電車に乗って房総へ!アジサイとイタリアン満喫のほろ酔い1DAYトリップ | 日本の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

電車に乗って房総へ!アジサイとイタリアン満喫のほろ酔い1DAYトリップ

2022.06.29

いすみ鉄道「大多喜駅」前

いすみ鉄道「大多喜駅」です。

梅雨を楽しもうと思ったのがキッカケ

ジメジメしとしと、予定を立てづらい梅雨時期ではありますが、雨に濡れそぼった生き物たちの「生命力」が美しい季節でもあります。イキナリのにわか雨に当たると「なんだよ!」と思ってしまう心の狭い私ですけど、雨が降ってあたり前のこの時期は、頭のスイッチが切り替わるのかキライじゃないのです。そこまで暑くないし、意外と身体も動きやすい。

2022年6月18日のこと、久しぶりに外房は勝浦にある家に行ってきました。たまには公共の乗り物で、勝浦から日帰りで出かけようと思ったのでした。

外房・勝浦のいいところは「駅」があること

両親の仕事の関係でご縁があり1989年から通っている外房は勝浦の家です。父がこの場所に目を付けたのは歩ける場所に「鉄道駅がある」というところでした。東京駅から特急に乗れば1時間半足らずで青い海がお出迎え。もちろん私が暮らす世田谷のように深夜1時くらいまで電車は動いてないけれど、クルマでも電車でも行けるという「選択肢」があるというのは『酒好き』な旅人にはうれしいものです。また、調べたら歩いて行ける場所にバス停も発見。愛車のキャンピングカーを置いて、今回は犬も一緒に徒歩で動きましょう。

裏道を通ってバス停に向かう

●9:40●勝浦の家を出発。トレッキングではありません。ずいぶんな裏道を通ってバス停に向かっています。今回は公共の乗り物にイヌを載せるのでキャリーバッグ持参です。

ボストンテリアをバッグに入れる

約10分でバス停に到着。身体を目覚めさせるちょうどいい散歩でした。もうすぐバスが来ます。ボストンテリアの豊をバッグにinしましょう。

小湊鐵道バスでいすみ鉄道「大多喜駅」へ

「大多喜車庫」方面行きが到着

●10:02●長いこと勝浦に通っていますがバスに乗るのは初めて。土曜日の「大多喜車庫」方面行きはこの便だけです。貴重な1本! 緊張感を持って家を早めに出ました。

バスは時間通りにやって来ました。前方から乗車しようとするとドアが開かない。みんなで「ん?」と一瞬フリーズしましたが、あ、そうか、房総のバスは後方から乗るのね。ああ、「整理券」取らないと。のっけからギクシャクしまくりです(笑)。

ふだん勝浦へは、内房から外房に抜ける「国道297号線」を走ります。バスは国道から一本それた道を進みました。車窓を流れるのんびりした田舎の景色はなんだか新鮮で、50分弱で大多喜車庫に着いたのでした。1日1本だけのバス、乗客は私たちを含めて3組だけでした。

小湊鐵道バス(塩田病院~大多喜車庫)

・料金:大人630円、小学生320円、ペット無料(必ずキャリーバッグに入れること)

いすみ鉄道「デンタルサポート大多喜駅」

大多喜駅へ

バスと鉄道と、乗り継ぎ時間は想像以上にタイトでした(約8分)。急げ!

のんびり写真など撮っているヒマもなく、切符を買っていたら黄色い列車がやって来ました。私たちが最後の乗客。走って列車に飛び乗りました。向かい合う座席にみんなで腰を下ろすと、ディーゼルの小気味よい音が響いて車両が出発しました。降車予定の「国吉駅」は大多喜駅から3つめです。短い時間ですがのんびりしましょうか。

いすみ鉄道(大多喜~国吉駅)

・運賃:大人330円、子ども170円、ペット210円(身体の一部などが外に出ない専用のケージに入れること)

ランチは地元で愛されるイタリアンへ

駅から歩いて行けるレストランってどこだろう。しかもイヌもOKな。スマホで探したらありました。便利な世の中ですね。

見知らぬ路地を進む

見知らぬ路地を進みます。もしかしたらこの道は二度と歩くことはないかも…、な~んてことを想像する時間もすごく好きなんです。

あちこちにアジサイが咲いていた

あちこちにアジサイが咲き誇っていました。

別の種類のアジサイ

アジサイって普段は本当に地味ですけどね。梅雨時期になるとパーッと鮮やかな大輪でアピールしてきて、「お、こんなところに居たのか」という気持ちになります。

白い花のアジサイ

アジサイの花の色は土が「酸性だと青」、「アルカリ性だと赤」なんて聞いたことがあります。じゃぁ白は!? …アメリカで品種改良されたもので、土壌のPHは関係ないとか!?

