トレイルランニングを始めよう。必要な装備やマナーをしっかり確認 | トレイルランニング 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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  • トレイルランニングを始めよう。必要な装備やマナーをしっかり確認

    2021.08.18

    舗装されていない道を走るトレイルランニングは、近年注目を集めているスポーツの一つですが、安全性を確保しながらマナーを守って取り組む必要があります。トレイルランニングを始めるにあたり、必要な装備や注意するべきマナーについて紹介します。

    トレイルランニングとは

    (出典) unsplash.com

    トレイルランニングは注目度や人気が急上昇しているとはいえ、まだ詳しく知らない人も多いスポーツです。まずは、トレイルランニングを始める際に必要な基礎知識を解説します。

    舗装されていない道を走ること

    トレイルは『未舗装路』や『林道』、『登山道』といった意味を持つ英語で、トレイルランニングとは、高低差があるような舗装されていない野山を走る競技です。最近では日本でも専門雑誌が創刊されるなど、老若男女問わず注目が集まっているアウトドアスポーツといえます。

    ハイキングコースや登山道など、自然が豊かで木陰で涼しい環境を走ることが多いため、長距離走の夏場の練習として利用する人が多いのも特徴です。

    しかし舗装された道に比べると走りにくく、使用するシューズや装備も通常のランニングとは異なります。初心者のみで行なうと危険をともなう可能性があり、必ず明るい間に下山するなど注意点も多いスポーツです。

    大自然の中を走る爽快感が魅力

    トレイルランニングは、大自然のフィールドを駆ける爽快感が最大の魅力です。登山やハイキングなどでゆったりと自然を堪能するのが好きな人も、新たな楽しみを発見できるでしょう。

    大自然の中を走るトレイルランニングは、リラックス効果や脳の活性化を期待できるのも特徴です。林道や登山道など森林を走る中で『フィトンチッド』という木の匂いに包まれ、これによりリラックス効果と記憶を司る脳の『海馬』を刺激するといわれています。

    また、舗装されていない道をランニングする場合は、路面状況を瞬時に判断して転倒などの危険を防ぐ空間認知能力が必須です。そのため、脳に刺激を与えることも可能だと考えられています。

    トレイルランニングに必要な装備

    (出典) unsplash.com

    トレイルランニングを行なうにあたり、通常のランニングと異なった装備を整える必要があります。トレイルランニングを始める場合は、安全性を確保するためにしっかりと準備しましょう。

    トレイルランニングシューズ

    トレイルランニングには、専用のシューズが必要です。高低差のある不安定な路面を走るので、グリップの効くトレイルランニング用のシューズでないと危険がともなうリスクがあります

    トレイルランニングシューズと、通常のランニングシューズの大きな違いは『ソール』です。通常のランニングシューズのソールは、前に進むための機能が重視されています。一方トレイルランニングシューズは、滑らないようなグリップやクッション性を重視しています。

    晴れていたとしても、登山道や林道は前日の雨水や湧き水でぬかるんでいる可能性があるので、『ゴアテックス』などの防水素材を選ぶのが最適です。

    ウエア

    トレイルランニングには、ランニング用のウエアに加えて『レインウエア』が必須です。高低差のある山は標高が上がるほど気温が下がり、天候も変動しやすくなるため、突然の雨によって濡れてしまう可能性があります。

    体温低下を防ぐためにも、防水加工が施されているレインウエアを用意するようにしましょう。体が冷えた状態でトレイルランニングを行なうと、パフォーマンスが低下するだけでなく、けがなどのリスクが高まります。

    レインウエアを選ぶ際は防水性と防寒性だけでなく、使わないときに邪魔にならないよう、コンパクトにまとめられるタイプがおすすめです。

    バックパック

    ザックと呼ばれることもあるバックパックも、トレイルランニングには欠かせない装備です。トレイルランニングは走ることがメインなので、構造が異なる登山用のバックパックは向いていません。

    バックパックを選ぶ際は、走行中も体にフィットし、上下の揺れに強いタイプや、立ち止まらずに給水ができる前ポケットが多いタイプがおすすめです。

    さらに、中身が動かないようにバンジーコードやストラップなどで締められる機能も重要といえます。ウエストベルトにもポケットが付いているタイプは、補給食やサプリメントなどを入れられるので便利です。

    レース用であれば5l(リットル)前後、趣味や練習に使うのであれば10~15lの容量がおすすめです。15lはレースに用いるには大き過ぎるでしょう。

    食料などの携行品

    トレイルランニングには、食料も必須です。空腹状態が長引くと、スタミナ切れで体が動かない『シャリバテ』といわれる状態になってしまいます。こまめな水分補給だけでなく、おにぎりやスポーツ用ゼリーなど、簡単に食べられる行動食を摂取しましょう。

    ランニング1時間あたり1個を目安に、栄養をすぐに摂取できるエネルギー系サプリやアミノ酸系サプリを摂取するのもおすすめです。

    さらに、足場が不安定な場所を走るトレイルランニングでは、突然のけがに備えるためにテーピングテープも持っておきましょう。天候の急激な悪化や、日が落ちてしまった場合の視界確保のために、ヘッドライトも携帯しておくと安心です。

    トレイルランニングのマナー

    (出典) unsplash.com

    トレイルランニングは大自然の中で行いますが、公道でのランニングと同じようにマナーを守る必要があります。気持ちよくトレイルランニングをするために、基本的なマナーを紹介します。

    他者への配慮を忘れない

    トレイルランニングでは、他のランナーや登山者への配慮が必要です。集団で横に広がった状態のままランニングをするのは、狭い林道や登山道では迷惑になるので避けましょう。

    自分よりも前にいるランナーを追い越す場合は、声をかけて安全な場所で追い越すことが大切です。後方から自分よりも速いランナーが来た場合も、安全な場所で立ち止まって道を譲りましょう。歩いている登山者とすれ違う場合も同様です。

    トレイルランニングでは、登りよりも下りの方が転倒や落石のリスクが高いので、基本的には登る側が優先されます。しかしこのマナーに囚われすぎず、路面や相手の状況に応じて、すれ違っても安全かどうかを臨機応変に判断しましょう。

    山の環境を壊さない

    トレイルランニングでは自然環境を守るために、トレッキングルートから外れた場所を走るのは禁止されています。植物を踏みつけることで山道が荒れ、路面が硬くなってしまう原因となります。

    山道が荒れて路面が硬くなると植物が生えにくくなり、雨水が流れ込んで深い溝を形成し、やがてコースそのものに影響が出てしまいます。

    また当然ながら、ゴミは自分で持ち帰りましょう。自然環境の保護のため、バックパックにはゴミ袋を携帯しておくのがマナーです。

    まとめ

    大自然の中を走るトレイルランニングは、普段感じることができない爽快感を味わえるのが魅力です。脳への刺激や、リラックス効果も期待できます。

    しかし魅力的な反面、安全面への配慮やマナーの徹底が必要です。装備を万全に整えた上で、安全にトレイルランニングを満喫しましょう。

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