海沿いを散歩して南房総・千倉町の「白間津のお花畑」に春の花を摘みに行こう! | 日本の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2022.03.14

    海沿いを散歩して南房総・千倉町の「白間津のお花畑」に春の花を摘みに行こう!

    白間津のお花畑で花摘みをする国井ファミリー

    太平洋に面した国道410号線沿いの「白間津(しらまづ)のお花畑」。温暖な気候を利用して露地栽培が盛んな土地です。今年は冬が長かったので、まだまだ花摘みが楽しめますよ!

    今年は春が遅い

    例年、千倉界隈に広がるお花畑は、年末ごろからお彼岸くらいまでが見ごろといわれています。しかし、昨年末、観光協会に電話して聞いたところ、「今年は冬が厳しいから開花は全然まだですねぇ……」と。急きょ旅先を変更したのでした。

    2月も終わりに近づき、さすがにもう咲いているだろうと再度連絡。「ボチボチです!」の返答をいただき、キャンピングカーで散歩がてら花摘みに行ってきました。

    「道の駅ちくら潮風王国」からお散歩スタート

    今回は、「道の駅ちくら潮風王国」にクルマを停め、そこから歩いてお花畑に向かいました。「白間津のお花畑」までは往復で約5km。見どころを紹介する写真には通過時間を書き込みました。わが家は3歳児とゆっくり歩いています。お子様連れの参考にしていただけると幸いです。

    道の駅ちくら潮風王国にクルマを止め歩きはじめました

    ●12:29●道の駅ちくら潮風王国から海沿いを歩いてお花畑に向かいました。

    今年に入ってから爆発的に感染拡大したコロナ第6波(オミクロン)。なんだかターゲットは子どもたちだったような気がします。幾度となく次男の保育園が休園になったり、実際次男も罹患して(運良く軽症でしたが)、家族全員10日間の隔離生活。8歳の長男はリモートで授業を受けました。

    幸い長男にも感染しなかったのですが、コロナとは、家族とは、仕事とは……、ずいぶんいろいろ考えさせられる貴重な時間となりました。だからこの千倉は、満を持しての旅となったのでした。いやー自宅待機、長かった。とにかく身体を動かしたい!

    白間津のお花畑には駐車場もありますが、せっかくなので散歩も兼ねて歩いて向かうことに。

    堤防に描かれた素敵なウォールアート

    ●12:37●千倉といえば堤防に描かれたすてきアート!

    猫が描かれた防波堤

    海にアートに、最高の散歩道です。

    目の前に見えてきた南房千倉大橋

    ●12:46●目の前に見えてきたのは南房千倉大橋。

    橋の上を通過するオートバイのツーリングライダー

    この日は、ツーリングライダーの姿もたくさん見かけました。青い海、少し霞がかった水色の空。オートバイも徒歩もお互い気持ちよかったですね!

    海辺でおにぎりを食べる子ども

    ●12:57●道から海までは簡単に下りられます。

    潮風王国から約1.5km、ゆっくり約30分ほど歩いたところでお昼にしました。まぁ、お昼というか軽食ですが。

    リュックに入れてきたコンビニのサンドイッチ

    わが家のトレッキングでは、いつもコンビニのおにぎりやらサンドイッチやらを全員のリュックに入れています。絶景を眺めながらパクリ。何でもないコンビニごはんが、ご馳走に変わる瞬間! われながら安上がりですね~(笑)。

    ピーヒョロロロと天敵現る! 海沿いでのトンビは要注意ですね。

    ピーヒョロロロと天敵現わる! 海沿いではトンビに要注意です。

    空を見ると、江ノ島など海沿いの観光地で、人間の食べ物をみごとにサッ! と盗って行く姿がニュースにもなっているトンビの姿が…。食料狙いか、何羽も旋回していました。羽を広げると150cmくらいになるとか。近くで見ると意外と大きくドキッとします。もう一個サンドイッチを食べたかったけど、こいつらに目を付けられたら面倒くさいので先に進みましょう。