息子たちは一生懸命ダンゴムシを探していた

アジサイ色したシャツを着た長男は、次男と一緒に一生懸命ダンゴムシを探していました。

レストランに到着

レストランの看板

国吉駅から約20分で到着。この白い看板が目印のお店です。

ログハウスのイタリアンレストラン「カンパーニャ」の外観

ログハウスのイタリアン、「カンパーニャ」。周りはのどかな田園です。蛙の声が気持ちいい。

テラス席はイヌもOK

テラス席はイヌもOK。

この日のランチメニュー

この日のランチメニュー。すべてサラダ、ドリンク、プチデザート付きです。

地元の食材を取り入れた料理が人気の「カンパーニャ」。ネットだけを頼りにお邪魔しましたがなかなかの繁盛店でした。お客さんがひっきりなしに訪れて。仕事中とおぼしき制服を着たグループが軽四輪に乗り合わせてワーッと駆けつける姿も見かけました。地元に愛されているお店なんですね。

次男がお隣席の初老のご夫婦をナンパしまして(笑)、彼らは勝浦の別荘からやって来たリピーターとのこと。もちろん私たちと違ってクルマですけれど。遠方からも楽しみに食べに来る方は多いようです。

ビールで乾杯

この一杯のためにバスと電車を乗り継いで~。

フレッシュトマトとベーコンのパスタ(1350円)

私がオーダーしたのは「フレッシュトマトとベーコンのパスタ(1,350円)」。生麺がもちもちでした。

私はいつもジブンでいろんなアレンジを加えてパスタを作っています。カンパーニャのそれは、「基本に忠実なトマトソース」。久しぶりにこういうパスタも美味しいなと夢中でいただきました。

豚ロースグリルきのこの和風ソース(1600円)

夫は「豚ロースグリルきのこの和風ソース(1,600円)」をオーダー。

肉がジューシーで白ワインが進む

「肉がジューシーだよ!」と、 みんなに分けてくれました。白ワインが進みますね(笑)。

子どもはふたりで「ミックスピザ(1350円)」をシェア

子どもはふたりで「ミックスピザ(1,350円)」をシェア。

ピザを食べる息子

チーズをにょーんと伸ばして、ふたりとも夢中で食べていました。

セットに付いてきた「葡萄のゼリー」

セットに付いてきた「葡萄のゼリー」は甘さ控えめで好みでした。

いすみ鉄道からいただいた紙の模型

息子たちは私たちがワインを飲んでいる間、いすみ鉄道からいただいた紙の模型を組み立てて遊んでいました。

帰りたがる犬

ハイハイ、そろそろ帰りましょうね。

イタリアンレストラン カンパーニャ

    • 営業時間:10:30~21:30(年中無休)
    • 所在地:千葉県いすみ市弥正109
    • アクセス:いすみ鉄道「国吉駅」から約1.2km
    • URL:https://www.restaurant-campagna.com

ふたたび勝浦方面へ

国吉駅発大原行きの13時台の便は1本しかありません。乗り逃したら大変。早めにお店を出発して、ふたたび駅に向かって歩き、予定通り13:37発の電車に乗ることができました。国吉駅の売店で購入した冷たいレモンサワーをちびりちびり、アジサイを車内から眺めつつ大原へと向かったのでした。

しかし事件が起こります

終点の大原駅からJR外房線に乗り換えて勝浦に戻ろうとしたところ、乗り継ぎに失敗したのです。というのも、いすみ鉄道は降りる際に前方の運転手さん側にある「料金箱」に整理券と運賃を入れます。バスと同じスタイルですね。終点だし、けっこう並びました。ハイ…、乗り継ぎ時間がここでもけっこうタイトで、乗ろうと思っていたJRが行ってしまったというわけでした。

運転手さんいわく「大原でJRに乗り換えるときは早めに料金箱の前に並んでスタンバッておいたほうが安全!」とのこと。なるほどー。シロウトな動きをしてしまいました。ちなみに、いすみ鉄道は14:54に大原駅着、JR外房線大原駅発が15:01でした。ホームはスグそこだったんですけどね~、残念。

JR外房線大原駅前

JR外房線大原駅に着きましたが…。

さてどうしよう。約10分後にも電車は来るのですが、それは「特急」とか。つまり乗車券のほかに特急料金を500円ずつ計1,500円も余計に取られてしまいます。それなら約1時間後の普通列車を待ってSuicaでピッと242円(大人)で帰りましょう。

大原駅でもダンゴムシ探す息子たち

2人はここでもまたダンゴムシ探しを始めました。次男の両手のなかには…(略)。

大人はベンチに座ってコンビニで買ったハイボールをぐびぐび。私たちは時間を潰す天才でしょうか(笑)。「あっ!」という間に1時間経って、普通列車がやって来たのでした。

勝浦駅に到着

●16:21●勝浦駅に無事到着。いろいろあった1DAYトリップでしたけど、楽しかったね。

JRでペットと乗車するには

ケージは3辺の最大の和が120cm以内、動物を合わせた重さが10kg以内までOK。手回り品切符290円で乗車できます。

私が書きました!
旅のエッセイスト
国井律子
1975年東京生まれ。大学卒業後ラジオレポーターなどを経て二輪雑誌でエッセイスト・デビュー。現在は、オートバイのほか、旅、クルマ、自転車、サーフィン、スノーボード、アウトドアなど多趣味をいかしたエッセイを執筆中。ハーレーダビッドソン/スポーツスター1200xl、HONDA XR230、キャンピングカー所有。自転車はデローザ、寺田商会/minidisk、電動アシスト付きママチャリ。旅が好きなのと同時に、おうちも大好き。家での一番の趣味は収納。いかにラクするか考えること、「時短」という言葉も大好き。嫌いな言葉は「二度手間」。インテリア、ネットショッピング、お取り寄せグルメ・酒、手抜きおつまみ作りに熱心。「痩せたい」というのが口癖。飼い犬はボストンテリア。ふたりの男児の母でもある。https://ameblo.jp/kuniritsu/
この記事をシェアしよう!

関連記事

『 日本の旅 』新着編集部記事

おすすめ記事

【消費税の価格表記について】
記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年3月以前の記事に関しては(税抜)表示の場合もあります。