「WHAT WE WANT」のエクステンションテーブルを解説! 拡張性に優れてつくりも最高なのだ | テーブル 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2025.12.10

    「WHAT WE WANT」のエクステンションテーブルを解説! 拡張性に優れてつくりも最高なのだ

    「WHAT WE WANT」のエクステンションテーブルを解説! 拡張性に優れてつくりも最高なのだ
    木の温もりと拡張性を兼ね備えたおしゃれなローテーブル、「WHAT WE WANTのエクステンションテーブル」。ソロからファミリー、そしてグループキャンプまで、シーンに合わせて形を変える万能テーブルです。今回は実際のフィールドで、その使い勝手と魅力を検証しました。
    Text

    WHAT WE WANTのエクステンションテーブル

    今回紹介するエクステンションテーブルは、北海道発のガレージブランド「WHAT WE WANT」のフラッグシップです。

    木の質感と拡張式のギミックを備え、ソロからファミリーまでキャンプシーンの変化に柔軟に対応します。IGT(スノーピーク独自の規格)互換の天板カスタムで楽しさが広がる一品で、その多彩な使い方をレビューしていきます。

    様々なシーンで活躍する万能テーブル

    WHAT WE WANTのエクステンションテーブルの魅力は何といっても、様々なシーンで活躍すること。その使い分け方をまずは紹介します。

    ソロキャンプではミニマムに

    天板を縮小した状態。ソロキャンプにちょうどよいサイズ感で、必要十分な作業スペースを確保できる。※筆者私物
    天板を縮小した状態。ソロキャンプにちょうどよいサイズ感で、必要十分な作業スペースを確保できる。

    コンパクトモードでは、ソロキャンプ用のメインテーブルとしてちょうどいいサイズ感となります。

    低めの設計でロースタイルにもぴったりなローテーブル仕様になっており、ランタンやマグ、調理器具を置いてもスペースに余裕があります。作業や食事を広々と快適に楽しめ、木のぬくもりが感じられるおしゃれな雰囲気も魅力です。

    ファミリーキャンプではメインテーブルに変身

    WHAT WE WANTのエクステンションテーブルにスノーピークのフラットバーナーを組み込み、調理台として使用している様子。
    拡張した天板中央にフラットバーナーを組み込み、調理台としても活躍する。

    天板を広げると3ユニット分のスペースが確保でき、スノーピークの「フラットバーナー」や1.5ユニット、0.5ユニットのオプションテーブルをフレームにはめ込むことで、調理台兼メインテーブルとして使える構造になっています。調理と食事の動線がひとつにまとまるので、料理をしながら家族との会話も弾みます。

    子どもが食器を並べる姿や、焚き火越しに料理をシェアする光景はまるでリビングの延長のようです。「一台で食卓にもキッチンにもなる」というのは、ファミリーキャンプにおける大きな強みです。

    グループキャンプでも活躍

    WHAT WE WANTのエクステンションテーブルを3Unitすべて天板で構成した状態。
    3Unitすべてを天板にした構成。6人程度でもゆとりを持って囲める広さを確保。

    友人たちとのグループキャンプでは、テーブルを拡張して3ユニットすべてにオプションテーブルをセット。6人でもゆったりと囲める広さとなり、食事だけでなくカードゲームをしながらの談笑にも十分なスペースが生まれます。

    人数が増えてもテーブルが窮屈にならず、各自が手元でドリンクやつまみを置けるほどの余裕があるのがありがたいです。木製フレームの落ち着いた雰囲気が、サイト全体を上品にまとめてくれます。

    自由にカスタムできる天板。スタイルに合わせて変化

    そして、このテーブルの醍醐味のひとつが、天板のカスタマイズ性です。

    天板は複数のブランドから発売されており、IGT規格のものであればはめ込むことができます。「エクステンションテーブル」専用のオプションを使用する事で天板面がきれいに揃い、段差なくフラットに仕上がります。

    なお、他社製品を組み合わせる場合は、天板の厚みが異なるため段差が生じることがある点に注意が必要です。

    木材にはウォールナットやオークがメインで使用されており、どちらも木目の美しさと耐久性を兼ね備えています。時折イベント限定で希少な木材を使った限定モデルが販売されることもあり、限定の樹種の場合は激しい争奪戦が繰り広げられます。使い込むほどに色艶が深まり、木の表情が変化していくのもこの製品の楽しみのひとつです。

    気分や状況に合わせて天板を差し替えれば、飽きが来ず使用を続けられます。

    天板以外のカスタマイズ

    エクステンションテーブルの脚まわりと、下部の棚板のディテールを写した写真。
    天板下に棚を設置。道具の一時置き場として重宝するスペースが確保されている。
    エクステンションテーブルのサイドバーにフックを掛け、小物を吊り下げている様子。
    天板フレームにサイドバーを装着し、フックで小物を吊り下げた状態。手元の整理に役立つカスタムだ。

    エクステンションテーブルの脚に板を通して小物を置く棚を作ることが可能です。加えて天板の側面にホルダーをかぶせて設置するサイドバーも同ブランドから販売されており、小物をぶら下げておくことが可能です。

    テーブル上を整理したいときには有効なカスタマイズです。

    設営・撤収は簡単

    エクステンションテーブルを専用ケースに入れて撤収している様子。
    専用ケースに収納したエクステンションテーブル。

    設営・撤収は、天板を閉じて脚を開閉するだけのため、1分もかかりません。同ブランドから発売されている専用ケースに入れれば、傷を防ぎながら安全に持ち運ぶことができます。

    重量があるため、肩掛けできるようになっているのは嬉しいポイントです。「設営も撤収もストレスフリー」まさに使う過程そのものが心地いいギアです。

    長く付き合える「一生もの」のテーブル

    ソロからファミリー、そしてグループまで。「WHAT WE WANTのエクステンションテーブル」は、シーンに合わせて形を変え、どのキャンプにも自然に溶け込む万能ギアです。

    天然木の質感、拡張構造、軽快な組み立て。そのどれもが、長く使うほどに愛着を深めてくれます。おしゃれで温かみのあるデザインは、リビングのローテーブルとしても使いたくなるほどです。

    木が育つように、使い手のスタイルに寄り添い続けられます。キャンプスタイルが変わっても、手放す理由が見つからない「一生もの」のテーブルです。

    WHAT WE WANT エクステンションテーブル
    使用時サイズ:
      - 天板拡張時:W1720×D43.6×H38.2cm
      - 天板縮小時:W92.1×D43.6×H38.2cm
    収納時サイズ:W92.1×D43.6×H8.1cm
    素材:本体/ウォールナット・ナラ
    仕上げ:オイル仕上げ
    重量:ウォールナット約9kg ナラ約10kg
    製造国:日本
    販売元:WHAT WE WANT
    価格:88,000円

    ユウキャンさん

    北海道在中。登山歴10年、キャンプ歴8年の経験を生かしてアウトドアライターとして活動しています。
    登山は北海道の百名山を中心に、キャンプは年間20泊程度しています。夢は知床岬までトレッキングで行くこと!

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