とっても寒い冬こそオススメしたい「サステナブル」な最旬ダウンジャケット! | アウトドアウェア 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2021.01.19

    とっても寒い冬こそオススメしたい「サステナブル」な最旬ダウンジャケット!

    私が書きました!
    アウトドア女子
    ヒミカ
    石垣島出身。フェールラーベン公式アンバサダー。2017年4月からYouTube「ヒミカチャンネル」をスタート。以来活動範囲はYoutube、インスタグラム、ライター、モデルなど多岐にわたる。キャンプ、登山、グラベルバイクなどを楽しみながら、2019年夏から山暮らしを開始。https://www.youtube.com/c/hobbyhimika

    寒い時期に大活躍するダウンジャケット。天然繊維だから安心なことや、軽くて暖かく、圧倒的に着心地も良く、圧縮すればコンパクトにしまえて持ち運びも便利! 今回は、そんなダウンジャケットの暖かさの秘密やオススメのウエアを紹介します。

    ひとえにダウンと言っても性能に大きな違いがあった

    暖かさを知るならフィルパワーに注目!

    「ダウンはなぜ暖かいのか?」というと、それは簡単に言えば羽毛が空気の層を作り出すことにより、断熱効果が生まれ高い保温力になるからです。その空気の層をデッドエアー(動かない空気)と呼び、ダウンの品質が高くなるにつれてデッドエアーを保持できる量が増していくのです。すなわち暖かさが増していくということなのです。

    それではダウンの品質はどのように確認すればよいでしょう。それは商品説明などに記載されているFP(フィルパワー)の数値を見ればよいのです。その数値が高いほど反発力の高い高品質ダウンになります。

    どのくらいの数値を目安に見ればよいのかというと、一般的に500フィルパワー以下は低品質ダウン、600700フィルパワーが良質ダウン、700フィルパワー以上は高品質ダウンと言われています。つまり、同じ容積のジャケットで考えると品質が高まるにつれて軽くなっていくということになります。

    ダウンの種類と配合率も見ておこう!

    ダウンには2種類あることをご存じでしたか? コストが安いダック(アヒル)と高品質とされるグース(ガチョウ)です。一般的にフィルパワーが高くなるほど、ダックよりも体長が大きく上質なグースが使われている可能性が高いのですが、購入時はあらかじめ確認しておくと品質面でも安心できますね。

    そして配合率もできれば確認しておきたい部分です。ダウンジャケットが膨らむためには高反発である羽根つきのフェザーが配合されている必要があります。羽根のないダウンだけだと充分に膨らまずに最大限のフィルパワーが得られないからです。「ダウン90:フェザー10」が理想の配合と言われています!

    オススメしたいフェールラーベンのダウンジャケットの特徴は?

    最旬オススメするダウンジャケットは、大好きなアウトドアブランドのフェールラーベンが2020年冬春のニューアイテムとして発売した「Expedition Pack Down Hoodie W」です! こちらは女性ものですが、男性ものもあります。

    愛用してから数か月経ちましたが、軽くてあったかいから普段使いからキャンプなどのアウトドア・アクティビティで大活躍しています!性能を見てみるとフィルパワーは600FP以上で高品質とされるグースのみを使用。そして配合率は理想とされるダウン90:フェザー10になっています。

    フェールラーベンは自然を第一に考えたサステナブルブランド

    ポストコロナにおいてサステナビリティ(地球環境の維持や継続)が新しい価値観として注目されていますが、フェールラーベンは2000年以降、いち早くサスティナビリティの取り組みを推進したブランドです。

    オススメするダウンジャケットの生地も100%リサイクルナイロン製で、地球上では分解するのに長時間かかり、かつ生体に対しての残留特性の高い物質であるPFCS/過フッ素化合物を使用しないで撥水性、通気性の高い素材を用いています。

    フロントジップの内側に前立てがあります。

    ジャケットは内ポケットに収納して持ち運びできます。

    アウトドアに特化したこだわりも随所にちりばめられいます。たとえば、フードは前面に黄色のドローコードと革のタブ、そして背面には伸縮性のあるドローコードで調整可能になっていたり、前立てが内側にあるフロントジップ、両サイドにはジップ式ハンドポケットがあり、片側にはジャケットを収納できる内ポケットが付いています。

    天然繊維だけど自分でお手入れできちゃいます

    お気に入りのダウンジャケットは自分で洗うとダメにしちゃうんじゃないかって、ためらったりしていませんか?実は自分で洗濯や乾燥ができるのです!ダウン製品専用の洗剤も販売されていますが、相談できる専門スタッフのいるセルフランドリーでピカピカにするのがオススメですよ!

    私が体験したBaluko Laundry Placeの記事をご覧ください! 1記事目はこちら。2記事目はこちら

    ダウンの苦手なことって?

    羽毛には小羽枝(しょううし)と呼ばれる小さな枝毛があり、空気を保持する大切な役割をしています。ここに水分が含まれてしまうと枝がなくなり、空気を保持できなくなってしまいます。つまり、保温力が著しく低下してしまうのです。

    雨に濡れてしまったり、結露で濡れてしまわないように気を使ってあげて、もしも濡れてしまったら、すぐに乾かしてあげるようにしてください。

    また、生地のナイロンは鋭利なものに引っかけてしまったり、火の粉が飛び移ったりすると簡単に穴が開いてしまい、そこからダウンが次々と飛び出します。焚き火好きでも、ダウンジャケットのままうっかり焚き火をしないように気をつけてください。

    大切に扱えば、長い間寒い季節を共に過ごせる

    一般的に衣類の寿命は3~4年と言われていますが、ダウンジャケットも同じくらいだそうです。ところが知人のダウンジャケットは7年以上シーズン中は毎日のように着ていても、痛みも少なくキレイに着られているのだそうです。

    それはアウトドアブランドならではの過酷な条件下での使用が考慮されているのかもしれませんが、それにもまして持ち主が大切に着続けているからだろうと想像します。

    そして今回オススメする「フェールラーベン」がもっとも大切にしていることは「耐久性」であり、生地素材の耐久テストには非常に長い時間をかけて行っているそうです。それを手にしたユーザーが大切に扱うことにより、末永く愛着を持つ一着になるのではないでしょうか。

    Expedition Pack Down Hoodie Wの商品ページ

    それでは、次回もお楽しみに!

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