ハンモック泊をされる方なら、一度はこう思ったことがあると思います。「荷物を置く場所がない……」
そんな悩みを一瞬で解決してしまう、便利なアイテムを購入しましたので、ご紹介させていただきます。
ハンモックに興味がある方全員におすすめのアイテムです!
ハンモック泊最大の弱点「荷物の置き場問題」
ハンモック泊をする際の最大の弱点は、荷物を置く場所がないということです。
地面に置けば大丈夫だと思われる方もいると思いますが、個人的にはおすすめしません。
なぜなら、水に濡れたり虫や汚れがついてしまったりするからです。
グランドシートを敷いていたとしても、虫の侵入は防げません。
雨の強い日は、グランドシートの上まで雨水が流れてくる可能性もあります。
ハンモックのロープに吊り下げる方法もありますが、かなり大きなタープを使用しなければ、雨を完全に防ぐことはできません。
このような悩みを解決するためのアイテムが、DDハンモック社から販売されている「ギアスリング」なのです。
ギアスリングってどんなアイテム?
ギアスリングを一言で説明すると、「ハンモックの下に張る、荷物用のハンモック」です。
ハンモックの下に取り付けるので、ハンモック内のスペースを圧迫することなく、荷物を地面から浮かせた状態で保管できます。
実はこのギアスリング、荷物を入れるだけのアイテムであはりません。
ギアスリングとハンモックを組み合わせて使うと、いつものハンモックを1段上のリラックスアイテムへとアップグレードが可能。
ギアスリングをリラックスアイテムへとアップグレードする方法は、記事の後半でご紹介いたします。
荷物へのアクセスが簡単に
ギアスリングを使用するメリットは、荷物の置き場を増やしたり、水や虫から荷物を守ったりするだけではありません。
ギアスリングに乗せた荷物は、ハンモックの底面のすぐ下に収納されます。
そのため、ハンモックに寝転んだまま、荷物にアクセスすることができるのです。
ここだけを読むと、僕がなまけものだと思われるかもしれませんが、ハンモックの上では体制を変えるだけでも一苦労です。
荷物を取り出すために体制を変えなくて良い、というだけでもギアスリングを使用する強いメリットになるのです。
ギアスリングの使い方
ギアスリングの使い方はとてもシンプル。
1.ギアスリングを袋から引き出す
ギアスリング本体と、収納袋は縫い付けられています。
収納袋をすぐに紛失してしまう僕としては、これだけのことでとても安心です。
ギアスリング使用中は、収納袋に鍵やスマホなどの小物を入れてもいいですね。
2.ギアスリングをハンモックに取り付ける
ギアスリングの両端には、ロープが取り付けられています。
このロープを、ハンモックの左右にしばるだけで完成。
左右どちらかにかたよってしまっても、使用には問題ありません。
3.取り付けを簡単にする方法
毎回ロープで縛るのが面倒だと感じる方は、ロープワークとカラビナを使った方法がおすすめです。
おすすめの取り付け方法は、ギアスリングのロープに、ふた結びというロープワークで輪っかを作る方法。
ロープに作った輪っかにカラビナを掛け、ハンモックにギアスリングを取り付けられます。
ふた結びは、輪っかの大きさを変えられるロープワークのひとつです。
この結び方であれば、シチュエーションに合わせ、ギアスリングの位置調整が可能になります。
ギアスリングの少し変わった使い方
僕のおすすめのギアスリングの使い方は、足を乗せるオットマンとして使用する方法です。
ハンモックに横になるのとは異なり、ソファに深く座り込むような感覚でくつろぐことができます。
この方法なら、仰向けでは難しい、スマホの操作や読書もリラックスして行なえます。
DDハンモック社のギアスリングは、160gという軽さですが、25kgまでの重みに耐えられます。
25kgを超える負荷をかけてしまうと、ギアスリングが破損する可能性があるのでお気をつけください。
ハンモックを使用するすべての方におすすめ
今回は、DDハンモック社のギアスリングをご紹介させていただきました。
160gという軽さで、ハンモック泊をここまで快適にできる製品はなかなかありません。
ハンモックを使用するすべての方におすすめできる、DDハンモック社のギアスリング。
この機会にギアスリングの導入を検討してみてはいかがでしょうか?