「ボートを自分で操縦して、大海原を滑るように走りたい」
そんな憧れを持っている人も多いのではないでしょうか。でも、ボートの操縦には、まず免許を取得しなきゃだめ。さらに、その上でボートを入手して…と考えると次第にハードルが高くなるもの。
やはりボートで遊ぶことは、普通の社会人にとっては高嶺の花なのだろうか……。
実際に免許を取得した人に聞くと、車よりずっと気軽に短期間で取れるとのこと。しかも、まとまった時間が取れない人にはスマホやPCで学科講習を受けられるコースもあるという。
そこで、以前からボート免許の取得に憧れていたBE-PAL編集部のサワキが、2級小型船舶操縦免許の取得にチャレンジすることに!
2級小型船舶操縦士の免許は「スマ免」で、手軽にオンラインで学習
レジャーに最適なボートの免許には1級、2級、2級湖川小出力、特殊小型の4種がある。サワキが挑戦したのは2級小型船舶操縦士の免許。操船出来るボートの大きさは総トン数20トン未満、プレジャーボートの場合は長さ24m未満となる。これは、相当ゴージャスなクルーザーも含まれるわけで、もちろん遊びに使うには十分な免許だ。
取得するには学科講習、実技講習が1日ずつ。さらに学科と実技の国家試験が1日、都合3日間が必要になる。日程は講習場所によってまちまちだが、講習や試験日が平日になることもあり、多忙な社会人にとっては日程や受講できる場所を吟味する必要がある。
そこでサワキが選んだのが、ヤマハボート免許教室で実施している「スマ免」というオンライン教室だ。
「スマ免」は、2級小型船舶操縦士免許の学科講習を、タブレットやPC、スマホで、オンライン受講・学習できるコースだ。自宅や外出先でも、タブレットやパソコンを使って、学科をこまめに学習できるのだ。
船舶操縦に必要なルールや、ボートの扱い方、基礎知識の他、練習問題や国家試験のシミュレーションも含まれており、受講時間は約4時間分を想定している。これらを好きな場所、好きな時間に受講できるのが大きなポイントだ。
モニター画面上で見る講義は不安? いやいや、これが実に快適。複雑な講義もわかりやすく解説されているし、自分のペースで何度も確認が出来るのは非常に快適だった。
サワキも通勤や仕事の合間など、時間が空いたときに活用した。
「まずは講習で勉強して、一通り覚えたら練習問題で確認。こうやって繰り返しできるのは、忙しいサラリーマンにとって、実に頼りになります!」
学科を一通り受講したら、次は実技講習を受けることになる。必要な時間は1日。
講習はボートを係留するためのロープワークや、操船前のエンジン部や燃料供給部の確認方法、風向きの確認など。やはりボートの世界は自然相手なだけに、幅広く奥が深い。
そして人気のプレジャーボートを使って、エンジンをかけ、アクセル、舵の操作や、離岸・着岸など基本操作からスタート。これらは学科でも学ぶため、「スマ免」の講義が役に立つ。
一定間隔に並んだブイを左右によけながら抜けていくスラローム、落水者に見立てたブイの発見と救助など、海上を安全で快適な航行ができるようになるための講習をたっぷり学ぶ。
ボートにはクルマやバイクなど地上の乗り物と異なり、「ブレーキ」という概念がない。目標の場所に船を止めたければ、惰性と前進と後進しかないギアを使い分けて操縦する必要があるが、ヤマハのボート教室は、その概念もわかりやすくじっくりと教えてくれる。
講習は朝から夕方まで。限られた時間に習得しなければならないことは少なくはないが、憧れのボートの操縦を体験できるのだから楽しくてアッという間に時間が過ぎていく。1日の実地講習が済むと、すっかり“海の男”気分になっていました。
スマ免レギュラーコースのStep
インターネットで申し込み
↓
オンラインで学科講習
申し込み完了すると即スマ免も利用可能。有効期限は3か月
↓
実技講習
1日
↓
国家試験
(身体・学科。実技)1日
↓
結果発表!
国家試験を受験後、数日で結果は発表されます。発表はネット上で確認できるので、これも通勤中でもスマホなどで確認できるお手軽さ。
肝心のサワキも、見事「合格!」と相成りました。
しかし、サワキの野望はまだ終わらない!
ヤマハ 「スマ免レギュラーコース」 8万8900円
ライフハックマガジン『DIME』10月号(8/16発売)では、猪苗代湖クルージングをレポート。
サワキによるアウトドアワンポイントアドバイスも。詳しくはコチラをチェック。