    海岸線を歩く親子

    ●13:12●日本離れした風景のなか、歩いていきます。風がちょっと強いけど春って感じで気持ちいいなぁ。

    海沿いにはキャンプ場もありました

    海沿いにはキャンプ場もありました。

    白間津までの道標

    もうすぐ白間津です。

    「白間津のお花畑」に到着

    お花畑の向こう見える太平洋

    ●13:27●お花畑に到着。畑の向こうに太平洋が見える、気持ちいい景色です。

    白間津のお花畑に到着。花の種類はさまざまで、ストック、ベニジューム、カーネーション、金魚草、キンセンカ、スターチスなど。このときポピーはまだつぼみでした。

    敷地内には商店が何店舗か入っており、咲いている種類や開花状況が少しずつ違うので、ぐるりと一周してみることをおすすめします。

    花切りバサミを貸りて花を積む子ども

    花切りバサミを貸してくれます。子どもは力が弱いので、一緒に切ってあげました。

    足下が土の箇所もあるのでスニーカーなど歩きやすい靴がおすすめ

    足下が土の箇所もあるので、スニーカーなど歩きやすい靴がおすすめです。

    母と子どもでで花を摘む様子

    子どもにハサミを渡し、「順番で2本ずつ摘んでいいよ」と言ったら、まぁずいぶんドぎつい色合いの花を摘んでくれますこと(笑)。

    410号線沿いにある花畑で花を摘む親子

    もっと昔は国道410号線沿いに花畑が延々続いていた印象でした。2019年に発生した令和元年房総台風以降、お花を作っていない畑もあるそう。やはり花摘みなら白間津がオススメと観光協会の方。

    摘んできたお花をキッチンに飾った様子

    摘んできたお花は外房の家に飾りました。キッチンマットの色とばっちりシンクロして、まんざらでもなかったです。世田谷に戻ってからも1週間くらい元気に咲いて楽しませてくれました。

    撮影用にあえて満開のお花を選びました。そうしたらお店のオバチャン、500円を400円におまけしてくれました。ありがとうございます!

    元来た道を歩いて戻る子ども

    ●13:50●さて、元来た道を戻りましょう!

    施設情報

    南房総千倉町白間津のお花畑

    営業時間:9時30分ごろから16時ごろまで
    花摘み期間:3月18日ごろまで
    お花見期間:3月31日まで
    料金:入園無料(お花摘みには別途料金がかかります)
    所在地:千葉県南房総市千倉町白間津
    駐車場:道を挟んだ向かいにあります
    https://www.mboso-etoko.jp/cgi-bin/co_kanihp/info.asp?uid=205&p=7

    「道の駅ちくら潮風王国」までウォーキング

    白間津のお花畑から約2.4km。「道の駅ちくら潮風王国」まで来た道を歩いて戻りました。

    道の駅ちくら潮風王国に到着

    ●14:50●「道の駅ちくら潮風王国」に戻ってきました。広大な敷地内には自由に乗れる漁船が展示されています。子どもたち大喜び!

    道の駅に展示された「第一千倉丸」

    かつて漁業で栄えた千倉を象徴する「第一千倉丸」は乗ることもできます。当時サバ、サンマ漁に使われていた70tクラスの漁船のレプリカだそう。

    船室に入ることもできます

    操舵室に入ることもできます。この人たちが運転する船にだけは乗りたくないと思ってしまった(笑)。

    敷地内にあるキックバイクのパーク

    敷地内にはキックバイクに乗れるパークもあります。

    館内のど真ん中に設置された鮮魚のイケス

    館内のど真ん中に設置された鮮魚のイケス。

    近辺の海で獲れた魚が並んでいました

    近辺の海で獲れた魚が並んでいました。道の駅ですが、館内はまるで魚屋のように本格的。

    キャンピングカーに戻っておやつを食べる様子

    キャピングカーに戻っておやつタイム。

    次男のコロナ隔離明け直後だったので、飲食店にお邪魔するのは遠慮しましたが、この界隈には、おいしそうなうどん屋とか、海鮮系の定食屋とか、いろいろ見かけました。次回はサーフィンついでに行きたいなぁ!

    施設情報

    道の駅ちくら潮風王国

    営業時間:9時〜17時
    定休日:水曜(1~3月、8月は無休)
    所在地:千葉県南房総市千倉町1051
    https://shiokaze-oukoku.jp/

    私が書きました!
    旅のエッセイスト
    国井律子
    1975年東京生まれ。大学卒業後ラジオレポーターなどを経て二輪雑誌でエッセイスト・デビュー。現在は、オートバイのほか、旅、クルマ、自転車、サーフィン、スノーボード、アウトドアなど多趣味をいかしたエッセイを執筆中。ハーレーダビッドソン/スポーツスター1200xl、HONDA XR230、キャンピングカー所有。自転車はデローザ、寺田商会/minidisk、電動アシスト付きママチャリ。旅が好きなのと同時に、おうちも大好き。家での一番の趣味は収納。いかにラクするか考えること、「時短」という言葉も大好き。嫌いな言葉は「二度手間」。インテリア、ネットショッピング、お取り寄せグルメ・酒、手抜きおつまみ作りに熱心。「痩せたい」というのが口癖。飼い犬はボストンテリア。ふたりの男児の母でもある。https://ameblo.jp/kuniritsu/

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