コスパの高いオリジナルのキャンプ用品をお探しなら、ホームセンターをチェックするべし。この春、ワークマンも満を持してアウトドア用品に参入! ということで、ホームセンターやワークマンの注目のアイテムをピックアップしてご紹介します。
いまキャンプ用品はプライベートブランド商品が狙い目
キャンプ用品において、値段が安いと機能はあまり……という固定概念は、もう昔の話。コスパの高いギアが続々と増えている。注目は、ホムセンのプライベートブランド(PB)と、今年から参入したワークマン。
共通しているのは、大量発注により製造コストを抑え、品質はそのままに手頃な価格で提供していること。また、定番のデザインにワンポイント機能を付加し、使い勝手や快適性を上げているのも見逃せない。さらに、キャンプを知り尽くしたインフルエンサーに監修してもらうことで、ユーザー目線で必要な機能を盛り込むところも興味深い。価格と機能を照らし合わせながら、ホムセンのPBとワークマンの新商品をチェックしよう。
「ワークマン/フィールドコア」の要注目キャンプ用品
ワークマンが展開するシリーズ。作業着分野で培った技術を普段着やアウトドアウェア・ギアに生かすことで、高い品質を維持しながら低価格を実現。130種類を展開予定。
BASIC ドームテント
¥4,900
SGマーク認証の安全なエントリーモデル
製品安全協会が定める安全基準に合格したソロテント。耐水圧2,000㎜のフライを採用し、インナーは吊り下げ式で設営も簡単。「フライにリアルカモ柄を使うのが粋です」(チェック担当:BE-PAL編集部・オガワ ※以下同)
- サイズ(約)=210×101×H90cm
- 収納サイズ(約)=直径13×55cm
- 重量(約)=2.5kg
天井にはランタンフックがあるが、付属のギアポケットを付けることも可能。「スマホや濡れたくないものの収納に便利」
ワイド耐熱 フィールドテーブル
¥3,500
熱〜い調理道具も安心して置ける
アルミ製の天板に耐熱加工を。調理したての道具を置いたり燃焼器具を使ったりしても熱くなりにくい。「2人で使っても余裕の幅ですね!」
- サイズ(約)=63.3×40.0×H50.0cm
- 収納サイズ(約)=50.9×12.5×H12.9cm
- 重量(約)=1.5kg
- 耐荷重(約)=20kg(静荷重)
アルミローチェア
¥2,500
背中のムレを軽減する特徴的なデザイン
ひだのような4段のメッシュ生地を配し、通気性を向上させたコンパクトチェア。生地には独自の耐久撥水加工を施す。「雨の日でも安心ですね!」
- サイズ(約)=55×54×H65cm
- 収納サイズ(約)=45×13×H15cm
- 重量(約)=1.0kg
フュージョンダウンシュラフ
¥7,800
ダウン混合寝袋が1万円以下で買える!
ダウンと化繊を混ぜた独自素材を封入し、下限温度はマイナス1度Cを実現。表地には高撥水加工を施し、中綿が濡れる心配なし。「ダブルファスナーで足だけ外に出せます」
- サイズ(約)=230×80×H50cm
- 収納サイズ(約)=直径13×55cm
- 重量(約)=900g
BASICアルミローコット
¥5,800
超撥水加工で泥汚れもしっかり落ちる
5本の脚で体を支えるローコット。耐荷重は100kgで、フレームにアルミ合金を使用することで軽量に。「ソロテントの中にぴったり入る大きさで快適に寝られそうですね」
- サイズ(約)=190×65×H16cm
- 収納サイズ(約)=45×16×H16cm
- 重量(約)=2.4kg
TANOSHIBI 軽量ハンドアッキス
¥1,780
鉈と片手斧の特徴をいいとこ取り!
鉈に近いサイズながら、片手斧のような広い刃で薪割りができる。小薪を割る程度ならバトニングも可能。「刃はやや細いので、フェザースティックなど細かい作業も◎」
- 全長(約)=32cm
- 重量(約)=400g
問い合わせ先:ワークマン https://www.workman.co.jp
「ナフコ」の要注目キャンプ用品
福岡県を拠点に全国360店舗を展開(2021年12月末時点)。オリジナルブランドは、ファニチャーや焚き火用品に力を入れている。
ジュラルミンフレーム2WAYチェア
¥5,980
使用するシーンに応じて最適な高さに
そのまま組み立てると座面高は35cm、脚をフレームから抜けば20cmになる2段階調整。横に広いメッシュ生地で通気性も抜群。
- サイズ(約)=51×53×H67cm
- 収納サイズ(約)=36×12×H14cm
- 総重量(約)=960g
KINGチェア
¥5,480
一度座ったら快適過ぎて立てない!?
クッション内蔵の生地でふわっとした座り心地を得られる収束型チェア。「サイドにボトルポケットもあります」
- サイズ(約)=89×79×H91cm
- 収納サイズ(約)=110×25×H27cm
- 重量(約)=5.1kg
ファイヤースクリーンラージ
¥4,580
風を防いで安定した炎を満喫
ファミリーサイズの大型焚き火台にも対応する高さ90cmの風防。「隣のサイトに火の粉が飛びにくくて安心」
- サイズ(約)=240×H90cm
- 収納サイズ(約)=54×13×H13cm
- 重量(約)=1.8kg
フレイムストーブ MAX ミニ
¥17,800
二次燃焼機能で焚き火をとことん楽しめる!
