スマホで撮影した画像をワイドフォーマットフィルム(86×108mm)にプリントできるスマホ用プリンター「instax Link WIDE」(インスタックス リンク ワイド)が登場。これまでのカードサイズの“チェキ”フィルムの2倍の大きさでプリントできる。

ボディーカラーはアッシュホワイト(左)とモカグレイの2色。
写真の楽しみが広がる多彩なプリントモード
対応するフィルムサイズが大きくなったことで、風景写真や大人数での集合写真などの幅広い表現が可能に。“チェキ”プリントならではの柔らかい風合いが楽しめる「instax-Naturalモード」を従来機から継承したほか、色彩を豊かに表現できる「instax-Richモード」を新搭載した。

「instax-Naturalモード」(左)と「instax-Richモード」。
さらに、QRコードを撮影画像に組み込んでプリントできる「QR Printモード」も装備。地図上の位置情報や録音データ、テキストメッセージをQRコード化して画像にプリントすることもできる。

位置情報などをQRコード化してプリント可能。
また、好みのグリーティングカードをオンデマンドで作成できる「エディタブルテンプレート」も搭載。誕生日やウェディングなどのイベントに利用できる29種類のテンプレートがあり、好みに応じて色や文字も自由に編集することができる。
外出先で手軽にプリントできる小型軽量デザイン
ワイドフォーマット対応でありながら、プリンター本体は小型・軽量の「instax Link WIDE」。USB充電で使えるためACアダプターが必要なく、プリンターとスマートフォンがあれば外出先でも気軽にプリントを楽しめる。
バッテリーは内蔵式で、充電時間は約80~120分、プリント枚数の目安は約100枚。本体の充電はmicro USB端子を利用する。

持ち運びに便利なハンドストラップも同梱。
シンプルでスムーズな操作性
専用アプリは、スワイプ操作で画像を転送できたり動画からの切り出しを行えたりと、直感的な操作性を実現。新たに、画像をデコレーションできる「ステッカー機能」を追加した。スマホのOSに搭載されている絵文字のほか、専用アプリのデザインステッカー100種類を使用できる。また、自分で描いた絵や文字を用いてオリジナルステッカーを作成できる「Sketch, edit & print」機能も搭載している。

専用アプリでのスワイプ操作。
Bluetooth(Ver.4.2、LE対応)による無線接続に対応。画像はJPEGをはじめ、PNG、HEIF、DNGの各フォーマットデータのプリントに対応している。
なお、「instax Link WIDE」の発売に合わせ、ワイドフォーマットフィルム「BLACK」も同時発売された。写真を一層引き立てクールな印象を与える黒フレームのワイドフィルムだ。
1パック10枚入り。オープン価格。

ワイドフォーマットフィルム「BLACK」。
「instax Link WIDE」製品仕様
記録方式:有機ELによる3色露光方式
使用フィルム:富士フイルム インスタントフィルム instax WIDE(別売)
フィルム枚数:10枚/パック
プリント画面サイズ:62×99mm
プリント画素数:800×1260ドット
プリント解像度:12.5ドット/mm(318dpi、80μmドットピッチ)
プリント階調:RGB各色256階調
インターフェース:準拠規格:Bluetooth Ver.4.2(BLE)
プリント可能画像フォーマット:JPEG、PNG、HEIF、DNG
画像書き込み時間:画像データ受信完了後、書き込みからフィルム排出まで約12秒
プリント枚数の目安:約100枚(フル充電から)※使用条件によりプリント枚数は異なる
電源:リチウムイオン電池(内蔵型:取り外し不可)
充電時間:約80〜120分※気温、バッテリーの残量によって異なる
消費電力:約3W
動作環境:温度 +5度〜+40度 湿度 20%〜80%(結露しないこと)
本体外形寸法:139×127.5×33.7mm(突起部除く)
本体質量:340g(フィルム別)
同梱物:Micro USBケーブル(BOD700-101、長さ30cm)、スタンド(1個)、ストラップ(1個)
オープン価格(実勢価格約17,800円)
「instax」公式サイト
https://instax.jp/