ソーラーパネル&バッテリーのパイオニアブランド、Goal Zero(ゴールゼロ)の折りたたみ式ソーラーパネルが、リニューアルして発売された。
太陽光さえあればどこでも充電でき、携行性にも優れた耐久性の高いパネルは、防災用品としても役立つ注目のキャンプギアと言えるだろう。
折りたたみ式ソーラーパネル「Nomad V2」の魅力とは
10W・20Wという手軽に使えるスペックのモデルが増強され、デザインがシンプルになっただけでなく、旧製品よりも変換効率の良い、高出力ソーラーパネルにバージョンアップされた。
キックスタンドによる角度調整にも対応しており、設置場所に合わせて、より効率良くソーラー充電が可能。パネルには、アウトドアで使うことを考慮して、耐性に優れた特殊表面加工が施されている。
充電しながらのハイクも可能な「Nomad 10 V2」
わずか500gと軽量な「Nomad 10 V2 Solar Panel(ノマド10ソーラーパネル)」は、2面折りたたみ式になっており、カラビナなどでバックパックに装着できる。充電しながらフィールドへ出かけることもできる、画期的なアイテムだ。
使用しない時にはコンパクトに持ち運びができるので、LEDライトを使っているキャンパーやULスタイルの人には重宝すること間違いなし。
最大出力7.5WのUSBポートがあるので、普段使っている機器のUSBケーブルがあれば、モバイルバッテリーやスマートフォンなど、様々なものへ充電が可能なのも嬉しいポイントだ。
充電未完了機器への自動再充電にも対応しているので、途中で日が陰ってしまったりしても安心といえるだろう。
AC対応のポータブルバッテリーにも充電できる「Nomad 20 V2」
ノマド10はB5サイズのパネルが2枚だったのに対し、「Nomad 20 V2 Solar Panel(ノマド20ソーラーパネル)」はA4サイズのパネルが3面折りたたまれるスタイル。
ソーラーパネルの面積が広くなる分出力も上がり、ゴールゼロの専用端子を活用することで、最大20Wの出力が可能となった。これにより、同社のSherpa 100AC(シェルパ100AC)のようなコンパクトサイズのポータブルバッテリーにも充電ができるので、アウトドアでも、より様々な機器への給電および使用ができるようになる。
USB Type-A出力は、最大10.5W/2.1Aにも対応。8mmポート出力で同社のシェルパ100ACを充電した場合、晴天時なら約7.5時間でフル充電可能だそうだ(容量26,300mAh/3.6V)。
スマートフォンの充電だけでなく、日が短くなるこれからの季節は、LEDライトやUSB電源で使用するブランケットなど、何かと電気があると便利な季節になってきた。
キャンプだけでなく釣りや登山などの電源の無い場所。災害時の防災用品として検討してみてはいかがだろうか。
製品情報
「Nomad 10 V2 Solar Panel」
使用サイズ:約368×241×19㎜
収納サイズ:約184×241×32㎜
重さ:約510g
ソーラーパネル;出力最大10W/開放電圧6~7V/単結晶シリコン型
出力:USB出力/最大7.5W(5V、最大1.5A)
「Nomad 20 V2 Solar Panel」
使用サイズ:約553×292×19㎜
収納サイズ:約190×292×32㎜
重さ:約1.03kg
ソーラーパネル;出力最大20W/開放電圧18~22V/単結晶シリコン型
出力:USB出力/最大10.5W(5V、最大2.1A)、8mmソーラーポート/最大20W(14~22V、最大1.3A)
ゴールゼロの日本公式ページ。
https://www.ask-corp.jp/products/goal-zero/