192×149cm[ハンモックチェア生地](約)148×74cm[クッション](約)36×36×14cm
    収納サイズ:(約)120×19×19cm 耐荷重目安(静止荷重):(約)100kg

    まとめ

    ハンモックチェアはアクティビティの要素がある上に通常のチェアよりも座り心地がよく、リラックスしたい人におすすめです。用途や設置方法によって自立型・吊り下げ型・3WAYと分かれています。

    初めて買うなら、設置場所を選ばない自立型がおすすめですが、吊り下げタイプでも別売りでスタンドが販売されているケースもあるので、必要な場合はチェックしましょう。

    素材は主にコットンと化学繊維があり、コットンは肌触りがよく、化学繊維は耐久性や耐水性があります。メッシュ生地を選べば、通気性を確保できるので暑い季節でも快適に過ごせます。

    買ってから後悔しないように、用途・季節に合っているかをしっかりと見極めて選びましょう。

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