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  • マイナス40度Cに耐えられるスノーブーツの決定版。ソレル「カリブー」の魅力にせまる

    2022.01.09 斎藤純平

    雪の上に置かれているソレル・カリブー

    筆者私物。

    スノーブーツの代名詞的存在

    1962年にカナダで設立されたソレル(SOREL)。

    シロクマを用いた印象的なロゴがよく知られており、おもにアウトドア好きの人の間で人気のブランドです。

    そしてそのソレルを代表するアイテムが、今回取りあげる「カリブー」。

    ヌバックレザー製のアッパーと、ラバー製のボトムが印象的なスノーブーツです。

    ソレル・カリブーを履いている足

    ブーツインスタイルが様になるスノーブーツです。

    カリブーの特徴といえば、きわめて優秀な保温性。マイナス40度Cまで耐えられることをウリとしているほどです。

    それが本当であれば、日本のどこへ行っても通用するはず。

    実際に雪国で暮らす筆者としても、カリブーを履いている状態で足に寒さを感じたことはありません。

    ソレルのロゴ

    シロクマのロゴが可愛らしくも、カッコよくも感じます。

    原型が完成してから数十年に渡ってほぼ形を変えていない、まさに完成されたプロダクト。

    そんなカリブーの魅力をお伝えします。

    圧倒的な保温性をもたらすインナーブーツ

    インナーブーツをブーツ本体から抜いている

    インナーブーツは簡単に着脱できます。

    ソレルが持つ、圧倒的なほどの保温性。それにもっとも大きく貢献しているのが、4層構造を採用したフェルト製のインナーブーツです。

    内側と外側で異なる素材を用い、中間層には熱を反射するアルミフィルムを内蔵。外気から伝わる冷たさをカットするとともに、内部の温度をキープしてくれます。

    履き心地のよさも長所です。インナーブーツは厚さが9mmもあり、クッション性に富んだ快適な装着感をもたらします。

    履き口のボアに雪がついている

    ボアがあるおかげで、雪がほとんど侵入しません。

    履き口にはボアをあしらい、上部からの雪の入り込みをブロック。見た目における温かさを感じさせるとともに、ファッション性にも貢献しています。

    そしてインナーブーツは着脱可能。仮に濡れてしまっても、取り外してスピーディーに乾かせます。

    ラバー性のボトムは完全防水

    つま先に水をかけている

    深い水たまりに足を入れても濡れません。

    カリブーの大きな特徴の1つである、ラバー性のボトム。この部分は水の浸入をいっさい許さない、完全防水仕様。

    水たまりはもちろんのこと、雪の降りはじめや雪解けの時期にありがちな、シャーベット状になった雪の上も気にせず歩けます。

    ブーツのタンを広げている

    タン(ベロ)を広げるとこのとおり。20cmほどの高さまでカバーします。

    ヌバックレザー製のアッパーもまた、すぐれた防水性を確保。

    防水シームシールや、タン(ベロ)とアッパーがつながった構造など、水の浸入を防止する機能が充実しています。

    ミッドソールには、厚さ2.5mmの「圧縮フェルトフロストプラグ」なる素材を搭載。雪から伝わる苛烈なほどの冷たさも、強力にブロックします。

    これらの装備によって外気による冷え、雪から伝わる冷たさ、そして雪や水の侵入を防ぐことにより、異次元の保温性能を実現。

    足を通したあとにシューレースをしっかり結び、隙間がない状態にすることで、カリブーが持つ保温性能を最大限発揮させられます。

    雪上で強力にグリップする特徴的なソール

    ソールのアップ

    丸い突起が並んだ、特徴的なソール。

    カリブーのソールには、ほかのメーカーのブーツではまず見られない特徴的なパターンが採用されています。

    コブの1つ1つが雪にしっかり食らいつき、踏み込みの力を余すことなく地面に伝えます。

    ソールを指で押している

    グニグニと指で押し込めるほどやわらかいソール。

    ソール自体がやわらかく、地面の凹凸に沿うようにコブが動く点も独特。足の裏に伝わる感触で地面の状態がよくわかり、適切な足運びを可能としています。

    雪が挟まりにくいのもカリブーの強みです。ソールの溝が雪で埋まってしまい、グリップ力が低下することがありません。

    防寒性能にスポットが当てられることが多いカリブーですが、歩きやすさもなかなかのもの。

    “静”と“動”の両面において、不足を感じさせない素性のよさ。それもまた、長年愛され続けている理由の1つであるように感じます。

    インナーブーツは単品で購入できる!

    2つのインナーブーツを手に持っている

    消耗してきたら、丸ごと交換できます。

    カリブーのすぐれた保温性能の肝をになうインナーブーツ。劣化や破損が見られた場合、単品での購入が可能です。

    同じ靴を毎日のように、そして何年も履き続けたいタイプの人も少なくないはず。

    その理由も「足によく馴染んでいるから」であったり「強い思い入れがあるから」であったりと、さまざまあることでしょう。

    しかしどんな靴であれ、常に摩擦が生じるインナーの消耗は避けられません。

    ゆくゆくは穴があいたり破れてしまったりと、買い替えを余儀なくされる時期がきます。

    その点カリブーなら問題なし。インナーに穴があいたからといって、大切にしていたブーツそのものとお別れする必要はありません。

    この安心感、ハンパではない

    ソレル・カリブーを履いて歩いている足もと

    ハイレベルな快適性と信頼性を約束するブーツ。それがソレル・カリブー。

    たくみな素材選びと4層からなる構造により、卓越した保温性をもたらすインナーブーツ。

    それを包み込む、防水仕様の堅牢なアッパー。

    そして確実な歩行をサポートするソール。

    これらの要素がもたらすのは、どこへでも踏み込んでいけそうに思えるほどの安心感です。

    また、アウトドア用途における性能の高さもさることながら、ファッションアイテムとしても優秀です。

    ラバーと革、あるいはラバーとナイロン素材を融合させたスタイルは、まさに昨今のトレンド。そしてカリブーのカラー展開は、アースカラーやブラックが中心です。

    そのためどのようなファッションにもあわせやすく、存在感がありながらも決して悪目立ちしません。

    週末のアクティビティーから日頃のタウンユースまで、シーンを選ばず気軽に履けます。

    その点もまた、ソレルのカリブーが持つ“安心感”の1つといえるのではないでしょうか。

    ソレル(SOREL)カリブー WP メンズ

    カラー:バフ、ブラック・ダークストーン、ブルーノ
    サイズ:25〜30cm
    重量:片足901g(27cm)
    価格:22,000円

    ソレル(SOREL)カリブー WP ウィメンズ

    カラー:バフ、ブラック・ストーン、シェール・ストーン
    サイズ:22〜26cm
    重量:片足901g(24cm)
    価格:22,000円

    私が書きました!
    アウトドアライター
    斎藤純平
    キャンプに関する記事を中心に執筆しているアウトドアライター。趣味はキャンプ・国内旅行・バイク・スキューバダイビング。温泉や神社を巡るのも好きで、そこそこ詳しい自信あり。どこにも定住しない自由気ままな生活を目指すため、ライターとして活動している。

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