
第1弾として登場するのは、「ePEメンブレン」へと移行した最新のGORE-TEX PROを採用した「BETA AR JACKET(ベータ AR ジャケット)」。従来のベータジャケットの機能性に加えて素材を筆頭にアップデート。
PFASを使わない、新しいアウトドア素材
アークテリクスが2025年秋冬コレクションに採用している「ePEメンブレン」とは、環境に配慮した次世代素材。PFASフリーで、軽さと耐久性を兼ね備えているのが大きなポイントだ。
ちなみに、PFASとは、これまで撥水加工などに広く使われてきたフッ素化合物のこと。水や油をはじく力に優れている一方で、自然界で分解されにくく“永遠の化学物質”とも呼ばれ、環境や人への影響が問題になってきた。
つまりPFASフリーとは、そうした物質に頼らずに撥水性と耐久性を実現するという、近年加速するアウトドアプロダクトの新しいアプローチだ。

環境に配慮されたPFASフリーの「ePEメンブレン」を採用したGORE-TEX PROは、アイスクライミングや雪山登山など、極限のフィールドで本領を発揮。プロやアスリートはもちろん、本気でアウトドアを楽しむ人にとっても強い味方になる素材だ。
第一弾を飾る「BETA AR JACKET」
今回の第1弾として登場するのが、最新のGORE-TEX PROを採用した「BETA AR JACKET(ベータ AR ジャケット)」。
ヘルメット対応のドロップフードを備え、雪山やアイスクライミングでも安心して使える設計だ。さらに、Reccoリフレクター(反射板)が薄型化されてフードのツバ部分に内蔵されているので、おしゃれさとで安全性を両立している。
裾部分には同素材のとも布をあてがい、補修性と耐久性を高めるなど、細部への工夫も光る。
ポケットも充実しており、ハンドポケットに加えて内側にはラミネートポケットを配置。過酷なフィールドでの使用を想定しつつ、快適性と実用性を追求した一着に仕上がっている。

表生地にはPFASフリーのePEメンブレンを使ったGORE-TEX PROを採用。肩や上腕部には100デニール、ボディには80デニールの生地を組み合わせ、撥水には環境に配慮したFC0 DWR加工を施している。また、裏地にはMicro Grid Backerを採用し、軽さと耐久性をバランスよく両立させている点も見逃せない。
Men’s

価格:110,000円(税込)
サイズ:XS、S、M、L、XL
カラー:Lodestar、Solotude/Void、Black Sapphire、Black、Olive Moss/Euphoria
重さ:456g(Mサイズ)
WEBページ
Women’s

価格:110,000円(税込)
サイズ:XS、S、M、L
カラー:Arctic Silk/Solitude、Tatsu/Olive Moss、Nightscape/Glacial、Black Sapphire、Black
重さ: 395g(Mサイズ)
WEBページ
アウトドアの未来を切り拓く一着
環境への配慮と高いパフォーマンスを両立した「BETA AR JACKET」は、アークテリクスがこれからのアウトドアシーンに示す新たな答えともいえる存在だ。
過酷なフィールドでの信頼性はもちろん、次世代素材による持続可能なモノづくりの姿勢もまた、この一着に込められている。