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ファイテンの独自技術を採用したスニーカー

革靴やケミカルシューズなど、あらゆる種類の靴を企画、製造している「S&W」が、「phiten」とコラボして、2024年12月に登場したのが、「S&W ✕phiten」です。ライフスタイル全般やウォーキング、ランニングやトレイル向けなど、好みに合わせて選ぶことができるラインアップです。これらのシューズのインソールに、phitenの技術である「メタックス」が採用されています。メタックスとは、phiten独自の水溶化メタル技術によって、各種金属をナノレベルで水中に分散させた素材で、身に着けることで体をリラックス状態に導きます。ネックレスやウェアはイメージできたのですが、スニーカーに採用するとは、意外な気がしました。
「人間の体は、上半身が約60%、下半身が約40%となっており、下半身の40%で全身を支えなくてはなりません。その下半身でも一番下で体全体を支える足は、毎日靴を履くので、日々の疲労を少しでも軽減でき、かつ、足のサポートができればと考えました。」(S&W 営業課 課長 髙松由佳利さん)
6対4という割合もそうですが、頭が重いことを考えると、足にはかなりの負担がかかっていることになりますね。足を起点としたリカバリー、リラックス効果も期待できるそう。より軽やかに、アウトドアが楽しめそうです。
「足は、第二の心臓といわれるほど、全身の血流を回すうえで大切な役割を担っています。立っている間は、全身の血液量の70%が下半身に集まっています。また、足裏には、全身の臓器や器官に対する『反射区』や『ツボ』が集中しているので、phitenシューズを履くことで、リラックス効果も期待できます。」(髙松さん)
足が疲れにくくなるだけでなく、全身が軽やかになりそうですね。
アウトドアだけでなく、日常から履いて軽やかさを体感

S&W ✕phitenのシューズは、日々、履くことで効果が得やすいといいます。キャンプなどに出かけるほか、デイリーにも着用しておくと、実感しやすいのかもしれません。ウォーキング、ライフスタイル、ランニングやトレイルと、モデルが分けられていますが、幅広いシーンでの着用をイメージしてデザインしているため、おしゃれアイテムとして選んでもらいたいとのこと。つまり、プロスペックというより、phitenの働きを体感するためのデイリーユースから、ランニングやトレイルなど目的別のシューズの場合は、初心者向けというイメージで選ぶのが正解のようです。

筆者が試し履きしたのが、トレイルです。なんと、フリーハンドで履くことができるタイプ。これは、キャンプのとき、テントから出入りするときなどにとても便利です。初めて履くときに、シューレースはフィットさせておきましょう。こちらは、ライトな山道を想定したトレイルシューズで、アッパーはメッシュ生地が採用され、通気性も確保されています。履いてみると、めちゃくちゃ軽くて、アウトソールのグリップも感じられました。リカバリーしてくれるなら、いつもよりちょっと長い距離を歩いてみようかなと思いました。また、3D設計のインソールが、歩行時の安定性を向上するだけでなく、着地時の衝撃を効率よく吸収し、足の疲労も軽減してくれます。

今後は、サンダルやキッズの展開も検討中とのことで、親子コーデを楽しむこともできそうです。次のアウトドアは、足元からリカバリーしながら出かけてみるのはいかがですか。
S&W ✕phiten
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