軽キャンで超快適な車中泊旅を楽しむならこれ!「ミニチュアクルーズプライム」 | キャンピングカー・車中泊 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

キャンピングカー・車中泊

2026.01.31

軽キャンで超快適な車中泊旅を楽しむならこれ!「ミニチュアクルーズプライム」

軽キャンで超快適な車中泊旅を楽しむならこれ!「ミニチュアクルーズプライム」
キャンピングカーの達人、伴 隆之が注目モデルをレビュー! 今回はあらゆる装備が充実した最上級仕様の軽キャンだ。
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キャンピングカーの達人、伴 隆之の注目モデルレビュー

最上級モデルの「SV」が「プライム」へとフルモデルチェンジ

OKA Motors「Miniature Cruise Prime」。全長×全幅×全高:3395×1475×1895mm。乗車定員:2〜4人(選択可能)、就寝定員:大人2人。

先日、軽キャンピングカーのロングセラーモデル「ミニチュアクルーズ」がモデルチェンジしたことを紹介しましたが、今回はミニチュアクルーズネオと同時にフルモデルチェンジした「ミニチュアクルーズPrime(プライム)」を紹介しようと思います。

もともとはシリーズの最上位モデルとして君臨していた「ミニチュアクルーズSV」ですが、今回のモデルチェンジに合わせてモデル名を「プライム」へと変更しています。

では、さっそく細かい部分を見ていきましょう。

SVのコンセプトを引き継ぎ、さらに装備や使い勝手がパワーアップ

写真の対面リビングのほかにもL字タイプのリビングにも展開が可能。
助手席は前方へのリクライニングで固定ができるため、リビング展開時には助手席の背もたれ背面にマットを置いてくつろぐことも可能。
助手席の前方リクライニング用のレバーを新設。これもPrimeの標準装備。

2017年に登場したミニチュアクルーズSVは家具類やベッドマットをホワイト系にまとめつつ、225Wソーラーパネルや85Ah鉛サブバッテリー×2個、1500Wインバーターなどを搭載した電装系強化モデル。軽自動車にそこまで電装システムを積んでいるモデルはまだ少なく、おまけに電子レンジまでも標準装備しており、さながら普通車のキャンピングカーのような本格装備に驚いた記憶があります。

そんなSVがプライムへとモデルチェンジして、まず驚いたのは標準装備されるサブバッテリー。軽キャンでは最大級となる300Ahのリチウムイオンタイプを装備し、車載用DC12Vクーラーをはじめ、電子レンジなどの稼働に利用。バッテリーの充電は走行充電システムに加えて、ソーラーパネル、外部電源の3系統に対応。ソーラーパネルはシャープ製225Wを採用し、オリジナルカウルにより装着後の見た目もスマート。インバーターは定格出力1500Wで電気ケトルなど消費電力の高い家電製品の利用も可能にしています。

300Ahリチウムイオンサブバッテリーや電装システムは左側の荷室とキャビネット内に搭載。右側ベッド下は収納スペース。
左キャビネット上部は収納棚と車載DC12Vクーラーを装備。
キャビネット右側上部はスライドドア上部にまで伸びる収納棚に加え、集中スイッチなども配置。
標準装備の電子レンジに加え、引き出し収納もキャビネット内に収まる。

断熱加工やレイアウトについてはネオと共通で、家具にはSVの流れを汲みつつホワイトに加えダークブラウンを差し色にし、明るさと高級さを演出。また、ネオとは異なり、右キャビネット内に電子レンジをビルドインするほか、引き出したイプの鍵付き小物入れも装備。

また、ベッドについてもネオのほうがコンフォートマットを採用するのに対して、プライムはプレミアムマットを装備。硬質チップウレタンと軟質ウレタンの絶妙なバランスにより、快眠を約束。ベッド表皮のほうも特注の撥水コーティングが施されており、触り心地の良さと手入れのしやすさを両立しています。今回の取材に合わせ、実際にこのプライムで1泊してみましたが、マットの寝心地は太鼓判を押せるものでした。

ベッドマットは6枚の構成。展開時のサイズは長さ1820×幅(最大)1240mmでリクライニング機構も搭載。
キャビネットを橋渡して使うフレキシブル2WAYテーブルはオプション。
後部ベッド下にはスライドアウト式収納庫をオプションで用意。ここにフレキシブル2WAYテーブルやマルチウェイテーブルを収納することが可能。
車内のエンタメ性がアップするTVモニターもオプションで用意。右キャビネット上部の収納棚や写真のようにバックドア手前上部に引っかけて任意の位置にセットできる。

プライムとネオは使い方に合わせ乗車人数の変更が可能

今回、プライムとネオのモデルチェンジで見逃せないポイントが乗車人数の変更。通常は4人乗車が標準ですが、旅や日ごろの使い方に合わせ後部座席を取り除くことで2人乗車、3人乗車にすることも可能となっています。後部座席を取り外したスペースはマルチアンダーBOXが設置できるようになっており、ここにオプションのポータブル電源やポータブル冷蔵庫を搭載することも可能。こうした拡張性の高さもミニチュアクルーズならでは。

取材車は乗車定員3人仕様。セカンドシートの片側をなくし、マルチアンダーBOX(3万3000円)を設置。
マルチアンダーBOXには写真のようにポータブル冷蔵庫やポータブル電源の設置が可能。配線などもしやすい。

取材車両はエブリイがベースでしたが、ネオ同様にアトレーをベースにすることももちろん可能。

軽自動車でも上質な空間、充実した電装システムなどを求めている人に最適な1台。最上級モデルにふさわしいこだわりが細部に詰まっており、泊まってみてその進化を実感することができました。気になる価格はエブリイベースで479万7100円〜、アトレーベースは515万9000円〜。

問)岡モータース

伴 隆之さん

編集者・ライター

大学卒業後、自動車専門誌の編集者として勤務し、その後独立。1999年から2年ほどカリフォルニアに住んでいたこともあり、アウトドアと旅が趣味。ニュージーランドでのキャンピングカー旅が特に好きで南北計4回ほど走破。現在は旅やキャンピングカーを中心にアウトドアやオートバイなどの誌面や動画を製作。愛車は1967年式イノチェンティ・ランブレッタと日産エルグランドをベースに自身で製作した車中泊カー。他誌にて全国のRVパークを巡り、その魅力を紹介中。

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