完売続きの人気焚き火台に小型サイズが登場。下の穴から空気を取り入れ、焚き火の燃焼を促す。「ベージュカラーの収納袋もいい」
- サイズ(約)=直径28×32cm
- 収納サイズ(約)=直径28×20cm
- 総重量(約)=3.8kg
ポータブルハイバックチェア
¥3,480
枕と収納ポケットなど欲しいオプションがセット
頭を後ろへ預けられるハイバックタイプ。幅と厚みがある枕は、横を向いても支えられる。「横のポケットも便利」
- サイズ(約)=58×68×H88cm
- 収納サイズ(約)=46×16×H16cm
- 重量(約)=2.2kg
問い合わせ先:ナフコ 0120-725-406 http://www.nafco.tv/
「コメリ/ナチュラルシーズン」の要注目キャンプ用品
新潟を拠点に全国1,214店舗を展開(2022年3月末時点)。自社ブランドは、テントから小物まで200点以上も販売。
アウトドアストレージテーブル
¥4,980
片付けも作業もこれで完結!
約40リットルの容量を持ったストレージテーブル。丈夫な素材が入った天板は耐荷重約3kgで、食材をカットするといった作業にも便利。
- サイズ(約)=48×42×H64cm
- 収納サイズ(約)=10×15×H82cm
- 重量(約)=1.8kg
内側にウェビングテープを配し、付属のS字フックやカラビナを引っ掛けられる。
アウトドアソロソファー
¥6,980
脚を伸ばしてくつろげる
中綿が入った生地でソファのような座り心地のチェア。「収束タイプで持ち運びも簡単」
- サイズ(約)=90×85×H100cm
- 収納サイズ(約)=22×22×H108cm
- 重量(約)=5.5g
軽量アルミキャンピングローコット
¥8,800
5本脚で支えて寝返りも◎
生地、フレーム、脚に分解してコンパクトに収納可。「全長190cmでゆったり寝られます」
- サイズ(約)=190×64×H14cm
- 収納サイズ(約)=15.5×13×H44.5cm
- 重量(約)=2.2kg
ハードクーラーボックス
¥14,800
高性能なのにこの価格
一体成形構造を採用し、保冷力と頑丈さを両立。「鍵取り付け穴があり施錠もできます」
- サイズ(約)=63.3×35×H33.6cm
- 容量(約)=25リットル
アンティーク オイルランタン
¥1,980
鉄製フレームで洒落た雰囲気
白灯油かパラフィンオイルで灯す本格オイルランタン。容量200mlで最長14時間点灯。「デザインが渋い!」
- サイズ(約)=13×12×H25cm
- 重量(約)=400g
問い合わせ先:コメリお客様相談室 025(371)4805
「コーナン」の要注目キャンプ用品
大阪を拠点に全国481店舗を展開(2021年2月時点)。今期はファニチャーをメインに販売。
キャリーワゴン
¥10,780
定番キャリーが収納力をアップして登場
片側に大小5つのポケットを配したストレージを装備。収束してたたむとストレージが周りをグルッと1周し、その状態でもモノを収納できる。
- サイズ(約)=100×480×H95cm
- 収納サイズ(約)=25×38×H74cm
- 総重量(約)=9.25kg
耐荷重80kgで、重いものを入れても難なく運べる。広いハンドルで握りやすく引きやすい。
折りたたみローチェア
¥5,478
天然竹素材のひじ掛けがアクセント
生地からフレームまで真っ黒に仕上げたシックなローチェア。「ひじ掛けが短めで、焚き火などの作業がしやすい!」
- サイズ(約)=55×61.5×H68cm
- 収納サイズ(約)=55×64.5×H8cm
- 総重量(約)=3.8kg
ムーンチェア
¥3,828
高いひじ掛けでゆったり座れる
ひじ掛けからバックまでひとつなぎの生地を使ったミドル高チェア。「程よくクッションが入り、病み付きになる!」
- サイズ(約)=80×65×H81cm
- 重量(約)=4.2kg
ソフトクーラーバッグ 35L
¥2,728
35リットルでたっぷり入る
2リットルのペットボトルなどが入る大容量サイズ。ショルダーベルトで肩かけも。「フロントポケットに保冷剤を入れられます」
- サイズ(約)=38×35×H30cm
- 重量(約)=0.8kg
問い合わせ先:コーナン商事 https://www.hc-kohnan.com/
BE-PAL流 ギア選びのポイント
- 自然に馴染む、もしくはアクセントになるカラー
- 他のギアに合わせやすいすっきりしたデザイン
- だけど、ワンポイント大胆な機能を盛り込んでいるもの
※構成/小川迪裕 撮影/小倉雄一郎(使用シーン)(BE-PAL2022年5月号より)